海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

名護市安和の琉球セメント桟橋出入り口での抗議行動/国道をふさぐアルソックの誘導

2023-06-16 23:56:42 | 米軍・自衛隊・基地問題

 6月16日(金)は歯医者に行って治療を受けたあと、午後3時41分頃に名護市安和の琉球セメント桟橋に行った。

 辺野古新基地建設のため、埋め立てに使用する土砂を積み込む桟橋であり、この間、本部町島ぐるみ会議のメンバーを中心に、早朝から夜の8時頃まで抗議行動が取り組まれている。

 今日のこの時間帯は、参加している市民は少なかったが、現場をよく知っている皆さんの徹底した牛歩戦術で、埋め立て用土砂を積んだトラックの出入りを大幅に制限していた。

 入り口付近で見ていると、アルソックの警備員が土砂を搬入するトラックを、国道をふさぐ形でわざと誘導していた。

 そのため、信号が青に変わっても、本部町方面に向かう車はトラックが邪魔になり、発進できないでいた。

 本部町方面に向かって運転する市民に迷惑がかかるようにし、抗議行動に批判の矛先を向けようという意図が見え見えだった。

 沖縄防衛局とアルソック、資材を搬入するトラック運転手の間で、意思一致がなされているのは、これまで現場で抗議行動をしてきた者なら自明のことだ。

 現場は本部町の美ら海水族館に向かうレンタカーが多い場所だ。信号待ちで抗議の様子を目にする観光客も多いと思うが、なぜ、いま、ここで抗議行動が取り組まれているか、インターネットなどでぜひ知ってほしい。

 琉球セメント桟橋では、marumasa5号が土砂の積み込みを行っていた。

 午後6時を過ぎても、まだ土砂の積み込みを行っていたが、沖には次のガット船・第三十八ひなた丸が待機していた。

 


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