俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

旅は道連れだからこそ道連れにする相手は重要

2013-07-04 00:05:25 | ATOP
どうも、トルコ帰りのニュータイプです。
…なんでもないです、ご無沙汰しております。

無事にトルコから帰ってきました。
トルコ記についてはまた2カ月後くらいに書くとして(何、
今日は簡単な感想というか所見・雑感を書いていこうと思います。

いままで考えてもいなかったんですが、
旅行というにはいくつか種類があるみたいです。

僕が思う「旅行」には必ずテーマがあります(一応)。
だいたいの場合は”その土地との一体感”を感じることを第一にしてます。
それが自然であれ遺跡であれ、僕とそれとの距離を感じることです。

海外に行けばそこは気候も違うし、言葉も違うし、文化も違う。
僕が今まで過ごしてきた環境とはひとつとして同じでないのに、
それらが自分の脳に、心になにか訴えかけてくる、またそれを感じる。

それが不思議なんですよね。
ええ、確かに「something great」を感じるわけです。

そのためにはとにかく澄んだ気持ちで想像をしないといけない…と僕は思います。
自然の中に立って、自分と自然の距離をはかるために心穏やかにします。
遺跡の中に立って、そこにいた民族が何を目指しここに訪れ去っていったか思いをはせます。

そういうことに言葉は要りません。
それが僕の旅行の楽しみ方だと思ってます。

が。
いわゆる「旅行ツアー」とよばれるそれはそんなことを考えない。
とにかく行くことを一番の目的とし、見ることを目的とし、
とりあえず食べることを目的としている安上がりな旅。

今回参加したツアーは僕を含めた総勢22名でした。
多くは50~70歳のセカンドライフ世代が占め、20代が僕を含め4名(うち大学生2名)。
みなが実際どう考えていたかはわかりませんが、この手のツアーに参加する人間の心構えは、
日常生活を海外に持ち込もうとしているように思います…。
日常生活の延長線上に旅行があって、とりあえず楽しめればいいのである。

僕は今回この手のツアーに初めて参加しましたが、
こういう旅行の楽しみ方には馴染めないというか、
なにが楽しいのかが最後までわからなかったんですね…。

なんで海外まで来てあほみたいな日本語の感想を聞かないといけないのか…
いや、たぶんだけど見ず知らずの人の薄っぺらい感想を聞かされるのがうんざり。
ただでさえ、自分の親の発言すらイライラしているのに、ましてや知らん人と。
僕には無理です。疲れるだけです。

こう、わざわざ海外まで来てドメスティックな感じにまとまる意識がわからなくて、
いいんですよ、みんなが決まったベクトルに向けて進むのはいいんです。
そうじゃなくていびつに渦を巻いて内々にまとまっていく感じがわからない。
当たり障りのない発見の報告や感想で互いに距離を測り、
一見みんな仲良く楽しんでますよねみたいなことが優先された旅団。
なんだこのかりそめの平和は!と僕は顔をしかめます。

あれを楽しむにはもう少し俗世を渡り歩かないといけないなぁと思う(汗。
そういう旅の楽しさもきっとあるんだろうけど、
僕が今回一番思ったのは、旅に行くメンバーは重要ということ。

もう2度とツアー旅行参加しましぇん。

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