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memorandum&curiosity

千秋楽

2005年11月27日 18時10分48秒 | Weblog
九州場所の千秋楽で優勝したのは、言うまでもなく横綱朝青龍でした。優勝は千秋楽を待たないで14日場所の時点で決まっていたので、14日に比べると、それほど感動はないのかなと思っていました・・・

ところが、テレビを見ていると、千秋楽をもって定年を迎える行司さんの話を知りました。第31代木村庄之助(本名 阿部正夫)さんです。50年余りの行司人生となったそうです。

そして、授賞式に備えて身支度をするはずの横綱朝青龍がなかなか支度部屋に引き下がりません。放送している解説の方も不思議そうに見守っていると、なんと、木村庄之助さんが引き上げてくるのを花道で出迎えました。朝青龍は、行司さんの定年を知っていたようで、花束を持って行司さんを迎えた様子を見て、粋なことをするなぁ・・・なんて、ちょっと感動しました。
(映像には、懸賞金の一部も行司さんに手渡していたように見えました)

横綱は、強いだけでなく、精神と品格、思いやりがないとなれないと改めて思いました。相撲の楽しさがちょっとづつ分かり始めてきた感じです。

余談ですが、琴欧州も大関に昇進しそうなので、来場所がとても楽しみになりました。

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