6月17日の記事「ペダリングと腹筋(補足事項)・・・どちらが補足かって事!」で
「引き足の練習には2種類ある気がする」と書きましたが、同じ事を「シルベスタの店長山崎さん」が書いておられるのを見つけました。
(シルベスタの店長山崎さんは私より10は歳は上なのにバリバリレースをやっていて、つい最近も優勝された凄い方で、40半ば近くで始めた私には大変励みになる存在でもあります。)
私が直感的な感じたままの事しか書けず、うまく伝えられなかった所をさすが山崎店長、上手に書かれています。
【以下抜粋】
これもあんまり解説されたのを見たこと無いんだけど…
「引き足」は2つに分けて理解し強化するといい。
前にも書いたように、「引き足」は自転車以外の競技では出番は少なく、
日常生活でもあまり使ったり、ましては強化することは極めてまれである。
だからこそ筋力的にも持久的にも、特化して鍛えると他人に差を付ける高効率な競技力向上ができる。
その「引き足」は、股関節を支点に膝を上げる「上部」と
膝を支点にかかとを引き上げる「下部」に分けることができる。
この2つを意識して一度実際にペダリングしていただきたい。
うまく使い分けできる、あるいは同時動員できるようになると、
・乳酸の蓄積を遅らせることができたり、
・登坂タイムが上がったり、
・巡航速度が速くなったりする。
サッカーボールを膝で蹴り上げるように膝上げを意識する「引き足上部」をうまく使うと、どちらかというと登坂に…。
かかとをお尻に引き寄せるように「引き足下部」からパワーを出せるようになってきたら、
高速からの更なるスプリントのような回転のスムーズ化や使用筋肉のローテーションが可能になることから、
持久的な競技力向上も図ることができるだろう。
強化法補は筋力面では上部は主に腹筋(特に下腹部)。
下部はハムストリングスをレッグカールなどにより刺激すると効果がある。
(4~50回でオールアウトできるような筋持久力強化負荷を推奨)
持久的な強化はというと、この2種の引き上げペダリングを意識してのロードトレーニングに尽きるかなぁ…。(サイスポ'05.01号掲載)
・・・だそうです。私が書きたかったのも同じ事なんです。
特に「うまく使い分けできる、あるいは同時動員」の考え方も私も同じです。ただ場面によってどちらか片方、もしくは同時、はたまたローテーションで使用する事があると思いますが、それぞれを意識しての「パート」練習が必要だという事です。
やはり今の練習は間違いではなかったのだと嬉しくなりました。
ただ、筋トレに関して、私は「腹筋」はやっていますが、下部に関しては実走で練習してつけた方がいい気がします。もしやるにしてもレッグカールとは違う筋トレをすると思います。