長男の空手の次の試合は6月。
先週末の試合では結果が残せませんでしたが、色々学ぶ事があり収穫も大きかったです。
6月の大会まであと三ヶ月ちょっと。
今までと違う闘い方が出来る身体を作る事にしました。
そもそも空手は物理の要素もある。
運動量P=質量m×速度vが基本。
同じ速度の蹴りならば重い質量の方が衝撃が大きく有利。
ある程度これは通用するのですが、、、、身体は大きくても流石にエンジン(心臓)は同じという所で問題発生。
体重の重い方の蹴りが有効にヒットしないで試合時間が長くなると、、、、、体重が軽い方が有利になってきます。
今回の長男の対戦相手は10キロ重い。
つまり2リットルのペットボトル5本抱えて戦っているようなもんだから試合が進む毎に動きが鈍くなりました。
おまけに引き分けだと体重判定では軽い方が勝ちになる。
勿論突き抜けてでかく(体重m↑↑↑)なればその威力効果絶大、、、、しかし将来的にその身体の維持は病気等も考えると問題がある。
∴今回長男を適正な体重まで痩せさせます。
試合申し込み時点での長男の体重33キロ。orz
一ヶ月の特訓で一キロ以上は痩せました。
が更に現在減量しつつあります。
↓脚だけを見ると普通の1年生の1.5倍の体重があるとは思えないくらいの細さにはなっています。
↑俊敏性、攻撃のリズム感を高める為に「ラダートレーニング」開始しました。
これはサッカー等にも有効なのでサッカーもやっている長男には一石二鳥。
現在の体重31.2キロ、、、
これは小学四年生の平均体重以上。
ちなみに身長は小学三年生の平均身長以上。
・・・現在、小学一年生(^_^;)。
最初の目標は30キロ切ること。
そして28キロが最終目標。
一ヶ月2万本を越える蹴りの自宅稽古の成果はいかに。
期待に胸膨らませて早朝、宮崎に向かった。
スロースターターで後半にエンジンのかかる長男にスタートからのエンジン全開させるべく車中でも天国と地獄の話をした。
天国「優勝したらDS返却して、明日からの稽古は今までの半分以下になります。」
地獄「優勝しなかったら勿論DS没収のまま、今日からの稽古は今までの倍になります。」
その他、試合で有利に見せるポイント等をじっくり教えた。
会場の宮崎県武道館に到着、大変綺麗な会場でビックリ。
昨年末の鹿児島でのK会系の試合ではアップ不十分の反省点からアップ室で入念にアップさせた。
本部道場の大人の方も殆ど揃って応援に来てくださった。
師範代からアップも指導していただいた。
これでエンジン全開の長男が見れるかと、、、、。
開会式が終わって長男が戻ってきた。
長男「脚の親指の裏が切れて痛い!」
パックリ切れていた。
アップの最中に切れていたとの事。orz
湿潤両方のテープは持ってきていなかったので絆創膏の上からテーピング。
しかし痛くて脚を引きずっている。
集中したら痛みはなくなると説明したが、、、長男の戦闘モード↓↓↓。
・・・結果初戦敗退。
痛めた指がいたいのか序盤は覇気がなかった。
途中、ヤバイと思った長男がエンジン全開になって相手を凌駕し始めたのですが時既に遅し。
指を痛めていなかったらと後悔。
いや、長男の手指の荒れには気付いていてケアしなきゃと思っていたのにおなざりにしたのがいけなかった。
相手は小学一年生で最重量の40キロの巨漢。
次に大きい子は35キロ台で23キロ台の子との対戦。
長男は三番手の31キロ台だったので23キロ台の子との初戦だったらまた違った結果だったのかなとか、、、。
でも一番重い子が優勝するわけではない。
まぁ結果が全て。
折角の晴天の休日に応援に来てくださった師範、師範代、支部長、本部道場の大人の方にお礼と謝罪。
帰りの車中「約束どおり、DSは返せません。今日から家での稽古は倍になります。まずは家に着いたら私が一旦職場で仕事して帰ってくるまでに自転車10キロ!それが終わったら倍の稽古を今日からする」と宣言。
長男、、、静かに目を閉じていましたが、涙が目に溢れていました。
長男「DSどうせ返ってきてもする時間ないし、、、。」
自宅に家族を降ろして職場で一仕事。
自宅に戻ると長男はすでに自転車を終えていました。
嫁曰く、凄く早かったそうな。
私「長男、一ヶ月良くパパの稽古に毎日頑張ったのは認める。DS昨日充電していたから今日は好きな時間思いっきり遊んでいいよ。」
長男「・・・・・ポカーン」。
一ヶ月本当に頑張ったから今日だけは天国を味わせます。
