四季のうつろいRetter

自然が好き、人も好き。日々四季のうつろいを感じながら…。

プチガーデン①コルチカム

2007年09月30日 | プチガーデン
                         コルチカム
この写真は、昨年撮影したもの。
1月、パソコンのお友達MさんにJTrimを教わって加工したものです。

秋を感じ始めた9月中旬に、畑から球根を移動しました。
春先に咲くクロッカス、水仙、ヒヤシンスとともにコルチカムも。

コルチカムは夏の花が終わってさみしい庭に、やさしい彩を添えてくれます。
コルチカムは球根から蔓珠沙花のように秋に咲き、春に葉が伸びてきます。


ジャーナルスケッチ 9月特集号の共通テーマ 「これからをどう生きるか」
通りすがりに四季を感じていただけると嬉しいな…の思いから
地域で生きる「終の棲家はオープンガーデン」です。趣味も「動から静」へと準備中。




ジャーナルスケッチ 9月特集号

2007年09月28日 | ジャーナルスケッチ
毎月発行している同好会冊子、「ジャーナルスケッチ 9月特集号」が完成しました。
毎回自由に、エッセイ、旅行記、研究発表など自由に投稿していますが、
毎年9月号は共通テーマについて投稿します。
今回のテーマは
  「今日の私、明日の私」
  -これからをどう生きるかー 

会員の平均年齢は60代後半。そろそろ人生をふり返り、また、これからの生き方を考えるのも良いのではないか。

会員限定の読み物ですので、皆さん赤裸々に過去に、家庭に、これからと語っておられ、
人それぞれの生きてきた重さ、生き方を教えられました。

タイトルだけでも・・・
 枝垂桜の根の下で眠りたい
 人生好きに生きにゃならん
 人生の後半戦を迎えて
 不思議な夢を見ています
 穏やかに生きるために
 今日の私、明日の私、明後日の私
 自分らしく生きる 20歳の秋の決断
 もっと自分を好きになりたい
 一筋に歩んだ我が道
○地域で生きる 終の棲家はオープンガーデン
 こしかた、行く末を思う
 私が幸せをかみしめるとき
 死ぬまで「生きる」
 私の今日 明日
 昨日は思い出のため、明日は夢をみるため
 平均寿命までは元気でいよう
 Past and Future

このテーマを与えられたことにより、改めて自分自身を見つめなおす良い機会と思いました.

表紙は会員が順番に担当していますが、今回の担当者は会のリーダーの方です。
絵画も趣味とされ「人はそれぞれ顔が違うように、生き方もそれぞれに違う」という意味をこめて、川越・喜多院の五百羅漢を描かれたそうです。
裏表紙の最後にはメガネをかけた羅漢さん(ご本人)。会員の人数分が描かれています。
次回の例会では果たして自分はどの顔?原稿ともども盛り上がりそうです。

水野の森にも彼岸花

2007年09月23日 | 日々のできごと
あちらこちらで彼岸花の話題が盛んです。
ご存知ですか?公民館の並びの森にも彼岸花が咲き始めました。
一昨年前まではゴミの投げ捨てなど、ゴミ拾いに入るのも気持ちの悪いような林でした。
地主の許可を得て、Iさんを中心に樹木の間伐、除草をしてくださり、とてもきれいになっていました。

今日はIさんが様子をみながら尋ねてきてくださいましたのでお聞きしてみました。
今年4月後半、6~7名で地主から分けていただいた球根(250株)を植えつけたそうです。
雨にぬれた木々が黒く茎の緑と、赤いコントラストがとてもきれいです。
数年後には一面赤く染めてくれることと思います。

