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四季のうつろいRetter

自然が好き、人も好き。日々四季のうつろいを感じながら…。

北海道 紅葉スポットへ 2

2017年09月27日 | 旅行
北海道2日目。
朝日があたり、ホテル周辺の紅葉が輝き、今日の幸先を感じる。

写真は全て9月24日撮影




今日は、大雪高原温泉沼巡りコース
このキャッチコピーのように、大型バスから中型バスに乗り換え大雪高原温泉へ。
ヒグマ情報センターで、「遭遇、誘因」などのレクチャーを受け、履物が軽装備の方は、長靴を借りて履き替え、
ネイチャーガイドとともに入山。

太いトド松の木に大きなクマの爪跡が。

ここで、枝が垂れ下がって木肌が赤いのがエゾ松、枝が上を向いて、木肌が白いのがトド松と説明あり。
その近くには、水芭蕉の咲いた跡もあったが、クマが実を食べてしまい、幹だけが残って、葉は大きくなり、枯れてベッタリと倒れていた。



崩れ落ちた斜面から温泉の湯気が出て、地面が温かい


バショウ沼

ナナカマド、ダケカンバなどの広葉樹とエゾマツなどの針葉樹が、赤・橙・黄・緑と織りなした景色にウットリ。

緑沼


他に土俵沼など4つの沼を巡った。
前夜の雨で、山道は滑りやすく歩きにくかったが、往復で3時間のコース。滑ってけがをした人もなく皆よく歩いていた。

最終見学地 





バスは1時間30分ほど走って、2連泊の糠平温泉へ。



外の混浴露天風呂。
夜の7時から10時までは、女性専用となる。(早朝に撮影)





 


北海道 紅葉スポットへ 1

2017年09月26日 | 旅行
23,24,25日と、クラブツーリズムで「北海道 紅葉スポットへ」で行ってきた。
羽田空港で「空弁」を買い、機内で昼食をとり、「とかち帯広空港」へ。

先ずは、どこまでも続く白樺の黄葉に目を惹きつけられた。(車窓から)



福原山荘






北海道の食品スーパーの創業者の私有地。美術館も併設されているという。



南会津の旅③ 「宮床湿原」と「前沢曲屋集落」

2017年06月23日 | 旅行
南会津に入って、予定を変更。
ひめさゆりが咲いていないなら急ぐこともないだろうと、「駒止湿原」に向かったが、林道が崩落で通行止め。
その先の小さな「宮床湿原」に回った。
道路沿いの数少ない駐車場には、似たような年代の夫婦が3組ほど。

写真は6月20日撮影


一面のワタスゲに目を見張った。



湿原の割には、雨が少なかったからか木道もカサカサしたように乾いていて、瑞々しさがなかったが、
ワタスゲの穂も丁度開いて見ごろだった。
次回は、駒止湿原のワタスゲも観たいものである。


高清水自然園のひめさゆりは、時間をかけて観るほどでもなかったので、マップを参考に、戻って「前沢曲屋集落」を見学した。

パンフレットに ー茅葺き屋根の曲がりや群 日本の原風景がここにありー とうたわれている。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、周りは、花菖蒲園、芍薬などを植え、公園化している。

入り口には水車が回り、曲がり屋の資料館では、囲炉裏を炊いて、曲り家をそのまま維持して管理人が説明していた。
雪の多い地方で、囲炉裏を炊き、家畜も一つ屋根の下で暖をとり、様子を見ながら暮らしたという。



集落23戸のうち、13戸が生活しやすいように改装しながらも曲屋を維持して生活しているという。




国道沿いには、曲屋の面影が残った茅葺き屋根に、ブリキで覆った家が、数多くみられた。


翌日は、ミニ尾瀬公園を散策し終わったころから大雨となり、早めの帰宅となった。


南会津の旅② ミニ尾瀬公園

2017年06月22日 | 旅行
翌21日は全国的に大雨の予報。
宿を出るころは小雨だったので、1時間ほど車を入らせ、尾瀬を再現した「ミニ尾瀬公園」に行った。
公園は、1周2kmで、40分ほどの散策で、尾瀬や里山の雰囲気を味わえるウォーキングパーク。







