あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

広島知事>式典での首相「脱原発」発言に不快感

2011-08-09 23:57:19 | 日記
意図的に殺人をする核と、エネルギーとして活用する核とは同じ放射能を持つ物質であるが、
扱い方がまったく異なるのである。

例えて言えば、
ガソリンのように少しづつ燃やせば自動車エンジンの如く便利なものであるが、
一気に燃やせば=爆発であり、破壊するものになる。
爆発するような使い方は今後しないようにとする式典で、
ガソリンをなくそうと演説するようなものである。
本当に場違いな意見だが、
マスコミも指摘せず無関心で無能である。
これでは公共的な役目をしていない。
ま、だから消えて行く運命だけどね。

湯崎知事の指摘するように、脱原発を式典に持ち出すのは、場違いである。

堕ちた天使より
広島県の湯崎英彦知事は9日の定例会見で、菅直人首相が6日の広島平和記念式典で脱原発に言及したことについて、「式典は被爆者や核兵器のことを考える場。政治利用していると言われても反論が難しいのでは」と不快感を示した。菅首相は式典で「原発に依存しない社会を目指す」と表明していた。

湯崎知事は式典でのあいさつで原発に触れなかったが、「放射能被害の共通性はあるが、それを式典で言い、脱原発が注目されるのが良いことなのかと思い、言わなかった」と説明した。湯崎知事は福島第1原発事故後、「原発のあり方については国民的な議論が必要」として自らの考えを示さず、「エネルギー問題と原爆投下は並列して比較するものではない」との見解を述べている。【矢追健介】

毎日新聞
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本核武装論 田母神俊雄

2011-08-09 23:51:58 | 日記
風林火山より 転載
毎年、8月になると反日左翼が「核兵器廃止」を喧伝する。
しかしながら、おかしなことに、反日左翼団体は、
日本の「核兵器廃止」、「原発反対」、「自衛隊反対」を唱えるものの、
中国共産党が日本に照準を合わせて実践配備している無数の核ミサイルや、
北朝鮮の核ミサイルの撤廃を唱えることは絶対にしない。
理由は単純で、彼らは中国共産党、北朝鮮、そしてロシアの日本弱体化の工作活動を担っているからなのだ。

旧ソ連が崩壊し、機密文書「ヴェノナ・ファイル」が露呈した。

その機密文書における対日工作は、日本の左翼を支援(利用)して、日本の弱体化を図れと記述されているという。
40年程前に発見された、中国共産党の「日本解放第二期工作要綱」(日本侵略の指令書)によれば、
旧ソ連と同様に、日本の左翼を支援し、利用して日本の弱体化を図ると記述されている。
加えて、この「日本解放第二期工作要綱」には、正論を述べる保守陣営への対策は、
「右翼だ」と言って一笑に付するのが最も効果的であるとも述べられている。

まさに現況のネット時代、アサヒる反日左翼が、まっとな正論を「ネトウヨ」と切り捨てていることからも理解できるだろう。
そして無法者国家に囲まれた日本が、核武装もせず、堂々と正論を述べても、
北朝鮮にさえ鼻で笑って相手にされないのは、
機関銃で武装した多数の強盗に、丸腰の警察官が自首を勧めているようなものだ。
このままでは日本は、特亜にナメられ、ロシアにナメられ、尖閣、竹島、北方領土を失うのみならず、
3発目、4発目の核攻撃を受ける可能性も否めない状況だ。

以下略
田母神閣下 日本核保有論  未来ビジョン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茂木・・・完全に日本人敵に回す気か??さすが金の亡者魂売っちまったな

2011-08-09 19:03:49 | 日記
茂木健一郎氏は唯物論者だけでなく反日の偽日本人でした。

日々のステレス溜まりまくり より転載です。
茂木健一郎氏が、フジテレビ批判を人種差別問題にすりかえて英語で世界に発信していた事が発覚した。
海外に向けたこのような工作は、毎日新聞の英語版サイトWaiWaiの「変態記事事件」の再来とみる人たちも多く、話題になっている。