是非自転車、車の速度をゆるめてごらんください。

Iさんとは同じ自治会で今年の春、雪割草の講習会でお世話になってから、親しくお話させていただくようになりました。

そうです。Iさんは佐渡のご出身で、雪割草を育てる名人なのです。




岩手山 再び

2007年09月19日 | 山登り
9月12日から5日間の予定で南アルプスを予定していたが、
天気予報が思わしくなく、急遽晴れの地域の東北まで足を延ばした。

この岩手山は6月に挑戦し、4合目半まで登ったところで大雨のため、
引き返した経緯がある。



        岩手山サービスエリアより撮影

 「北へ向かう急行が盛岡を出てまもなく、左側に、ポプラ並木の
梢越しに見えてくる岩手山は、日本の汽車の窓から仰ぐ山の姿の中で、
最も見事なものの一つだろう」。と深田久弥は書いている。


岩手山はですね、高さが2000m以上もある岩手一のお山なんです。
夏には真っ青な空に緑がまぶしく映えて、秋にはススキの穂が夕日
にキラキラと輝いて、冬には白い綿帽子をかぶった花嫁さんのよう。
そして春にはそう、春にはあの小麦畑の一本桜から見たあの岩手山。
春の岩手山は日本一だと思います。そしてもう一つ、岩手山にはいろ
いろなお顔があるんです。それはみんな自分の心です。うれしいときは
うれしいお顔に、悲しい時は悲しいお顔に・・・。
    -NHK朝のテレビ小説「どんど晴れ」(6月放送)より-

岩手山の美しい姿は老舗旅館「加賀見屋」のおもてなしの一つでもある。


ふるさとの山に向かひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな
         石川啄木

山を見て育った人にはその山が住みつくという。



9月13日 天気予報
登山口駐車場5時30分発 岩手山山頂10時20分 下山駐車場14時30分着 
広ーい駐車場には岩手ナンバーの車がもう10数台も停まっていた。
「岩手の人たちの心の山なのだ」と思い知らされた。


登山口からココまで50分


ミヤマオダマキ(上)とハクサンチドリ 6月28日撮影
6月には歩き始めてまもなくから出迎えてくれたミヤマオダマキも
9月には種になっていた。



オヤマボクチ アザミのお化けのような大きさ。咲き終わり頃。


          8合目避難小屋
大きな避難小屋には管理人がいて整理されていた。
水も豊富。
東北の山はどこの山も避難小屋が充実している。


お地蔵様 山頂のお鉢の回りに道案内をするように並んでいる。
山頂は霧と強風でやっと歩いたが砂礫のすり鉢の中にはコマクサもあり、
時期によってはは高山植物も見られるようだ。


              岩手山 山頂


今回、自衛隊の10名ほどの3グループに出会った。
ヘルメットをつけ革のハンチョウカを履いていた。
迷彩服にリュック、水筒のケースも全て迷彩柄。
足がつって辛そうにされている方に、我リーダーT氏は、即座に
バンテリン軟膏を差し出して感謝された。

帰りがけに、地元の方に声をかけてみると、行程9時間(標高差1400m)の
「この山は地元の人でもよほど覚悟をしないと登れない山ですよ」といわれた。
そう、単独峰のこういう山は登りっぱなし、下りっぱなしと、偏っているので
辛いといえば辛いかな…。

同行のT夫妻は岩手山3度目の挑戦だった。







天から授かった休日

2007年09月17日 | 日々のできごと
          この夏、にぎわしてくれた花 なまえは?

先週からの6連休が終わった。

5日間の山行の予定が、天候の不順予報により急遽変更。
こんなに長い休日は年末年始以来。
山行は3日間。残りの3日間は思いきっていつもと違う時間としよう。

1日は孫(2歳)を呼んで児童館にお付き合い。
1日は障子貼り。
1日はガーデニング。球根の植え込み。細かな球根が混ざって何がなんだかわからないものもある。咲いてのお楽しみというところ。
春先をイメージしているが今のところはガランとしている。
何か良い案はないものか。パンジーが入るまでは我慢するしかない?