夏の思い出の詩碑と譜碑が建っている。





ミツガシワ


雨の中、水辺の植物は瑞々しい。





公園の中には3つの建物があり、
「尾瀬美術館」には、山岳写真家「白旗史朗」の写真が一面に飾られ、
また、「メモリアルホール」には、日本山岳会の創刊号で、尾瀬の紀行文を始めて搭載、一躍尾瀬を山岳会に知られることになった
理学博士「武田久吉」の遺品(紀行文、メモ)などが展示されていた。
「尾瀬書美術館」は、桧枝岐から書の文化を発信とあったが、それは素晴らしい作品だった。

雨でも退屈しないゆっくり楽しむことができた。


バリアフリーも整っており、尾瀬の縮図でゆっくり楽しむことができる。

南会津の旅① 「ひめさゆり」を求めて

2017年06月21日 | 旅行
ひめさゆりは、あちこちの山で数輪咲いているのを観たことはあるが、南会津の「日本一の群生地」とやらを観たいと思って計画した。
20日、このパンフレットは、南会津に入って初めての道の駅「たじま」でいただいたものです。
南会津に入ると、道路沿いには「天空のひめさゆり」ののぼり旗がズラリと立っていた。

      

パンフレットの裏には、ひめさゆり早朝撮影 開催日 6月17日(土)~6月23日(金)とある。

この案内からもわかるように、予定した20日は妥当と思うが、今年は異例で、この群生地に咲いていたのは、10輪ほど。
今年の見ごろは7月に入ってからかと思われる。




この先の芝生のような草原が一面にピンクに染まるようだ。
テントを張って売店も少々、臨時トイレも準備されていた。
入り口には、案内係もおり、来る人ごとに気の毒なように弁解をしていた。
花は咲いてないので当然300円の入場券も無料で配布された。
私たちは木陰で昼食をとって帰るころには、クラブツーリズムなどの貸し切りバス数台が着いた。
「東京から日帰りで来れる一番遠い花の名所」となっていたかな?


出かける前にネット検索で、咲いていないというので日程を変更したいと思ったが、こちらのスキー場が先に咲いているようだからと
思い切って出かけた。

群生地より下の方にある「南郷スキー場」で撮影 6月20日


今年は寒かったせいか、雨が少なかったからか、こんなものなのか、思ったより小さい花だった。
案内していたタクシーのドライバーが、「ユリよりなにより、ここから眺めるこの景色が好きなんだよなー」と遠く尾瀬方面の山を指して
感慨深げに話していた。






どこへ出かけても「道の駅」でいただくパンフやマップは、近くの見どころが案内されてとても便利だ。
翌日の天候は、関東地方からどこも大雨の予報に、外湯温泉めぐりか、湿原めぐりかというところ。

翌日は雨が降り始め、1時間ほど車を走らせ、パンフレットにあった「ミニ尾瀬公園」へ。


千手ヶ浜のクリンソウと戦場ヶ原

2017年06月07日 | 旅行
千手ヶ浜のクリンソウは、昨年、一昨年と観に行った。
咲きこうべは、遅すぎたり丁度良かったり。
6月5日、夫が友だちを案内して行って来た。

写真は全て6月5日撮影




昨年は、このころから見ごろのようだったので今年はこの日に設定したが、今年はまだ3分咲き。
花の開花に合わせるのは難しい。



戦場ヶ原では、コナシが開きはじめで、こんなにもコナシの木がたくさんあったのかと思ったとのこと。
ちょっと季節がずれると、変わった花も楽しめるようだ。



竜頭の滝も、マイナスイオンいっぱい。
この日の日光方面は寒かったようだ。




「新倉山(あらくらやま)浅間公園」桜まつり

2017年04月19日 | 旅行
カレンダーの4月中旬から予定のところに、「河口湖」と書かれていた。
この写真を撮るために桜の開花情報と天気予報をみて出かけた。

撮影 4月19日 12時48分 3度目の正直で撮影。逆光気味。


ツアーのキャッチコピーによると「ここから眺める富士は均整のとれた『女富士!』桜・五重塔、まさに奇跡の美景」と。







外国人がとても多く、アンケートをとったのか地図上に来観者の国、県をマチ針で留めてあったのに興味を持った。
圧倒的にヨーロッパ、東南アジアが多かった。日本では、関東がほとんど。
ほとんどが、デジカメより、スマホで写している。
ツアー雑誌に、「海外の教科書では、『日本の象徴』と紹介される世界から魅了される絶景です」と載っている。
このような情報を見て、来るのだろうか?


