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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前の座り込み抗議行動

2018-04-12 23:35:13 | 米軍・自衛隊・基地問題

 12日(木)は前夜からの雨が続き、雷が鳴る悪天候のため海上行動は中止となった。カヌ―は3日続けて海に出られない状態が続いている。この日は抗議船も出港できなかったので、海上から護岸工事などを監視することはできなかった。

 キャンプ・シュワブのゲート前に行って1回目の資材搬入に対する座り込み抗議行動に参加した。連日、300台以上の工事車両が入り、数が増している。この日は331台の車両が入った。K3、K4護岸に加えてN4護岸の工事も始まり、仮設道路の工事も2か所で行われている。それだけ使用する砕石の量が増えているのだ。

 沖縄防衛局は海上からの資材搬入についても、運搬船を増やすと打ち出している。護岸工事を加速して辺野古の海を囲い込み、土砂投入を急ごうとしている。沖縄県警・機動隊の弾圧があるなかで、資材搬入を止める行動も困難を極めているが、座り込み行動によって陸上からの搬入が制限されているため、海上搬送を増やそうとしているのも事実だ。

 海上搬送を増やそうとしても簡単ではない。運搬船や台船が接岸できるのはK9護岸の1か所しかない。海上搬送は天候にも左右される。ゲート前や塩川港での阻止行動にどれだけの市民が集まり、工事を止めていくかで工事の進捗も左右される。

 抗議行動のさなかにも雨が強まり、雷が鳴り響いていた。それでも粘り強く抗議を続ける市民がいる。どんな運動でもそれを根底で支えているのは、地味で目立つことはなくても現場で汗を流している人たちなのだ。

 午前10時頃に辺野古漁港に行き、K3護岸とK4護岸の様子を見に行った。雷が鳴っているせいか両護岸とも作業員や海保の姿はなく、工事は行われていなかった。その後については確認していない。

 


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