四季のうつろいRetter

自然が好き、人も好き。日々四季のうつろいを感じながら…。

目黒雅叙園 「百段 雛まつり」

2017年02月25日 | 日々のできごと
目黒雅叙園 「百段 雛まつり」のチケットをいただいてあった。
我が家では結婚式場で有名な「目黒雅叙園」には縁がなかったので、興味があった。
また、百段にどうやって飾ってあるのだろうと楽しみに出かけた。

百段階段とは、傾斜地の土地に、7部屋を99の階段で繋いでいる。
百からあえて、一を引いて、まだよくなる余地を残したと、控えの美学というらしい。



目黒駅を出て、狭い坂をぐんぐんと下っていく。



正面左から入り、受付からエレベーターに乗ると、45人乗りのエレベーター室内は、細工が施され豪華絢爛。
螺鈿(らでん)細工というらしい。

百段雛まつりは、今年で8回目
毎年、各地の雛を飾っている。今回は、「九州ひな紀行Ⅱ」。九州7県の雛を飾っている。

九州雛紀行Ⅰは、2014年に行われている。

この写真は、入り口の吊るし雛の下に飾られていたもの。


階段を上っていくと座敷毎に細工が異なり、作者が違った彫刻や、壁画、絵画、などが施され、建物の造りが素晴らしい。
各部屋には九州各地の雛が飾られている。
撮影禁止のため、写真は撮れないが、特に福岡の石炭王の「伊藤伝右衛門」の雛が印象に残っている。
石炭王の伊藤伝右衛門が後になって白蓮に送ったと言われた雛も飾ってあった。
白蓮は、特に人形をかわいがっていたそうだ。
雛から見た各地の祭りなども飾られていた。



廊下の壁画や装飾に魅かれ、先まで進むと、エスカレーターが、駅方面につながっていた。
この脇には、鯉が泳ぎ、ゆったりとした喫茶店もある。
あの坂を上らずに済んだ。

東京都指定有形文化財に指定されているという「百段階段」と、装飾は見事だった。

一つ、見聞が広まった。


百段階段展では、これから~和室で楽しむ猫アート~
            『坂本龍馬展』
等が行われるそうである。




房総の旅② 外房

2017年02月22日 | 旅行
房総2日目は、最悪の天気予報で、特に千葉方面は朝から横殴りの台風のような強風だった。
海岸は、大きな波が押し寄せていた。
道の駅で、楽しみにしていたストックなどの花や、朝水揚げされたばかりのイカや、イワシを買い求め、あとは、御宿へと急いだ。



この道の駅「はなまる市場」では、生産者が新鮮なストックや、キンギョソウ、カスミソウの花の類、新鮮野菜などが次から次と運び込まれ、
勢いを感じる。
思わず、お客さんになりきって目を凝らして、吟味した。
花束を10束ほど買い求め、友だちにお土産として差し上げ、「春が来たー」と喜ばれた。
写真を撮ることも忘れていた。
魚類は、ちくらの「潮風王国」で買い、持参したハポースチロ-ルに氷を入れて帰った。





この日の一番の目的は、御宿。
御宿(おんじゅく)という響きにどんなところかとズーッと憧れていた。
月の沙漠記念館近くに車を停め、公園にあるオブジェを見学。
靴には砂が入り、小石が顔や頭をたたきつけ沙漠ではなく砂漠だった。
それでもせっかくだからと後ろ向きで進み、オブジェを何とかカメラに収めた。



        

月の沙漠記念館では、御宿商工会女子部主催の吊るし雛が飾られ、近くの館山などともコラボして、臨時市バスなども走らせ、
今までに見たことがないような大規模なものだった。