天気予報を見て出掛けたが、中央自動車道、大月から河口湖方面に入っても、富士山の姿は見えなかったが、
間もなく雲が消えてきた。
400段の階段を上って、撮影スポットに着いたころには、山頂だけ雲に覆われ、30~40分ほどしてもそれは消えなかった。
車に引き返して様子を見て、雲が引けはじめたので戻ったが、思うようでなかったので、河口湖の桜祭り会場を回った。
しかし、富士山の姿がきれいでなくては写真にならない。
西湖方面に移動した。こちらは、標高が少し高いせいか、桜はまだつぼみで、木の芽も固かった。
この辺りは、山へ登っていたころ何回も通り、懐かしかった。
西湖では、釣り人が多く、近くの根場(ねんば)集落を観ている頃、富士山がはっきりと浮き上がってきた。
「ソレッ!」と言わんばかりに引き返し、30分ほどで浅間公園に戻ったが、駐車場は遠く、階段もきついので、金剛杖をお借りして
遠回りの一般道を上って行った。
これで満足。
他の予定を切り上げ、帰りには夏の娘家族との「富士登山」に備えて、「富士山麓駐車場」の場所状況を確認して帰路に着いた。
河口湖ICから入ってすぐに、桜咲く新倉山が見えた。

自宅5時半発、帰宅は4時半と、行程時間は短かった。



冬の秋田へ⑤ 行きも帰りも 雲の上からごあいさつ

2017年03月08日 | 旅行
温泉三昧、3日間の旅も終わった。
秋田空港17時発。羽田空港18時着。



心配していた天候も持ち直し、飛行機も無事飛び立ってホッとした。
機内でお茶一杯のサービスに、のどを潤している間に羽田空港に到着。

今まで、山行きのため、秋田までマイカーで行っていたが、行くのに一日がかりだった。
秋田駒ヶ岳、鳥海山森吉山等の山行や、旅行でも何回も通った道や道の駅を思い出しながら、
懐かしくゆとりの旅だった。
「こんなだったら飛行機でレンタカーがいいね」と我が家のドライバーが言っている。

今回は、雪の秋田、温泉三昧ということで、迷いもなくツアーに参加した。
山に登っていたころは、汗は流しても、「温泉にゆっくり浸かるなんて時間がもったいない」と思っていた。
夫は、「かゆみ止めの飲み薬を忘れた」と言っていたが、かゆみはすっかりなく、「温泉効かな」と喜んでいる。
また、歩くことが好きな私たち。
バス移動が多く、太って帰るかなと思ったが、それほどでもなく、これも温泉でダイエット(*^_^*)

そろそろ、温泉に時間を割いてもよい年齢かな?と思った。



こんなに長々としたブログだが、記録しておくことで、同好会誌に旅行記でもと思うときの
参考にでもなればと時間をかけてみた。

                      (雪の秋田へ おわり)



冬の秋田へ④ なまはげ

2017年03月07日 | 旅行
昨日はいろいろな難しい話があって、ブログを途中で放りだし、ホテルまで到着できなかった。
さて今日はその宿題もクリアして、旅行の最終部を締めくくろう。

2日目の宿泊は、湯瀬温泉 心の宿「姫の湯」に遅めの到着。美人の湯というらしい。
既に団体の湯治客がカラオケをしていて賑やかだった。 



部屋は思ったよりきれいで広くて使いやすく、ゆったりしていた。
これも、閑散期だからだろう。
お風呂は飽き飽きするほど入ったと思ったが、やはり夕食前に一風呂浴びた。



ここで、秋田郷土料理の「きりたんぽ鍋」を期待した。
銘銘の囲炉裏に「きりたんぽ鍋」が乗って、きりたんぽに味噌を絡げたものと、根曲りだけ、ハタハタを串に刺して立ててあった。
立ててあった味噌ダレのきりたんぽは、網であぶり、ほんのり甘く、ハタハタもあぶってこおばしくいただいた。
しかし、きりたんぽ鍋は、比内地鶏のダシの効いた味を期待したが、思うようでなかった。
団体旅行とはこんなものかもしれない。
量的には充分だったが。



