海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

『誇りある沖縄へ』を読む 3

2008-08-03 04:34:50 | ゴーマニズム批判
 本書には昨年行われた9・29県民大会のことが、ほんの少しだけ出てくる。本書で議論されている内容からして、もっと論じられてもよさそうだが、参加者は2万人だった、といういつものデマで小林がケチツケしている程度だ。ただ、一点集中的に取り上げられているのが、県民大会での二人の高校生の発言である。  沖大教授の宮城能彦は、「あとがき」でこの高校生の発言を取り上げ、自分の日記に書いたという〈稚拙な詩〉を載せ . . . 本文を読む
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