晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

今日も良い天気だけど・・

2010年07月18日 | 野良仕事や日々の生活

これ何か分かりますか?

左が市販されているガソリン携行タンク(5リットル)。
これに私は草刈に使う混合燃料(ガソリンに2サイクル・エンジンオイルを25:1の割合で混ぜたガソリン)を入れる事になりました。
右は今まで使えたポリの燃料タンク。

最近、混合燃料の少量売りにまで法的規制が厳しくなって、ポリ容器では売ってくれず必ず公認のガソリン携行缶でないと売らないと言われるようになりました。

それでも市街地のガソリンスタンドは「売れません」と言っても県道や市道のローカルな場所で経営しているガソリンスタンドはポリ容器でも売ってくれてました。

それが今では・・
まぁ 売る人も法を守る善人ならば文句も言えないし、私も仕方ないと思うのだが。。どうもスッキリしない。

 たしか数十年前のオイルショックにガソリンスタンドの日曜日などの一斉休業が実施されて時期があり、このときにガス欠対策としてポリ容器に10リットルくらいのガソリンを詰めトランクに乗せて走る車があったらしい。こういう車が事故を起こすと大惨事になるのは必須で、実際にそのような事故が発生したらしい。
それ以降、ポリ容器によるガソリン携行は規制の対象になったのだが。。。。

 私のは一時的に車に積んでいるけど、ほとんどは納屋の中で、しかも10リットルも買いこむ人は(いないとは言わないけど)よほど草刈が好きな人(?)か草刈面積が大きい人だろう。そもそも揮発性のあるガソリンだから買い貯めは良くない。草刈面積の小さい私なんかは2リットルもあればワン・シーズンは持つ。
現にポリ容器に2リットル購入(ローカルGSで)したのは春で今回購入は梅雨明けの夏。
今回わざわざローカル・スタンドに買いに行ったのだが、たまたま農家のおじさんが二人ほど赤いガソリン携行缶に混合燃料を入れてもらっている最中。
何となく雰囲気が良くないなぁと思いながら、二人が終わって私が「ポリタンクだけど・・」と、おそるおそる言うとスタンドのおじいさん(ローカルでしょう)が

「今は消防が厳しいから・・すまんけど売れない」

仕方なくコメリに行って5リットルの携行缶を買ったわけ。
1800円近くするのですよ。これって。

そりゃ、法規制に面と向かって反対はし難いけど。。。

なぜ金属製の缶でないといけないのか、農作業に使う混合油にまでこの法規制を適用するのか。
他国ではポリ容器だって容認されているし、金属缶だって事故は起きている

混合油と言えど揮発性のあるガソリンを多く使っているので注意しなさいと啓蒙するだけで良いように思うのだが、何でもかんでも法制化したい役人達というか、なにか事故があれば他人(役所)のせいにする国民性というか・・
こんな小さな事まで法令化されて規制されることに腹が立たないのか?


と言う事で、善良国民である私は、買う時はガソリン携行缶、帰ってきたらポリ容器に詰め替えて、使い分ける事にします。
(実際の処、ポリ容器のほうが残量が目で見て分かって都合が良いし、小さな注ぎ口がアクセサリで付いていて何かと便利)

ガソリン携行缶、 お金も手間もかかって、ほんまに、ばかばかしい・・・
(まぁ これで経済が少しは動くと思ってあきらめましょう)



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