昨日のホテルは、廊下に「星野富弘」の詩歌が飾られ、ここでは「相田みつを」の「書」がズラリと飾られていた。
それぞれの記念館へも行ったこともあるが、短い言葉で表現するのは、絵手紙にも通じるものがあるので、時間をかけて観て回った。


最終日、道の駅「きみまち阪」で休憩しながら一路男鹿半島、「入道崎灯台」まで。



この道の駅は、後で「一億円トイレ」と知った。
それは立派で、入ったはいいが、湾曲したドアを閉めて鍵のかけ方がわからず考えてしまった(笑)
何か一つ、人の気を惹く物を作りだすことも、街づくりに大切なことと思う。

入道崎灯台(男鹿半島の突端)
ついこの間、房総旅行で真っ白な2つの灯台を見てきたが、ここは、縞々模様だった。それは雪に囲まれ、
白く同化して見えにくいからだそうだ。
 


灯台の売店、兼、食堂で昼食となった。
昨日バスの中で刺身定食や丼ぶりものなど、昼食の注文があった。
しかし、初日の弁当のまずさに注文は止め、うにラーメンと、海鮮ラーメンにした。
大きなエビやアムール貝など海の幸がいっぱいで、今回の一番ヒットだったのではないかな。


いよいよ最終目的地「なまはげ発祥の地」へ。
真山神社 12月31日、この神社の上の方からなまはげが20匹ほど駆け下りてくるそうだ。



雪を心配して、スノーブーツで出かけたが、ここで初めてその役にたった。



添乗員に勧められ、モデルになった。
大晦日にこんな顔で突然現れれば、小さい子どもは驚くだろう。
助けを求める子どもを抱きかかえ助ける家族。
家族の絆を植えこむのだろう。
このような伝統行事がある地方は羨ましい。

框(かや) 務めを終えたなまはげが、この木に奉納。


なまはげ資料館では、地域ごとに違うなまはげを展示してある。やさしい顔、怖い顔等いろいろ。


近くの古民家で、なまはげ体験もあるが、前回しているので、この資料館で時間をつぶした。

なまはげ役は、本来は独身男性となっているが、ここでも若者は少なく40代のなまはげもいるとか。
また、今は旅行者も少なくなまはげ役も暇で元気が余っているらしい。    





冬の秋田へ③ 不老ふ死温泉

2017年03月06日 | 旅行
田沢湖高原ホテルを出て黄金崎「不老ふ死温泉」へバス移動、約3時間。
途中、道の駅でトイレ、お土産休憩。
着いてから早めのお昼を済ませ、バスタオルと浴衣を借りて、楽しみにしていた「不老ふ死温泉」に入浴。



イヤー残念。「このひょうたんにに入りたかったのにー」
「空いていて、一組の夫婦だけだったよ」と夫。
ここは、大きな混浴場。



女子風呂の3つある内湯に入り、外湯から、海にある露天風呂を写す。
温まったところで、浴衣を羽織り、ぐるりと回って、見下ろして見える海の中の露天風呂に移動。
周りは囲まれているが、正面は波がすぐそこまで押し寄せて来る。
合計6回(6ケ)のお風呂に入った割には疲れが感じられない。




「不老ふ死温泉」の「ふ」が一つ平仮名なのは、他の地に「不老不死」というところがあるかららしい。

身体がポアポカ温まったところで、五能線、「十二湖駅」から「あきた白神駅」まで約30分乗車。
温泉から十二湖駅までは近かったが、待ち時間あり。



列車は、単なるローカル列車。
勝手に「ストーブ列車に乗って来るね」と友だちに言って出て来た私は笑えてしまう。
これは、銀山温泉に行って見学だけして、旅行パンフレットの宿の名前も見ずに、ホテルは外だった。
と、同じような「早とちり」もいいところ(笑)。


前日の列車の一般客は一人だったと聞き、「今日は何人?」と予測したが、今日は二人。
「これでは、ツアー客がいなければ廃線になってしまうなー」と。



それでも、山無し県の者にとって海の景色は楽しい。
列車も気を使って、ビューポイントではスピードを緩めてくれる。