COCOA

memorandum&curiosity

長い1時間・・・

2005年08月06日 11時50分37秒 | Weblog
昨日、小腹が空いたので、「そうだモスバーガーへ行こう!」と思いつき、いざ、モスバーガーへ・・・。夏の熱帯夜(時間は23時半ころ)なので、外では熱風が吹いていた。ドライブスルーで注文を終えて品物を待っていると、何の前触れもなくエンジンがストップした。そのときは特に慌てることもなく、再度、エンジンをかけようとしたが、まったく反応してくれない。心の中で頼むよ!エンジン!7,8回トライしてみたけど反応なし。だんだん焦りもでてきはじめた・・・。後続には、注文を終えて並んでいる車が2台ほどあるし・・・この後、どうなってしまうのだろう???
そう考えていると、注文した品物が出来上がってきた。店員さんも「お待ちどうさまでした」と顔を出してきた。「あのう、エンジンがストップしてしまって車を移動することができないんですけど・・・」と答えると、「ちょっと待ってください」と店員さんが店長さんに相談している。店長さんが受け渡しする窓から飛び出してきて、「故障ですか?」と、なかなかフットワークが軽い。一方で、これは大事になりそうだけど、出来上がったモスバーガーたちはアツアツでは食べれそうにないなぁ・・・なんて、のん気な事を考えている。(残念!と波多陽区が頭の中に浮かんだ)
店長さんは、意外にも若くて、おそらく自分よりも年下だろうという感じ。それでも車には詳しいようで、「エンジンチェックマークがついてますね」とさっそく確認。そして、バッテリーも問題ないことも理解してくれて、大事になりそうな予感が漂っている。
自分からの提案で近くのガソリンスタンドで見てもらうことにして、そこで、店長さんが車を出してくれる展開に・・・こんなときでも、モスバーガーが・・・なんて考えていた。(860円が痛い)
スタンドに到着してスタッフの方が車を見てくれることになり、お願いして見てもらうことになった。モスバーガーに戻り、見てもらうと、あら不思議エンジンがかかるじゃありませんか。(なんだったんだよ、この時間)
自分の人生の中でベスト3に入るくらいの平謝りだっただろう・・・あんなに申し訳ないを連発したのは久しぶり。(この時点で40分経過の0時10分)

ところが、長い1時間はまだ終わらない・・・
ガソリンスタンドのスタッフの方をスタンドまで自分の車で送り、スタッフさんに「近いうち、また、故障すると思うので、修理に出した方が良いですよ」とアドバイスされ、感謝の気持ちを連発して、自宅へ向かった。そんなとき、急にハンドルが重くなり、異常事態発生!ちょうど、左折するときだったので、壁に激突するところだった。やっぱり・・・ただじゃ終わらない、なが~い1時間。
そうです、また、エンジンストップです。今度は静まり返った住宅街なので、気軽にエンジンもかけられず、途方に暮れる。車内は熱帯雨林。(食欲がうせていく)
さきほどのように、また時間が解決してくれるとふんだ自分は、車内で10分ほど待機。待たせる時間よりも待つ時間は長く感じるとは、よく言ったものだ・・・。待ちに待って、渾身の一撃。・・・はぁ。無情にも、エンジンのカラがかり。「こんなことだったらモスバーガーへ行かなければ良かった」と自己批判がはじまった。重い腰を上げて、自力で車を押す決意・・・火事場のバカぢからで車が動き出す。幸いに、20Mを押すと下り坂が待っていて、そこから車に飛び乗って、運転。(ハリウッドスターにでもなるか・・・)頭の中で、「24」のジャックバウアーが必死の形相でアクションしている姿が・・・。この段階で、気付かなかったけど、物凄い力を使ったようで、目をゴシゴシ拭こうと手を動かしてみると、極度の筋肉痛で動かない。うぅ・・腕がつる。
家の前は私道なので、駐車場に入庫する元気もなく、そのまま車を放置。(もう余力なんてないし)

これで、今度こそモスバーガーにありつける。満腹にはなったけど、ポテトも冷えていて、それほど美味しくはなかった。

そして、2次災害発生!?
私道だからと安心して、放置しておいた車のために、お向かいのおじさん宅の車が横付けできず、夜中にもかかわらず、ドタバタしていた。(こんな日に限って・・・)
次から次へと事件発生、ジャックバウアーは24時間大変だったけど、少しだけジャックの気持ちがわかるような気が・・・。
なんとか、事情を説明して了解を得た。「なんて一日だ」と時計を見ると1時間しか経過していない・・・1時間でこんなにもいろいろな出来事を経験できるのか?と改めて驚いたけど、今日は疲れた、寝よう・・・
という一日でした。ふぅ。