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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上監視活動/埋め立てと護岸の嵩上げが進められる。

2020-10-15 23:57:02 | 米軍・自衛隊・基地問題

 15日(木)は午前中、平和丸に乗って海上から新基地建設工事の状況を監視した。午前8時15分頃、辺野古崎付近に来るとK8護岸では、ランプウェイ台船・屋部3号が離岸するところだった。前日で土砂陸揚げを終え、接岸したままだったらしい。

 K8護岸ではそのあと、ランプウェイ台船・明神3号が着岸し、土砂陸揚げを開始したが、土砂の量は少なかった。

 午前8時25分頃、ガット船・國喜18とmarumasa2号が大浦湾から出て行った。入れ替わりで第百三十六伊勢丸が大浦湾に入った。湾内には聖嘉とかいおう丸が残っていて、順次台船に土砂を移し替えていた。

 午前8時47分頃、K9護岸に移動すると土砂の陸揚げが行われていた。この日も二つの護岸から②工区への埋め立て土砂の投入が進められた。

 K9護岸のそばの崖の上には辺野古弾薬庫がある。長島側から大浦湾をはさんで一部を見ることができるが、弾薬庫の建て替え工事が続けられている。写真の中央付近に立っているクレーンの左側にコンクリートの壁のようなものが見える。

 K4護岸では午前8時20分頃から、嵩上げ工事で完成した壁の前に消波ブロックを設置する作業が行われていた。壁の建設は辺野古崎側から始められ、K3護岸方向に向かって工事が進められている。

 午前9時45分頃には、ゲートから入ってきたミキサー車が並び、K4護岸上の型枠に生コンを打設する作業も行われていた。

 K1・K2護岸でも同様の嵩上げ工事が行われている。K1護岸では陸近くまで型枠が造られている。

 午前10時半頃、海上監視を終えて平和丸は辺野古漁港に戻った。そのあと、テント2周辺の整備作業を行い、午後1時8分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・屋部5号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。この時間帯に土砂はK1護岸や仮設道路側に投入されていた。

 午後1時半頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸でも土砂の陸揚げが行われていた。

 ガット船・聖嘉と第百三十六伊勢丸が大浦湾から出て行き、入れ替わりで聖祐と神峰が入ってきた。昨日の午前中まで、安和の琉球セメント新桟橋で石炭の陸揚げが3日半行われ、その間、安和では埋め立て土砂を積み込むことができなかった。そのせいか、15日はこの時間までに入ったガット船が3隻にとどまった。


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