今日で事故から3週間たちました。なんとか生きています。
本来なら今日まで入院していないといけなかったのでしょうが、入院していたら退屈でしょうがなかっただろうなぁ。
足先の腫れはひき、足の痛みはほぼ消失、足等の小傷も完治。首の傷の治癒待ちです。
不思議だけどあれだけ大きく損傷した首の傷の痛み(自発痛)ってホントなかった。「0」と言っていいと思う。(先週末の看護師の治療が唯一痛かった。笑)
ただ、さすがに筋肉の損傷もあったので寝る時の姿勢によっては痛みがあったのだがそれも今週からはすごく楽になってきている。左右にスムーズに寝返りうてないのはしんどかったです。筋肉もだいぶ治癒してきているのか寝た状態で頭部を持ち上げる事も出来るようになった。
首の傷もだいぶ良くなっているとの先生の話であった。一部不良に肉芽の増殖で盛り上がってきていたので、その部位にステロイドの塗布が指示されている。たぶん「肥厚性瘢痕」の可能性があるのではと思う。調べたら肥厚性瘢痕に対する処置として「ステロイドの使用」と「圧迫」等の処置が有効らしい事がわかった。
ステロイドの使用はなるだけ最小限にしたい。そこで圧迫したいのだが、前々回に「シリコンジェルシート」の話を先生に聞いたが先生にはうまく伝わらなかった。「シリコンジェルシート」の有効性は論文にもあったのだが、その作用についてはまだはっきりとしていないらしい。
シリコンジェルシートってこんな奴です。↓
なんか適当な物で圧迫してみっかと探して目に付いたのがコレ↓。仕事で箱単位で買っているやつの中のクッション材。
患部に合わせてカットして圧迫の力の強さは重ねる枚数で調整出来ます(現在2枚)。手前のガーゼはこの「お手製クッションシート」での圧迫の為テープで張りつけているのですが、テープで引っ張られた皮膚の部分がシワになってしまうのでそれを隠す為の処置です。
果たして効果があるのやら・・・・。
肥厚性瘢痕には人種差があり「黒人>黄色人種>白人」だそうです。メラニンと紫外線の感受性が関係しているのでしょうかね。実は、日中外に出る時は首に陽が当たると痛い気がしていたのでずっと事故後は首にタオルを巻いていました。本能的(笑)に傷口の紫外線は良くないのではと思ったのは正解だったかもしれません。
肥厚性瘢痕の予防でもう1つ大事なのは受傷部位の「運動」をなるだけ避ける事だそうです。リハビリだと思って普通に首動かしていましたが、控えめにしなければいけないみたいです。「自家製圧迫シート」をつけていると首の動きが制限され、その部分の皮膚も固定され動かなくなるので、その点では効果がありそうですね。
「運動制限」かぁ、、、これが一番つらいです。
事故後に体重等が一時増えました(点滴もしているのに次の日の昼食から食事までしていたもんなぁ)。が、現在は戻りました。しかし、決していい状態ではありません。昨晩布団にもぐりこんでから腕を触ってみました。「細っ!」ビックリしました。以前の細いながらも張りがあり、筋肉質だったのが柔らかくなってら・・・・orz
今回の事故で一番ショックだったのはとにかく暑いのに汗をかけなかった事です。しかもよりによって、最近すっごくいい天気が多かったもんなぁ。指をくわえて外を見ていたので指が早く治ったのかもしれませんハハハ。現在傷がだいぶ治ってきたけど、当分は「瘢痕」の為には「運動、汗をかくこと、日に当たること」は我慢せねばならないのです。しかし、運動ではなく汗をかかない程度、日常生活、基礎代謝レベルならいいよね。
ってわけで、今朝陽が高くなる前に新しい相棒「mountain cat=鉄下駄号」を少しだけ「お散歩」に連れていきました。今日も1日焦げそうなくらいの暑さです。
あっ、「朝から焦げました!」でなく『漕げました』でしたフフフ