私の血液検査の結果で気になる脂質系の項目。
総コレステロール (基準値130-220) 206 高め
中性脂肪 (基準値50-150 ) 44 低め
→HDLコレステロール (基準値 36-68 ) 104 高い!
LDLコレステロール (基準値 70-139) 80 低め
ここ数年は飲酒量も少なく、酒によるHDL上昇の可能性でないのがハッキリした。
肝機能等もなんら問題はなく、HDLだけ高いってのは何が原因なのかネットで検索して調べてみた。
結果、少なくとも楽観視はしてはいけないようだ・・・。orz
株式会社創快ドラッグ (c) 2004 SOUKAI DRUG Co.,Ltd
http://www.soukai.com/main/hoken/qa/data/19991114.htm
からの転載。
東京慈恵会医科大学附属青戸病院内科学講座第4内科助教授・同病院副院長 多田紀夫
【 CETP欠損症の人はHDL-Cは高値傾向を示す。生活習慣に注意することが大切 】
LDLコレステロールはまったく問題のない値です。中性脂肪の値も正常です(中性脂肪の適正値は150mg/dl未満)。
一方、HDLコレステロール(HDL-C)は100mg/dlを超え、たしかに高値であるといえます。
HDL(高比重リポたんぱく)は、末梢組織に蓄積したコレステロールをひき抜き、肝臓にもどすはたらきをもつリポたんぱくです。
このリポたんぱくのなかに含まれるコレステロール、HDL-Cが多い方には、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の罹病(病気にかかること)は少ないことから、HDL-Cは善玉コレステロールともいわれています。
しかしながら、HDL-Cが非常に高い値(一般的には100mg/dl以上)を示す場合、なんらかの代謝障害が原因となっていることがあります。
その成因として、CETP(コレステロールエステル転送たんぱく)欠損症や多量飲酒、あるいはエストロゲンやインスリン、抗てんかん薬、ある種の殺虫剤などの薬剤使用があげられます。
また頻度は少ないですが肝性リパーゼ(中性脂肪とリン脂質を分解する消化酵素)欠損症、原発性胆汁性肝硬変に起因することもあります。
ただし、中性脂肪高値や肝機能異常が認められない場合は、これらが原因である可能性は否定してよいかと思います。
そのほかに原因不明の高HDL-C血症などもあり、わが国の人口の2000人中約3人はHDL-Cが100mg/dl以上を呈しているともいわれます。
ご質問のCETPはわれわれの血清中に存在するたんぱくの一種で、HDL中のコレステロールをHDL以外のリポたんぱくに転送するはたらきをもちます。
そのため、CETPがない方(CETP欠損症)はこの転送機構が失われ、HDL中のコレステロールが増加するわけです。
CETP欠損症はCETPをコードする遺伝子の異常で発現しますが、その異常にはいくつかのタイプがあります。
総じて、CETP欠損症はアジア系民族に多く、わが国でも少なくとも100人に一人はこの異常遺伝子をもっているといわれます。
かくして、この異常遺伝子をもつ人のHDL-Cは高値傾向を示しますが、必ずしも全員HDL-Cが100mg/dl以上となるわけでもありません。
私どもの外来でもCETP欠損症の数家系が発見されていますが、とくに問題となる点はありませんので、特別な治療はしていません。
ただし、逆に、CETP欠損症が原因でHDL-Cが高い場合には動脈硬化になりにくいかというと、その結論もでていません。
したがって、一般の方と同じように生活習慣に注意していくことが大切です。
1999年11月号
何かコレにあてはまっているような・・・。
ただ、これが遺伝子疾患なら、かなり過去からのHDLの値なら数値の変化,、推移で判断できるのかな。
と、遡って調べてみたが・・・・。
HDLが70台の時が多い(基準値より少しだけ高めくらいかな。)ので、CETP欠損症ではないっぽい。
だったら、何が原因?。
・・・・思い当たる事が一つ。
「健診の前日は9時までに食事して、飲酒は控えてください。」ってあるんだけど、平日に全然飲まない分、週末に飲むのは一週間の楽しみだから、健診の前日もしっかり芋焼酎飲んでるからなぁ。
多分、ソレかな。アハ。
しかし、それだと「中性脂肪」、「LDL」の数値も上がりそうなもんだから、結局原因不明。
来年は飲酒をせずに受けてみればハッキリするかな。笑
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