海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前での抗議行動と埋め立て工事の様子

2022-03-15 23:21:53 | 米軍・自衛隊・基地問題

 15日(火)は午前11時55分頃、キャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 全体で30人ほどの市民が集まり、ゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設に反対した。

 この日の2回目は空トラックは見られず、生コンのミキサー車とK8護岸延伸工事用の砕石、砂、アスファルトなどが搬入されていた。

 山城広二さんのリードで、歌やシュプレヒコールが続き、盛り上がっていた。

 午後1時40分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 ガット船4隻(神峰、第十八藤進、marumasa2号、美鍛丸)が大浦湾を出て、沖に向かっていた。

 K9・N2護岸でランプウェイ台船の入れ替えが行われていて、②工区に来るダンプカーの数は少なかったが、嵩上げ工事が続けられていた。

 K2・K3護岸のL字型擁壁沿いに足場が作られ、何かを貼り付けている。工事が見えないように目隠しを作っているのだろうか。

 遠目に見ていても、強風や台風の時はどうするのだろうか、と思うのだが、なにやらフロートにロープやネットを付けていたのを思い出す。

 午後2時14分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9・N2護岸ともにランプウェイ台船が1隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。両護岸とも空の台船が離れ、N2護岸では入れ替わりの明神3号とすれ違っていた。

 K8護岸には汚濁防止膜が置かれたままで、まだ先端部に設置はされていなかった。

 ガット船は2隻(聖嘉、栄雄丸)が停泊していて、聖嘉とデッキバージからランプウェイ台船に土砂が積み替えられていた。

 カヌチャ沖ではサンゴの移植作業が行われていた。

 連日、天気が良くカヌーに乗りたいのだが、先週に続き今週も所用が多く、残念ながら海上行動は控えざるを得ない。

 沖縄はうりずんの季節で、実家のビワも色づいてきた。肥料も農薬も使わないので、自分で作ったものが一番安心して食べられる。

 この木は鳥が糞をして自生したもので、ヤンバルの自然の恵みが有難い。

 


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