ガーデニング中盤にしてお隣さんのお誘いで新所沢へランチに。 
無農薬・有機野菜「野のすみれ」 フリースタイル(ランチ1,580円)http://homepage2.nifty.com/nonosumire/index.htm

旬の野菜を使った40種類以上の料理、20種類以上の飲み物。
スタッフの機敏さ、笑顔、あたたかいもてなしもよくゆっくりできた。

さて、明日からは秋(自分的には)。気持ちを切替えスタートしよう。

ケントト会(クラス会)

2007年09月11日 | 日々のできごと
9月7日 クラス会に出席のためふるさと安曇野へ。
台風8号で特急あずさが運休。運よく開通したばかりのあずさに乗車できたものの超満員です。松本駅まで出迎えてくださった同級生のおかげで何とか無事会場へ。
同級生は親または孫その他の身内など、当然のように同居されており、皆やさしく、穏やかに感じられた。今、自分の周りでは核家族が当たり前のように生活しているが。

中には昨年の民謡日本一、第九を歌う会、オーデションを受けて斉藤記念コンサートのメンバーなど個性派ぞろいです。
山の愛好者もいて、公民館の募集で常念へ行ってきたよ。来週は蝶が岳へ行くんだ。
10月は燕(つばくろ)で今年は終わりだな。など簡単に言う。
こちらで奥多摩や秩父を日帰りする感覚で話された。

会場 ファインビュー室山 http://www.fineview.co.jp/


夕暮れの松本方面、安曇野を一面に展望できるロビーでは地元の自称ミュージシャンが童謡「ふるさと」を弾き語りされており、リクエストも受けていた。
この宿泊施設は帰省の折、ご招待でたびたび利用させていただくお気に入りのスポットです。

松本駅アルプス口


松本市は市制100周年という。
松本駅西口はアルプス口といってきれいにリニューアルされ、タクシー、送迎もスムースに流れていた。

帰りは夫と自分の実家へ。
台風被害。自家用とはいえ、ラフランスが落とされて。(裏の畑にて)



ケントト会とは小学校卒業の時、酉年と戌年だからと担任の先生が名づけられた。
思い出多い、気のあった仲間達である。



蔵王山

2007年09月07日 | 山登り
8月25日 
飯豊山から下山後明日の蔵王温泉をめざして西会津ICへ。
しかし、真っ青な空にせかされ、ご馳走も忘れ、蔵王山へ向かうことになった。

夏休み最後の土曜日とあって、料金所からレストハウスまでの駐車場までは大渋滞。
富士山と同じく、ここでもかなり手前の駐車場にとめて歩き出す。

蔵王といえばまずお釜の写真を前に出したくなります。



      蔵王 御釜 8月25日撮影
エメラルドグリーンの水を湛え美しく輝いて絵のような景色。


             蔵王山頂 熊野岳 8月25日 15:00撮影
熊野岳山頂に森林ボランティアの方2名が環境の管理をされていた。
ココも展望は360度。先ほど下りてきた飯豊連峰、昨年登った朝日連峰など
大きな山に感嘆する。


       山頂には熊野神社が祀られている。


          避難小屋から蔵王山頂へ
熊野岳までの登山道は火山砂礫地のガレ場でゴツゴツと歩きにくい。
山頂までの登山者は蔵王見学の一割もいないでしょうか。



蔵王山頂、熊野岳からの帰路。後ろには誰もいない。16時。
前方に見えるは苅田岳(かっただけ)。
苅田神社が祀られている。大勢が登っている。


下山後はエコーラインを走って蔵王温泉へ。
蔵王温泉は予想外に大きな温泉街だ。
うだるような暑さの中、今年は避暑を求めていつもの夏よりお客さんが多いという。
「蔵王は夏より冬のほうがお客さんが多い」という、民宿のおかみさんの話に驚いた。
リフト前の民宿には冬のイベントなどのポスターもあって、リフトでモンスター(樹氷)を観に行くのも良いかなーと思った。

