『ヤンバルの深き森と海より』増補新版に収録した『日刊ゲンダイ』(2015年3月28日)のインタビューで、憲法と日米安保条約についてのやり取りがある。
〈——安倍政権は改憲にも突き進んでいます。目取真さんは「憲法と日米安保条約はセット」と唱えていますね。
目取真 憲法学者の古関彰一氏の著作から学んだことですが、日本国憲法1~8条の天皇条項と憲法9条、沖縄の軍事基地集 . . . 本文を読む
沖縄は朝から雨が降り続いている。
庭では芙蓉の花が咲き始めた。これから毎朝、大輪の花を咲かせるだろう。
庭のあちこちにユリが咲いていて、いい香りが漂っている。
沖縄は道路の脇に植えられたり、自生しているユリが満開で5月の雨に打たれている。
4月30日に『ヤンバルの深き森と海より』の増補新版が刊行された。新たに以下のインタビューと対談が加えられている。
「沖縄戦 記 . . . 本文を読む
5月に入った。1日(水)は午後2時46分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
黄金週間に入っても公休日でなければ、工事はいつも通り市民の反対の声を押し切って強行されている。
25人ほどの市民が集まって、ゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げ、工事資材の搬入に抗議した。
呼び径2m60㎝ . . . 本文を読む
以下の文章は4月23日付琉球新報朝刊に掲載されたものです。
2000年5月に朝鮮を訪ねる機会があった。その際、ピョンヤン市の地下鉄を見学した。地下100メートルともいわれる深さに駅が造られ、案内している政府関係者らしい男性は、戦争が起これば市民が避難するシェルターとして使用される、と説明していた。朝鮮戦争は休戦しているだけで、沖縄・日本とは違う状況下で暮らしているピョンヤン市民の緊張を垣間見 . . . 本文を読む
6月16日の沖縄県議会議員選挙に立候補予定の儀保ゆいさんの「ゆんたく会」が、午後2時から崎山公民館であるというので参加してきた。
写真は会場の崎山公民館の近くに張られていた横断幕。儀保さんは私の母校である北山高校卒とのことで、「北山高校 OB 有志の会が」が応援の横断幕を出していた。
ゆいさんの両親とは高江のヘリパッド建設阻止闘争の現場で数えきれないほど会った。
厳しい闘いの日々 . . . 本文を読む
嫌がらせ
26日(金)は午後2時10分頃、本部港塩川地区に行き、辺野古新基地建設に使用する土砂の積み込みに抗議した。
港の出入り口では、本部町島ぐるみ会議の皆さんを中心に阻止・抗議行動が取り組まれている。
25日の海上大行動に参加した兵庫県の皆さんや那覇から来た皆さんの応援もあり、牛歩によって土砂を積んだダンプトラックの移動を大幅に遅らせていた。
テイケイ . . . 本文を読む
写真は4月24日(木)の午前11時40分頃に撮影したもので、辺野古弾薬庫新ゲート(商業用ゲート)建設工事の様子である。
谷間を利用して沈砂池が造られていたが、そこを埋め戻しながら矩形マンホールなど排水施設の建設工事が進められている。
国道沿いの金網フェンスそばに造られてきた矩形マンホールは、完成すると蓋の部分まで埋められている。
排水施設工事が行われている谷間 . . . 本文を読む
25日(木)は辺野古崎で海上大行動を行った。
2017年4月25日に沖縄防衛局はK9護岸の着工をもって、埋め立て工事の開始を宣伝した。
以来、毎年4月25日にはK9護岸の前で海上大行動を開いてきたが、今年はK5~K7護岸の建設が行われている辺野古崎に場所を変え、カヌー28艇(乗員29人)、抗議船4隻(平和丸、不屈、翔也丸、美ら海)、ゴムボート1隻(ポセイドン)が参加した。
カ . . . 本文を読む
24日(水)は午前11時47分頃に辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
40人近い市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて資材搬入に抗議した。
辺野古の新基地建設は機動隊や海保という警察組織=国家の暴力装置が市民を強制排除することで初めて可能となっている。
1950年代には米兵が市民に銃剣を突きつけ、沖縄 . . . 本文を読む
今日の沖縄は朝から雨で、時おり激しい雷が鳴った。
旧暦の3月15日(3月ウマチー)で、そろそろスーマンボーシュー(梅雨)に入るようだ。
庭ではユリやアマリリスが咲いている。ユリは多かった頃の半分以下に減ったが、それでも小さいのも含めれば百数十本が生えている。
種が散って自然に増えたもので、沖縄の自然の豊かさだ。
少し前にはリュウキュウベンケイやカクチョウランが咲い . . . 本文を読む