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memorandum&curiosity

日本の原風景は丹後にある!

2016年06月18日 12時08分55秒 | exploration
伊根湾に到着して、「伊根の舟屋」は、海側から見るべきだと各所の情報を得て、早速、遊覧船の手配をしました・・・。
 
このくらいの大きさの船なら、舟屋に接近してくれるので、良かった。舟屋をじっくり見たい人ならお勧めです。

伊根湾が想像以上に透明度の高いところだったのには、驚きました・・・
      


どこを見ても、美しい光景で、舟屋は230軒ほどあるそうです。

いちおう海なんですけど、波がなく穏やかなのは、伊根湾の形状に関係があります。通常は、日本海に面してる湾は、北を向いているはずなんですが、伊根湾は入江が南を向いてるので、日本海からの波が入ってきません。しかも「青島」という無人島が消波ブロックの役目みたいなことをしてるので、常に穏やかな海面なんだとか。
  

そこに、別の遊覧船が登場!

大きくて、デッキもあって、大人数の時はこちらを利用する方が良さそうですね。ちなみに乗船料は600円で、私が乗船した船は、1,000円でした。

遊覧船の船長さんが、教えてくれたのは、写真中央の赤い屋根で「民宿」と書いてある舟屋は、あの「ええにょぼ」(NHKの連ドラ)のロケ地になったそうですよ。

それだけじゃなくて、その左隣の舟屋は、「釣りバカ日誌5」のロケ地だったそうです。

他にも、赤いトタン屋根の舟屋は、なんと「男はつらいよ」のロケ地になってるんだそうです。舟屋の左脇にあるベンチ辺りであの寅さんが・・・

これだけの景観だからロケ地の宝庫になるのも頷けますね。

 
三軒並んでる舟屋のうち、一番左は江戸時代の舟屋だそうで、右は、大正時代のもの、そして、真ん中の舟屋は、昭和時代の舟屋だそうです。別々の時代の舟屋が並んで存在するなんて・・・

 
海水がエメラルドグリーンで綺麗でした・・・。日本にはまだまだこういう場所があるんですよねぇ~。主要交通手段が船というのは、世界中探しても、イタリアのヴェネチアとか東南アジアの島々くらいですもんね・・・。


舟屋の案内の他にも、「かっぱえびせん」を手渡されて、カモメを餌付けすることを体験出来て、いい思い出になりました。

いずれ、再訪したいと思っているので、今度は伊根の舟屋に宿泊してみたいです。

次回は、「天橋立」北側にある「元伊勢籠神社」を紹介します・・・