パチンコ屋の倒産を応援するブログ さんより転載です。
【西日本4社に節電要請=5%程度、関電への融通拡大—政府】
政府は12日、関西電力管内での夏の電力不足に対応するため、中部、北陸、中国、四国の西日本4電力に対し5%程度の節電目標を設定し、余剰分で関電への融通を拡大するよう求める方向で検討に入った。関電管内では、10数~20%程度の節電を要請する方向だ。
政府の需給検証委員会(委員長・石田勝之内閣府副大臣)が同日、関電管内で今夏14.9%の電力不足が生じるとした報告書をまとめた。これを踏まえ、政府 は来週にも「エネルギー・環境会議」を開き、節電の具体的な数値目標や電力使用制限令など強制措置発動の是非について議論する。
(2012/5/13 時事通信)
菅直人の思いつき「要請」(民主党版の命令。ただし責任は民主党は負わない)
によって原発が次々と止まっていく流れができる。
(そもそも冷却を後回しにして福島第一を爆発させたのは菅直人)
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ようやく原発再稼働させないとやばいと気付いて慌てて再稼働をしようとする
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枝野は自分が責任を負いたくないので発言が毎日ブレる
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それでも本格的にやばい事を知って再稼働へ動く
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橋下が無茶な条件を付けて「これをできないと再稼働させない」
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関西電力「このままではどうやっても夏は大停電します」
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橋下&ブレーンの古賀と飯田「電力を安定供給できない関電に責任がある!」
どう考えても
「パフォーマンスはするけど責任を取る気はない」
っていう橋下一味と民主党政府にこそ重い罪があると思います。
関電は原発が動いていた昨年ですらやばかったのに
今年はそれが止まって本当に無理な状態で
「安定供給責任を果たせ!」って言われても無理です。
正直、これでも橋下をマンセーしている人達は
「予算を見直せば1割程度出てくる、20兆円くらいは出てくる」
この民主党の大嘘に引っかかった人達が多いんじゃないでしょうかね?
「関電が嘘をついて過小に数字を出している。本当はあと400万キロワットほど埋蔵電力がある」
という飯田哲也の妄言はこの埋蔵金理論と何が違うんですか?
そして飯田哲也も思いつきで言い出したことが
実際に停電を迎えそうでやばい事に気付いているようで・・・
飯田哲也 tetsu iida@ISEP ? @iidatetsunari
ようやく原発無しの夏に向けて政府の対策が出始めた。全域節電と広域融通がカギ。明後日も大阪府市エネルギー戦略会議で更なる議論(朝日5/13 http://p.tl/27v2 )政府、関電への融通強化を検討 制限令は回避で調整
自分で煽った責任をごまかそうと
「(関電以外も含めた)全域節電」と
「(関電に周りの電力会社皆で電力を融通する)広域融通」
がカギとか言い出してます。
そしてこいつらが出しているアイデアというのが
http://www.pref.osaka.jp/attach/15927/00097041/8_siryou4.pdf
たとえば、
・大口需要家の輪番節電の実施
・シエスタ休暇(13:00~16:00)の実施
・旅行会社とタイアップし、今夏の特別割引事業を企画し、需給ピーク時の
関西域からの脱出者創出
・節電チャレンジ宝くじ
(節電にチャレンジした家庭が実績に応じて申し込みを行い抽選により海外旅行等大型景品獲得。費用は協力企業)
などなど、あきれるようなアイデアです。
そして維新の会の大阪市議団幹事長は
井戸まさとし @idomasa
シ エスタ休暇ですが、労働基準法の休憩時間には上限がありません、午後1時から3時の2時間を休憩として午前9時から午後7時まででも割増賃金は発生しない はず。終業が遅くなる不利益改定なのでそれなりの手続きは必要でしょうが。府では時間単位の有給休暇で検査結果が出るまで散髪に行きました。
シエスタ休暇なんてものがほんとに成立すると思っている模様。
エアコンを切ってぐだぐだ、PCなどももちろん使用不可、
会社から帰るわけでもなし、お店やネカフェも節電休業している
という3時間の暇つぶしって何するつもりですか?
しかもその強制的ぐだぐだ3時間のうち2時間は「賃金無し」
誰がこんな事受け入れますかね?
そうした想像力が働かないのでは話になりません。
関西域からの脱出旅行なんて「関西地域の観光業」はどうするの?
とか思いますし、
節電宝くじとか言い出して費用は企業持ちとかも甘えすぎな気がします。
たとえば電炉で精錬とかやってる企業があったとして
電炉なんて一回止まったらアウトです。
暖めるまで8時間もかかるようなものだってあるんですから。
精密機器の製造だってクリーンルームがいったん止まったら
再稼働するまで2~3週間かかりますよ。
数ミクロン単位のものを削るとなればすべての設備の調整
(ちょっとした温度の違いで削れ方が変わるんですから)
これらを行うのは「安定した電力」があって初めて成り立ちます。
だからこそ電力というのは常にある程度のリスクを吸収できるようにするために
マージンを持って発電している必要があるんです。
それをスイッチオンですぐ動いたり止まったりできると
そう思ってる節がある人が多いです。
さて、孫正義が安くて安定したとか言って
褒めていたような気がするお隣韓国の電力事情はというと・・・。
【早くも電力難…夏のブラックアウト懸念=韓国】
2日、果川(クァチョン)知識経済部の電力産業課は慌しかった。初夏並みの暑さとなったこの日、午前から電力使用量が急激に増えたからだ。結局、韓国電力公社は大規模工場に節電を要請した。
この日、電力需要がピークとなった時間、予備電力は最小安定ライン(400万キロワット)に近い422万キロワットだった。緊急措置がなければ252万キ ロワットまで落ちたというのが知経部の計算だ。この日だけではない。9日と10日にも知経部は企業にピーク時間帯を避けて操業するよう要請した。真冬や真 夏の懸念が5月初めに生じているのだ。
電力需要が最近増えたのは、例年よりも高い気温のためだ。さらに供給の減少が重なり、状況が悪化した。昨年のこの時期、電力供給能力は6900万キロワッ トだったが、最近は6400万キロワット水準だ。知経部のチェ・ヒョンギ電力産業課長は「今年新たに稼働する発電所はほとんどないうえ、冬にフル稼働して いた発電所が最近、集中的に整備に入った影響」と説明した。
故障や事故で停止した発電所も多い。古里(コリ)原子力1号機は停電事故隠蔽事件が明らかになった3月から稼働が中断している。伝熱管に問題が生じた蔚珍(ウルチン)4号機は昨年9月から運転が停止した状態だ。
政府は相変わらず‘一時しのぎ’で対処している。10日、知経部は電力難を減らすため、発電所9基の整備期間を当初予定された5-6月ではなく秋に遅らせ ると明らかにした。チョ・ソク知経部次官は「整備が遅れれば故障が生じる確率は高まるおそれがあるが、当分はそうするしかない状況」と述べた。
今回の危機を乗り越えても、本格的な暑さが始まる夏が問題だ。電力当局のある関係者は「いかなる規制もない場合、この夏の電力需要は最大7700万キロ ワットに達すると推算している」と話した。これは全国の発電所がフル稼働する場合の最大供給量(7940万キロワット)に近い。100万キロワットの原発 1基に問題が生じただけでも、直ちに「ブラックアウト(大停電)」危機となる。当分は節電しか解決策がない状況だ。
特に夏季の電力ピーク需要の21%を占める冷房用電気の使用を減らすことが重要だ。知経部はこの日、企業が休暇期間を8月中旬以降に分散させる場合、イン センティブを与えることを検討すると明らかにした。来週には主要サービス業種の代表と懇談会を開き、事務室の冷房温度を26度に維持するよう協調を求める 予定だ。チョ次官は「状況が厳しくなれば強制措置も検討する予定」と述べた。
(2012/5/11 中央日報)
地震や津波の被害に会ったわけでもないのに大ピンチです。