DS一ヶ月以上もしていなかったらその楽しさを忘れてしまいます。
しかしその楽しさを一旦味わうと、、、、ゴメン長男、今日のDS許した父ちゃんが優しく見えるかもしれないけど父ちゃんは本当の鬼です。笑
さて今回実力が発揮できなかった長男の責任は私にあります。
師範にも長男の改善に効果的な練習方法を質問した。
家での稽古のメニューを研究していきます。
もっと父ちゃんの課す稽古が効果的にならねば。
・・・ゴメンなさい長男。
現在、長男DS、TV満喫中。
土曜日の稽古で同級生のA君との組み手で長男が五試合して全勝。
昨年末までは組み手でほぼ互角で片方ずつ交互に勝つくらいの僅差だった。
・・・でも長男が成長したって手放しでは喜べません。
長男の体重がA君の1.5倍あるので今までいかにA君が頑張っていたかって事。
やっと身体の差になったっだけの話。
この一ヶ月毎日700回、800回の蹴りをさせてやっとの結果。
次男坊も長男の柔軟のお手伝い。笑
今回は三位以内まではトロフィーが貰えます。
狙うのは一番大きなトロフィー。
でも、他流派なので圧倒的な差を見せつけないと旗はあげてもらえない。
エンジンがかかるのが遅い長男の課題をなんとかせねば(^_^;)。
今回の熊本旅行は長男の2週間後の大会の試金石。
・・・・だが、密かに私の試金石でもあった。
現在の私は首に大きな傷跡はあるものの血圧も正常、焼酎は嫁に飲みすぎと言われていますが肝機能は正常、コレステロールは善玉コレステロールが高く同年代でも健康な部類。
でも、、、精神的にはある問題を抱えています。
私くらいの年代で多いのは躁鬱ですが、、、、それは今現在は大丈夫(年齢的に発症しない保障はありません。)。
私の現実的な問題はパニック障害。
事故のPTSDでもあるかもしれません。
事故時の車が迫って来るスローモーションのシーンは今でも記憶にあります。
専門医を受診したわけでないのでこの病名はネットで自分の症状と照らし合わせての憶測ですが、、、。
勿論、受診してもいいのですが精神的な症状を薬に頼るのは簡単ですが薬の前に自分でその症状に可能な限りは対峙して薬に頼らずに自分でコントロール出来ないか考えてみたい。
問題なのが車の運転、、、いや車の運転中での発症しかない。
普通の市街地走行では何の問題もありません。
高速のトンネル走行中とか、若干高めの速度で巡航中に大きなトラックとか追い越す時に発症。
以前は高速でも速度が高めの巡航でも平気でした。
一旦発症すると手に凄く汗をかくのですぐにわかります。
同時に壁にぶつかりそうな感覚になり不安感↑。
おそらくスピードを上げてトンネルの壁が迫って来る感覚等が事故当時をフラッシュバックさせているっぽいです。
段々酷くなっている気がしていた。
長男の試合の為の熊本行きを前日泊にしたのはその事もありました。
時間ギリギリで精神的に逼迫させる事を避けたかった。
実際、先週一週間、熊本まで運転が本当に出来るか心配しておりました。
「えびの」から「八代」まで6キロのトンネルが2本もあるのでハードルが高い。
どうしても無理だったらトンネルの前のSAで嫁に運転替わってもらうか、最初から高速を使わないで行こうとすら考えていた。
が、前日泊で精神的に余裕がある為に大丈夫だと思えた。
実際にも全然大丈夫で結構な高速で巡航できました。
今回、もし駄目だったらおそらく、、、、県外に私の運転で出る事はもう不可能だったかも。笑
土曜日の午前中は本部道場で試合前なので軽めの稽古。
稽古が終わり、お友達のA君と昼食を楽しんだ後にすぐに家に戻り嫁、次男を拾い熊本に向かった。
熊本でのワンマッチの試合は日曜日午前中。
当日に行くとなると早朝六時くらいの出発になるので大変。
長男はお泊りの旅行にはまだ一度くらいしか行った事がないのでまぁ久しぶりの旅行も兼ねてたまにはいいのかな。
そして私の「とある事情」からも前日ユックリの方が助かるからと急遽前日泊を決定。
三連休と言う事もあり、宿探しが大変でしたがなんとか試合会場まで5分の宿をとれた。
↓嫁も主婦業をお休みできるのは嬉しい。
高台にあり熊本の夜景が一望できる。
・・・・ただ建物が古く単層ガラスの為にあっという間に結露して見えなくなった。orz
↑次男坊は水遊びが出来て楽しいらしい。
二、三日前に左肩を壊してしまっていて、宿に向かう運転の際にバックミラーの調整で左腕を上げる事も出来なかったくらい。
