安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

リンダ・スコット「STARLIGHT, STARBRIGHT」とTBSテレビ番組「マツコの知らない世界」の話題など

2020-07-19 19:56:13 | ヴォーカル(L~R)

TBSテレビ「マツコの知らない世界」(長野県内では信越放送が放映)は人気があるようで、長く続いています。その番組の中で、オープニングや場面転換などの際に、リンダ・スコットが歌う「I've Told Every Little Star」(星に語れば)が流れています。僕はテレビはほとんど見ないので、つい最近この番組を観て驚きました。たまにはオールディーズを。 

LINDA SCOTT (リンダ・スコット)
STARLIGHT, STARBRIGHT (CANADIAN-AMERICAN 1961年録音)

   

リンダ・スコット(vo, 1945年生)は、オールディーズ(初期のロックン・ロール)時代に活躍した歌手で、現在でも人気があるようです。タンタラと明るく歌い、その可愛いらしい容姿もあいまって、1960年代初めのアメリカを象徴しているかのよです。

これは、リンダ・スコットの初アルバムで、星に関係のある歌を収録してあります。編曲指揮は、HUTCH DAVIEで、ストリングスが入った大型バンドの伴奏です。1961年、62年とヒットを飛ばしていますが、64年にビルボード100位に入ったのが最後で、70年代初めに引退しました。

レコードの収録曲は次のとおり。

1  Starlight, Starbright
2  Stars Fell On Alabama (アラバマに星落ちて)
3  You Are My Lucky Star
4  Stardust (スターダスト)
5  Little Star
6  I've Told Every Little Star (星に語れば)
7  Count Every Star (星を数えて)
8  Blue Star (ブルー・スター)
9  Catch A Falling Star
10  When You Wish Upon A Star (星に願いを)
11 A Thousand Stars (星がいっぱい)
12 Land of Stars
マツコの知らない世界で流れている「I've Told Every Little Star」は、O.ハマースタイン作詞、ジェローム・カーン作曲の1932年のミュージカル「Musical In The Air」(342回公演)の中の曲です。リンダ・スコットが歌いビルボードチャートの第3位に入る大ヒット曲になりました。

このアルバムは、アメリカンポップスの佳き時代の傑作の一つだと思っています。リンダ・スコットの声は、伸びて、声量があり、楽しそうにリズムを刻むのもよいです。「I've Told Every Little Star」(星に語れば, 3位)、「When You Wish Upon A STar」(星に願いを)、「Starlight, Starbright」(44位)、「Little Star」や「Blue Star」、「Stardust」など、ウキウキ、ワクワク、たまにしんみりと、楽しめます。彼女は曲も書いていて、「Don't Bet Money Honey」(賭け事はおよし、9位)や「Yessiree」(60位)というヒットも飛ばしています。

【星に語れば youtubeへリンク 実際にお聴きいただけます】

星に語れば(youtube)

僕にしては珍しく音源へのリンクを貼ってみました。

【マツコの知らない世界(TBS系テレビ 火曜よる8時57分)

TBSのホームページ(マツコの知らない世界)へのリング
一部動画も見ることができます。
 
 
【MMC(松本ミュージッククラブ、ゆるい音楽鑑賞団体でアンの家で月に一回例会を開催)】
 
せっかくだからオールディーズをやったらと、アンの家のマスターから言われたので、今日(7月19日)の例会で、「オールディーズの楽しみ」と題して持っていったCDを30分程度皆さんに聴いてもらいました。チンクェッティはイタリアで、カンツォーネです。他はアメリカの歌手です。
 
(用意したレジュメ)
 
   
 
(かけた曲は次のとおり)
 
リンダ・スコット:I've Told Every Little Star(星に語れば)、Don't Bet Money Honey(賭け事はおよし)
ナンシー・シナトラ:Like I Do(レモンのキッス)、Tonight You Belong To Me(イチゴの片想い)
ジョニー・ソマーズ:Johnny Get Angry(ジョニー・ゲット・アングリー)、One Boy(ワン・ボーイ)
ボビー・ダーリン:Dream Lover(ドリーム・ラヴァー)、Mack The Knife(匕首マック)
ジリオラ・チンクエッティ:La Pioggia(雨)、Non Ho L'eta(夢みる想い)
 
(使用したCD)
 
   
 
   

手軽なので、CDを持参してかけました。
 
(持参したシングル盤(7インチのレコード)
 
関連のあるものを中心に、日本で発売されたシングル盤(7インチ(17cm)のレコード)も持っていって、ジャケットなどをご覧いただきました。
 
 
 
 
 
1962年から日本でもリンダ・スコットのものが発売されました。日本発売はソノシートで行われ、薄くてペラペラなプラスチックのような材質に音楽再生のための溝が刻まれているものです。最も右の写真は、表と裏を撮りました。
 
 
シルヴィ・ヴァルタンのシングル盤レコードも持っていきました。次の機会には、フランスのイエイエ(ロックンロール)を特集するつもりです。シルヴィー・ヴァルタン、フランス・ギャル、シャンタル・ゴヤ、マージョリー・ノエルあたり。また、米国のアネットやリトル・エヴァ、レスリー・ゴーア、ダイアン・リネイあたりもいつか取り上げようと思っています。   


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