以前、既婚女性板の住人(鬼女)によるフジテレビ問題の「海外発信」を紹介した。
しかし残念ながら、茂木健一郎氏の「フジテレビ批判は人種差別」発言はその何十倍も大きく海外で報道されていた様子だ。
以下の海外ニュースサイト(soompi.com)では、
高岡蒼甫さんの退社問題に続き、茂木健一郎の発言が紹介されている。
紹介された茂木健一郎氏の発言の一覧。
・とても馬鹿臭い。韓流の何がいけない?
我々は国際化の時代を生きている。
・くだらない愛国心は日本を状況を悪化させている。
・ネチゼンたちは馬鹿げた発言を止めて、学ぶべきだ。
このままでは日本は後進国にまで落ち下がる。
・偽の愛国心で他国の文化を尊敬しない日本に未来はない。
・テレビ局の最終目的は高い視聴率を得ることだ。
当然、韓流の需要は大きいだろう。
元サイトでは「日本人の韓流叩き」として批判しているコメントが多かった様子です

そしてコメント数の多さから、今回の茂木さんの発言が海外での「フジテレビ問題」の主流になっていると、思って良いでしょう。
-------
意見
日本国内の問題なのにわざわざ海外に向けて英語で発信するあたり全くキムチの手法そのものですね
それにこのコメント
どう見ても海外のキムチのコメントでしょw
だいいち、この騒動は人種差別でもなんでもない
単なる日本国内のテレビ局への抗議行動でしかないのに
茂木という男はこれまた物事をひん曲げて海外へ発信した訳だな
まぁキムチから金貰って講演会とかやってる時点でもう終ってるんだけどねw

なんか偉そうに言ってるけど
じゃぁ韓国の反日教育はどう受け取るのかね??
摸擬さんよ??w
日本では教育レベルで他国を貶めるような事や
国レベルで他国を辱めるような事は一切しないぞ?
ましてや市民レベルでの行動は
韓国は最低レベルの事をしてるんだけど??
高々テレビ局への抗議だけでいきなり人種差別扱いですか
ほー
偉そうに言うならテメーのやってる脳科学とやらの
胡散臭さも暴露したらどうだ?www
所詮中世以前から有る騙し絵使った
お遊びを脳科学・・・( ゜,_・・゜)ブブブッ
馬鹿も程ほどにしとけよ

グローバル化と偉そうに言ってるけど
てめーの脳内のグローバルは
日本と韓国しかねーのかよwww
そんなに言いたきゃ日本人に向けて言ってみろよw

テメーの本なんぞ
売れなくなりゃいいんだwww

脳内クオリアが人種差別にツンツンされて
   aha!(^p^) aha!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まぁた始まったよ(;・∀・)・・・しかしタイミング遅いよなw

2011-08-09 19:02:42 | 日記
日々のストレス溜まりまくり より転載です。
なでしこジャパンの優勝は「在日韓国人の作品」「影の主役」=韓国
 サッカーの女子ワールドカップで優勝を遂げたなでしこジャパン。主力選手を多く抱えたINACの神戸のオーナーが在日韓国人だったことが知られ、韓国で話題を呼んでいる。同国の複数メディアが「なでしこジャパン優勝の影の主役」「なでしこジャパン優勝は在日韓国人の作品」などと相次いで報道した。
 「INAC神戸レオネッサ」のオーナーはアスコホールディングスの会長を務める在日2世の文弘宣(ムン・ホンソン)氏、不動産や情報通信、外食産業に加え、スポーツビジネスとして2001年に女子サッカークラブ、INAC神戸を創立した。
 INAC神戸は創立からわずか5年後の06年に、なでしこ1部リーグに昇格し、今やなでしこリーグの最強チームに成長した。
W杯ドイツ大会の得点王とMVPに輝いた日本代表主将の澤穂希選手を初め、日本代表の7選手が所属している。