夫婦二人でしている民宿((大平山荘)でしたがご主人手作りでとりだての野菜に奥さんの愛情こもったお料理が中高年の口にあってとてもおいしかったです。
ゴーヤとバナナのジュースは帰ってから早速試してみました。おいしいですよ。
ゴーヤ1、バナナ2、水適当。

8月26日 喜多方方面をゆっくり観光。帰路へ。






         


飯豊山(4) 三国小屋

2007年09月06日 | 山登り
8月24日 

頂上を後にして帰る頃には、20名ほどの団体が何組もすれ違い、小屋に泊まりきれるのかと思うほどだった。ツアー団体もいくつか。人気の度合いがうかがえる。


        三国小屋と、救助ヘリコプター
  ロープが下りて人を抱えるようにして上がっていく
偶然にも3時間ほど前には上空から「○○さーん」と捜索のスピカーが聞こえていた。

        
     三国小屋(雪の多い時は外階段から直接2階へ)
  夏の間は52日間、管理人がいる。寝袋(1,000円)も10ケはあるそうだ。

皆、頂上近くで泊まりたいので、ここはいつも空いているという。1日目11人、2日目9名。
山頂までには他に「切合小屋」「本山小屋」とがある。

      
           清潔な調理台が用意されている。


8月25日
 ゆったりした室内で朝食準備。最後の朝はパンにコーヒーと味噌汁。
 残り物ですます。それでも山で満足したあとはおいしい。

粗食に耐えた2日半日。下りたらおいしい物でも食べようね。と下山。

駐車場へは10時着。


宿泊地の蔵王温泉へ車を走らす。


 
           
 

飯豊山(3)(イイデリンドウ)

2007年09月05日 | 高山植物
8月24日 ゆっくりの朝食を済ませ、山頂を目指して6時50分出発。

飯豊山山頂をめざして、ハイライトコース。

行き交う人も少なく、花も景色も独占。山頂には10時30分着。
山頂も空いていて360度の展望に安達太良、磐梯山、蔵王など
山座同定を楽しむことができた。
「飯豊山は縦走しないと良さはわからない」と言われますが、
お花畑と稜線のながめは、足取りも軽やかになります。

花は夏から秋へ。


    トリカブトと大日岳 飯豊山頂は雪渓の右方向。


             イイデリンドウ


             ミヤマリンドウ


             マツムシソウ


     コバイケイソウ(この斜面は雪が溶けたばかりか)



鼻歌気分で進んだ稜線歩きも山頂直下ではもうひと頑張りです。

                            つづく

飯豊山(2)

2007年09月04日 | 山登り


飯豊山 2泊3日  同行者 百名山仲間のT夫妻。

 寝袋、食料、水を背負っての登山は、一昨年、幌尻岳以来の2度目だ。(夫19kg、私11kg)

8月23日(水) 自宅を4時に出発し、西会津IC8:30、国道から舌をかみそうな林道を4kmも
走って弥平四郎登山口に10時、予定通り到着。
宿泊地、三国避難小屋15時着。

はじめは緩やかな登りであったが、徐々に高度を上げるも、なかなか樹林帯からぬけ出ることなく、すれ違う人も無し。「こんな山、誰が登るのかねー」なんてこぼしながら汗をぬぐいながら歩いた。森林限界に到達するまではどこの山もこんな具合。15時三国避難小屋着。
眺望もよく先ほどの愚痴はどこへやら。明日へ気持ちは逸る。

 
大日岳に沈む夕日  8月23日 17:49

新潟から来たという5名のグループはこの山をこよなく愛し、オールシーズン登っているという。早めの到着で、リーダーの70才?の誕生日で大宴会。
ウーン、どこの山でも「おらが山」と愛する人はいるものだ。  

8月24日(木) 6時30分出発。山頂まで往復し、15時避難小屋着。
起きぬけにドライの赤飯にお湯を注ぎご来光を観に。30分でおいしい朝食。

蔵王方面からの日の出  8月24日 5:09

山頂を目指す稜線歩きは最高に至福の時。花は夏から秋に移りつつあった。

                              つづく