たくさんのサルボボで富士山を作り上げていた。
また、第11回目となる吊るし雛の今年のテーマは酉年にちなんで、「舞」と言い、鳥がたくさん作られていた。



吊るし雛の奥に「月の沙漠」を作詞した「加藤まさを」の絵や本、詩の展示が並びんでいて、抒情的な絵や詩に心打たれた。


予定外の吊るし雛を観て、帰りの時間が遅れた。

高速道路も新しい道ができていたが、強風の影響もあって、アクアラインは普通。
渋滞に事故もいくつか重なり、1時間オーバーの走行5時間とハードになってしまった。


でも、春の房総は、希望がいっぱい。
道の駅もたくさんあって魅力的。
また行きたくなるだろう。
帰りのお買い物と天気予報も合わせて考え、今回は内房から回った。


房総の旅①  内房   

2017年02月21日 | 旅行
19日、20日と、何回目かの房総に出かけた。
自宅を6時スタート。時間を記録しながらの行動。
首都高に入ったところで、ナビに逆らったためか、検索が修正されなくなった。
出口近くなる度に、車線変更を誘導される。繰り返し戦いながらなんとか海ホタルに着いた。
その後、鋸南町に入り、山の会の「鋸山」の下見をした。
貸し切りバスでの乗降場所、トイレ、駐車車場までバスが入るかなど。

以前、「をくずれ水仙郷」を観たときに、近くの佐久間ダムのところの桜が咲くころにまた来ようと、思っていた。



丁度、このころが桜まつりと聞いたので、出かけた。
桜まつりの開催予定当日だったが、もう咲き終わりだった。
ここに植えてある桜は、源頼朝が戦いに敗れて逃れ上陸し、再起を図ったという史実から「河津桜」に「頼朝桜」と
愛称をつけて「日本一の桜の里」づくりを目指しているという。
山の方にも桜が咲き、桜の木が大きくなれば良い公園となることだろう。


海辺の宿 最南端


地図でも、ほんとに房総の最南端にある。
建物は2棟あり、お客様は会社のOB会らしい7人のお仲間がすでに別棟で、今日は2組だった。
チェックインすると、おかみさんから親しげに声をかけられた。
我が家の近くに娘さん家族が住んでいるという。
後で聞くところによると、ご自分たちは、狭山ヶ丘に住み、海が好きなので、脱サラして平成元年この民宿を始めたという。
年齢は、私たちと同じくらいかと思う。



料理が人気と予約した民宿。
お刺身の舟盛り、伊勢エビのおつくり等、食べきれないほどの料理が並んだ。







ジャーナル女子会「なる堵(ど)」でランチ

2017年02月17日 | ジャーナルスケッチ
ジャーナス同好会の女子会で、3月に転居されるというM・Kさんの送別会を兼ねて広瀬の「なる堵(ど)」でランチをした。



肝心のM・Kさんは体調不良ということで、欠席となり、4人だった。
あまり元気のないM・Kさん、慣れない所に行って大丈夫かな?と心配になるが・・・。
「なる堵(ど)」は、お蕎麦がメインだが、ミニどんぶりつきなど、セット品もあり、値段もリーズナブルで、とてもおいしかった。
場所は住宅地で、わかりにくい広瀬の「ヤオコーとツタヤ」の近くで、道路面に看板がある。
ツタヤも、中に入ってみるとCDやDVDばかりでなく、本や文房具なども並び、ヤオコーも改装していたが、
2階には衣料品もあるという。
広瀬は買い物に不自由なく発展して、うらやましい限りだ。




その後、近くの高倉町珈琲店へ移動した。
講座の卒業アルバムの編集で苦労しているS・Tさんがパソコン持参できていて、N・Aさんに教えていただいた。
N・Aさんはあちこちのパソコンスタッフもしていて、常に勉強をしている。ジャーナルの中でもお助けマン。
ページの挿入、写真などが動かないようなページ区切りなど、脇で一緒にメモを取りながら編集の微妙な部分を教わった。

今は、どこの喫茶店でも勉強を広げている人がいる。
こんなふうにも利用できることがありがたい。


夜には、別のサークルの総会資料の校正をした。
資料が行ったり来たりと、電話をしたりと、自分でするより気を使って大変なことである。


今日の絵手紙は「円空と木喰(もくじき)」

2017年02月10日 | 絵手紙
今日の教室では、大きな紙に円空と木喰の模写をした。
墨色一色で、木彫りを表現。
大の苦手とする作品。



円空は、江戸時代前期の修験僧・仏師・歌人。
特に、全国に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残したことで知られる。
当時の人々の安泰を祈りつつ、庶民が欲し、理解できる”かたち”を残した。
どれも穏やかで、にこやかである。
円空は63年の生涯に約12万体の仏像を彫ったと推定されている。