 分会長は所属の選手がサッカーに専念できるよう、06年から選手の月給制を取り入れており、日本の女子サッカーリーグではINAC神戸が唯一となる。複数の韓国メディアがこれに注目し「創立11年目の新生チームの選手が国家代表に選ばれ、W杯で優勝の主役として活躍したことは同システムのおかげと言っても過言ではない」と伝えるメディアもある。
 報道によると、文会長は韓国の女子サッカーの発展にも高い関心を示しており、INACには韓国代表のチ・ソヨン選手やクォン・ウンソム選手も所属している。特に、チ・ソヨン選手は韓国代表のフォワードとして「女子メッシ」のあだ名を持つ期待の選手だ。
 韓国メディアは「なでしこジャパンの影の主役」「なでしこジャパンの優勝は在日韓国人の作品」などと題して、なでしこジャパンに7選手を送り出したINAC神戸のオーナーの分会長の経歴や抱負、INAC神戸創立後のあゆみなどを紹介している。(編集担当:金志秀)

あれ?
こないだは涙目で
「なでしことうちの国のチームが戦ったらうちのチームが勝つ!」
とか
「審判を買収したから勝てた」
とか
言っておられませんでした?

うらやましい、ウリもまぜまぜするニダ
って事ですねw
解かりますwww

まぁ世の万物の起源は全て韓国だもんなwww
もうそれで良いよ
オマエラの頭ん中だけではな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅青かイメルダか…はたまた

2011-08-09 19:01:53 | 日記
日刊ケボチより転載です。
【総理公邸】 菅伸子夫人「ここは居心地がいいのよ。出たくないわ」
本誌は7月15日号で、伸子夫人が企業経営者や官僚OBなどを公邸のティー・パーティに招待し、「ここは居心地がいいのよ。出たくないわ」と発言していたことを報じた。
菅政権名物の公邸パーティ、原点は学生時代にあった。
「公邸でパーティをしていると聞いて、ああ伸子さんらしいなと思いました」こう語るのは、夫人の津田塾大学時代の同級生だ。
「彼女とは同じ寮に住んでいましたが、入寮のとき、お母さんが付き添って他の学生の倍ぐらいの荷物を持ち込んでいたので驚きました。ヒラヒラのフレアスカートにレースのシャツ、周りより明らかに高級な洋服を着た伸子さんは、いまでいうセレブの存在でした。旧姓は姫井ですが、まさに『姫』だったんです」
そんな伸子夫人、学生時代は毎週末に寮の自分の部屋に友人を呼んで、煌びやかなティー・パーティを開くのが習慣だった。「寮生の間では、伸子さんからティー・パーティにお呼ばれすることが、一種のステイタスになっていました。私は一回しか呼ばれなかったのですが……」
夫人にとってパーティは、自身の影響力を誇示する常套手段だったらしい。その人心掌握術は、首相が「私よりも伸子の方が能力が高い」と公言する通りである。

イメルダ である
>旧姓は姫井
ぶつよ姫かな このひとは
現代のミンピだな。
どうせこいつも朝鮮族だろ。

金持ってるのに人は平等でなきゃならないと言うキチガイ女 菅伸子
日本のチャウチェスクと言われるだけのことはある。
菅だって、サラリーマン家庭に育ったとか強調してるけど、前首相が破格だったから、その前ではかすんでいただけ。
金持ちのぼんぼんじゃなかったら、ハローワークで「55歳、月収50万円希望」なんて要望は出さないと思う。
以前、国会で麻生元首相に「ホテルのバー通い」を非難し「私だったら焼鳥屋」だとか言い放ってたけど、そんなこと、現在の行動を見ればうそだったってわかる。
鬼姫とバカ殿の公邸乗っ取りじゃない。
自分の親の介護まで公邸でやらせているようだから、そりゃあ出たくはないでしょう。
紅青、イメルダ、チャウエンスク?
あまり使いたくないけど、「雌鳥がなけば、国滅ぶ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チキンレース」は非常識な方が勝つ

2011-08-09 18:58:02 | 日記
夕刻の備忘録より転載です。
単なる度胸試しのための無意味な競い合いを、俗に「チキンレース」という。
リスクだけが高く、リターンは皆無である。
その無意味なところが、痛い連中を引き寄せるのか、「野良犬」どものお気に入りである。

「チキンレースは非常識な方が勝つ」とは、自民党・平井たくや議員のカフェスタにおける発言である。
確かにこれは事実である。無意味な争いで、非常識な人間に勝てる者はいない。その構造において「キチガイに刃物」と同じことである。