病院もいかずに自然治癒するだろうと放置していた。
道中の疲れを癒そうと天然温泉の大浴場に長男と入ったのですが、、、、左肩が治った。笑
フロの中で左手を何気にあげてみたら痛みが全然なくなっていた。
嫁も手足が温まり夜はゆっくり休めたみたい。
歳をとったら温泉旅行もいいもんだと思った。笑
翌朝、朝食を食べた後に会場に向けていざ出発。
↓寒気の為にフロントガラスが凍っている。
3月で9年目の車検のRANGEですが、、、買って初めてフロントガラスの電熱線が威力を発揮。笑
↓あっという間に走行可能になる。
長男の対戦相手はどんな相手か楽しみでした。
身長、体重で組み合わされます。
長男は一年生では大きいほうですが、更に10センチは高い相手でビックリ。
不慣れな背の高い相手ですが、積極的に攻撃して試合は勝ちました。(赤いヘッドギアが長男)
↓○レンタイン○ップなので戦った後にチョコが貰えました。笑
色々な課題がわかり長男の2週間後の宮崎県でのトーナメントの試合の良い試金石となりました。
課題克服に向けて早速夜から練習。
今度はチョコでなくトロフィーが欲しい。
今回の旅行では私にも色々な試金石だった話もある。
無事克服して一安心。
毎日家でも稽古しています。
・・・が、二階の長男の部屋でやっていたのですが一階で寝ている嫁がドスン、ドスンと煩いと言うので稽古の部屋を客間に移動。
↓ココ。
「嫁、長男、次男の寝室」は設計段階では「主寝室」。
勿論、私と嫁の部屋だったはずです。
・・・が、寝る時間も違い夜中に次男が夜泣きするので私は現在、二階の次男の部屋で一人でゆっくり寝ていす。笑
流石に、客間だと激しく稽古しても主寝室では全然音がしないらしい。
今週末は腕試しに熊本の他流派バレ◉タ◉ンカッ◉の前座のワンマッチの試合に参加予定。
もし、、、熊本の試合で負ける様ならこの客間は「虎の穴」になります。笑
土曜日の夕方職場で事務仕事をしていると嫁から電話。
お父さんがまた倒れて起こせないらしかったが、私が職場に行っていると嫁から聞いて遠慮して「助けて欲しい」と言い出せなかったみたいだった。
オフクロに「無理するとお母さんの腰がやられるから、そのままで寒くないようにしていて、今からすぐに向かう。」と電話して速攻で実家に向かった。
玄関で倒れていた。
直ぐに助け起こしてダイニングの椅子に連れて行った。
丁度、今日の午前中に姉貴と施設に行く事を拒むオヤジとオフクロの介護の限界の事で話をしていた。
結局、「ネットで似た人の話を探していい方向を模索する」と結論は出ず。
嫁にも今朝、「兄弟でお父さんの事話し合った方がいいと思う。」と言われていた。
オヤジとダイニングのテーブルに座っているとオフクロがお茶を入れてくれた。
オヤジは涙を流していた。
・・・・突然私のスィッチが突然入った。
「お父さん、お母さんはもう限界。
介護の仕事は若い資格を持った人でも沢山やめるくらいキツイんだよ。
まして、お母さんは素人、体重も全然違うしもう歳が歳。
もし、お母さんが倒れたらどうするの。
お父さんが自分の身体が動かなく本当に歯がゆい思いをしているのはよくわかる。
だからと言ってワガママをずっと周りの人に言って、怒りちらしていると周りの人が離れて行くよ。
世の中には子ども達が全然来ないで寂しい思いをしている人も沢山いるんだよ。
ウチは子ども三人ともお父さんの事を心配して皆毎週の様に家族揃って顔見世に来ているよね。
そしてお母さんも色々文句を言われても従ってきたよね。
弟も姉貴も優しいから言わないけど、昔からお父さんの言う事を聞かずバカタレと言われていた俺は黙ってないよ。
もう限界!。
お父さんも頭はいいからもうそれはどんな事か本当はわかってるよね。
自分の考えを曲げてもいいじゃん。
いや、曲げた方がお父さんにはいいと思う。
お父さんは昔、貧乏だったのを自分の力で大学に行き手助けをかりずに立派な先生になった。
それは尊敬するよ。
でも、、、、もう人の手助けが沢山必要なんだよ。
お父さん、今はもう身体が不自由で何も出来ないかもしれないけど、「カワイイ爺ちゃん」になる事は出来るよ。
今のお父さんは手助けしてもらっている人に文句、不平は絶対に駄目。
「ありがとう」って言葉だけでも言おうよ。」
その他にも色々言ってしまった。orz
オヤジ「ありがとう、、、、」
・・・オヤジの心の節分が出来たらいいのですが。