皆、慣れぬ墨の濃淡で、四苦八苦した。

95歳のHappy Birthday

2017年02月09日 | パソコン
DVD学習のお仲間(95歳の大先輩)のお誕生日と知ってHappy Birthdayの絵手紙を添えてメールを送った。
早速その返事に「Re Happyでしょうか?」と帰ってきた。



その一週間前にこの「イルミネーションスライドショー」のDVDが届いていた。
「この歳になると友だちも話し相手もなくなり、スライドの素材も集めに出掛けることもなく
何とも寂しい」とお聞きし、それではと、昨年末に私のイルミネーションの写真を送った。

「急ぐわけでもないが」と言いながら、もう、半分以上完成して送ってくれた。
早速、フラワーパークに一緒に出掛けた友だちと視聴した。
ほんとにきれいだったが、写真をきれいに加工し、ゆったりとした音楽に合わせ、動きも入れてみせてくれる。

80歳で初めて教わり、15年の研究の成果は言葉には言い表せない。
先生もタジタジなほど。
その技法を伝授すべく、CDに入れてくださる。
それを私は「虎の巻」として動きの勉強をさせていただこうと思っているのだが、100名山DVDが完成してから
半年たつが、燃え尽き症候群というか、手を付けられないでいる。


また、この年齢にして、ユーモアのあるメールに、こちらが元気づけられ、生き方を学んだ。

  PPの先生からはお電話で、学舎の皆様には、お心遣いのお気持ちの
  メールを戴き、目が潤む様な昨今ですが、潤む涙も木枯らしが過ぎた
  枯れ木で水分がありません・・アッハッハ・・(葉)歯も無い・

  私はPP一筋で15年。始めの作品から保存してありますが、この様な
  作品を飽きずに見て褒めて指導して呉れた先生がいたからこそ
  呆けずに95歳の今日があると感謝しております。

  イルミネーションのスライドショーも、後3編の内1編で終了しますので
  出来上がりましたら送らせて頂きます。

  自分なりに(だんだん良くなる法華の太鼓)満足してます。乞うご期待!!
hideji-ji




そういえば私の絵手紙も15年。
二股、三股、四股をかけてのお稽古は、残念ながら進歩が乏しい。
これから、心して精進するとしよう。






秩父「三大氷柱」めぐり

2017年02月03日 | 旅行
2日、地元の旅行社「日邦観光」による秩父「三大氷柱」めぐりに参加した。
最終目的の夕方のライトアップに合わせ、遅めの10時台(武蔵藤沢10時40分)の出発。

芦ヶ久保の氷柱

ホースをひいて、水を撒布して凍らせている。水しぶきも出ていたところもある。
芦ヶ久保道の駅近辺で2時間。見学方々、昼食にお土産タイム。

尾ノ内渓谷(小鹿野町)(絵ハガキより2枚)





三十槌(みそつち)のつらら(天然)


ここは、大滝村。あと13㎞も行くと三峰神社。
この渓谷は17:00ライトアップ開始。日没が17:10では、ライトップされても、あたりは明るく、予定時間いっぱいまで
粘ってここまで。バスの一日の許容制限時間いっぱいだった。
旅行社の経験不足、もう少し暗くなるまで、時間をずらしてのスタートが良かったのかも・・・。

参加者が多く、マイクロバスと、中型車での運行。
地元とあって、必ず、顔見知りがいることが多いが、最初の見学地で「今日はだれも知ってる人がいないね」と
話していると「〇〇さ~ん」と呼ばれた。
別のバスで、ご近所から新所沢へ引っ越しされたTさんだった。
あちこちの山も一緒に行っていた。
今は、「人と歩くのはきついので、一人で歩いている」とのこと。
車窓から見えた「いつか登ったあの山はなんて山だったかしら」など、「どの景色も懐かしいわ」と。
杖を持ち、お一人様の参加も多かった。

ライトアップのモーターは、てんぷら油で発電しているとあった。

芦ヶ久保と、尾ノ内渓谷は、200円の協力金を支払うが、甘酒のサービスがあった。
冷たい風の中で振る舞っていただき、身も心も温まった。

※添乗員さんからの受け売り  
  氷柱の読み方 ひょうちゅう: 人工に水を撒いて凍らせたもの
            つらら    : 天然自然のもの