実母を名乗る二人の女に、自分が確かにそうであるなら、力尽くで目の前の子供を奪ってみよ、と大岡越前は罠を掛けた。
そして、泣き叫ぶ子供に耐えきれず、先に手を離した方を「本物の母親である」と大岡は裁定した。
作り話だとしても実に見事である。

見掛けの上の争いなら、確かに「非常識な方が勝つ」のである。
常識は前後関係に配慮するが、非常識は後先見ずに燃え尽きる。

そして、この平井議員の発言は、「自党の敗北を予言したもの」とも言える。
国会での極めて低次元なやりとりは、非常識な方、即ち民主党が勝つのである。これまでもそうであったように。

彼等は野党時代、常に「圧勝」してきた。彼等には護るものがないからである。
自らに誇りも持てず、党も愛さず、国家をも恨み、国民を蔑ろにする。
こんな連中に恐いものなどあるはずもない。あらゆる人々を犠牲にして、自分の快感だけを追い求めてきたのである。

常にチキンレースを仕掛けてそれに勝つ。
マスコミもまた、護るものを持たない連中である故、実に無意味なこのレースの傍観者となり、
時に審判になり、時に賭けの胴元になって参加する。
こうしてマスコミも利益を得てきたのである。

一方、自民党には護るべきものがある。国民であり国家であり、産業であり伝統である。
自らが依って立つ信念である。従って、百戦百敗。外見上は常に負け続け、その裏で実利だけを追求してきた。
その結果が、戦後の経済的な繁栄である。

もし自民党が、自らの安っぽいプライドを捨て切れず、チキンレースに勝利しようと企てていれば、この繁栄は決して為し得なかったのである。与野党共に無意味な根性試しに興じていれば、その結果国家はどうなるか。それは隣国を見ればよく分かる。そこに政治は決して存在しない。あるのは爬虫類の殺し合いだけである。

               ★ ★ ★ ★ ★

只今現在、我が国の政府は、チキンレースを好み、ただそれだけで今日の地位までのし上がった連中に占拠されている。
自民党の「正攻法」では、これに打ち克つことは出来ない。
伊吹や高村の論を尽くした「説得」では、何も変わらない。「話せば分かる」は通用しない。

相手を論破する必要は無い、強引に叩きのめせばいいのである。
何故なら、たとえ論破されても、その意味が分からないからである。

その一方で、バカにされることだけは極端に恐れる。
バカだからである。
それが未だバレていないと思っているからである。
簡単に激昂する。そして自ら墓穴を掘って沈没するのである。
バカにはバカと言うべきである。
この目的に適う討論者は、衆議院の棚橋、参議院の西田。

同様に「無条件に相手を苛つかせる」議員もまた有効である。
その筆頭は衆議院の河野太郎、参議院の山本一太。
彼等の持つ負のオーラは、失言を誘う最も強烈な武器となる。

赤澤議員ももっと積極的に登用すべきである。
海江田を追い詰めたことは高く評価されるべきである。
あれでもまだまだ手ぬるいぐらいである。

理不尽にも辞任させられた中川昭一を思い出せ。
自殺するまで追い詰められた松岡農相を思い出せ。
その他、全く下らない問題で職を追われた多くの仲間を思い出せ。

彼等の姿を思い出せば、まだまだ追求が甘いと言わざるを得まい。
詰まらない批判に怯えて、力を緩めることがあってはならない。
泣きたいのは我々国民の方なのであるから。


本来、政治は「チキンレース」ではない。
総理を名乗る男が言うような「野良犬の喧嘩」ではない。

にも関わらず、野党時代と同様のチキンレースを仕掛けてくる民主党には、こちらも受けて立つ以外にあるまい。
融和策など以ての外である。正面撃破以外に道はない。

マスコミは、盛んに「退陣のための条件の一つが、次はこの問題が……」と、
如何にも自民党が協力して法案を通せば、首相退陣が実現するかの如く印象操作に励んでいるが、
こんな幼稚な戦略に乗せられてはならない。
連中は決して自ら下野しない。自分の決断で辞めることは絶対に無い。それはバカだからである。

自民党がこの戦いに勝つためには、非常識を恐れず、むしろ非常識に徹することが必要である。
そして何よりも我々国民が、この三文芝居の裏側を暴いて、民主党の逃げ場を塞ぐ必要がある。
そうすれば、自民党はその能力を発揮出来る。
いや、そうしなければ発揮出来ないのが、「常識ある政党」であり、その弱点なのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環境保護が地球の未来を潰す?

2011-08-09 18:47:39 | 日記
ずいぶん前から石油が枯渇すると言われていたが、
より深い地層や海底油田が開発されて、まだ枯渇はしないが、永遠にある訳ではない。

脱原発でと主張する人達は「まずしい生活」をイメージしている。
豊かな生活をしながら、切り替えて行く知恵が求められているのに、
全国の原発停止のような急激な変化は経済をならくの底に落とし、自らの生活が貧しくなるのを知らないのだ。
脱原発のデモは、やがて、「就職をさせよ」になるであろう。

堕ちた天使より転載です。
温暖化や環境汚染で地球の危機が叫ばれるが、歴史上人類は優れた技術を開発することで生活向上と環境の改善を両立させてきた
ビョルン・ロンボルグ(統計学者)

進歩の過程 開発と汚染は同時に進行するのは昔から同じ
[2011年7月 6日号掲載]
 18世紀から19世紀半ばまで、欧米諸国の多くでは灯火用の燃料として鯨油が使用されていた。
捕鯨産業はピーク時には7万人を雇用。アメリカでは5番目に大きな産業だった。
 当時のアメリカは世界一の捕鯨大国。大量の油を生産する捕鯨産業の地位は揺るぎないと思われていた。
代替燃料としてラード油やカンフェン(テレビン油とアルコールの混合物)を推す声もあったが、捕鯨推進派は鼻で笑った。
鯨油がなければ世界は暗闇の時代に逆戻りするという見方が当時は大勢だった。
 だが今では、鯨を殺すことは野蛮な行為と見なされている。
 200年前には、環境保護運動は存在しないも同然だった。
それでもボストン沖の捕鯨基地ナンタケット島から出航する漁師たちは、
大量の鯨を捕るために年々遠くの海まで出掛けなければならなくなっていることに不安を感じたかもしれない。
もし鯨を捕り尽くしたらどうなるのだろう、と。
 いま流行の「持続可能性」も、こうした疑問が議論の出発点になっている。
 先進国は限りある地球の資源を貪欲に貪った。
今の生活スタイルを変えなければ、近いうちに悲惨な結果を招く──環境保護派はそう警鐘を鳴らす。
 今ではあらゆる場所でこの手の主張を耳にする。
今の生活スタイルは利己的で持続可能ではない。
森林を伐採し、水と大気を汚し、動植物を殺し、オゾン層を破壊し、化石燃料を大量消費して気温の上昇を招き、「壊れた地球」を未来の世代に残そうとしている......。

 つまり、このままでは人類に未来はないというわけだ。
 思わずうなずきたくなる主張だが、根本的に間違っている。
そしてその影響は甚大だ。
環境問題を大げさに騒ぎ立て、多くの人々がそれをうのみにすれば、より賢明な環境対策を追究する努力を妨げかねない。

 かつての欧米諸国は大量の鯨油を消費したが、鯨が絶滅しなかったのはなぜか。
鯨油の需要増大と価格上昇を受けて、19世紀版の代替エネルギー開発に多額の投資が行われたからだ。
まず灯油が鯨油に取って代わり、次に電気が灯油を駆逐した。
 人類は長年、自分たちのイノベーション(技術革新)能力を過小評価してきた。
馬車の台数が増え続けた時代、人々はロンドンが馬ふんだらけになると本気で心配した。
今のロンドンは人口700万人を超える大都市だが、自動車が発明されたおかげで馬ふんに埋もれずに済んだ。
 実際、人類の歴史を通じて何度も破滅の危機が叫ばれてきたが、そのたびに危機は回避された。
多くの場合、それを可能にしたのはイノベーションだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする