俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

トルコにいった話8(べりー?ベリーロールじゃないの?ちがう?)

2013-10-02 21:13:27 | トルコ旅行2013
前回のあらすじ

前日カッパドキヤの気球で空高く打ち上げられた我々一行は旅も本当の終盤を迎え、互いの距離感を縮めることもなく、首都アンカラまでやってきたのであった。


●6月30日(日)アンカラ デデマンホテル(Dedeman Ankara) 現地時間08:00頃●

おそらくこの日も8時くらいにホテルを出発しているはずです。
なんせ旅の疲れとイライラがかさなってほとんど記録が残っていません。加えてアンカラは観光するところはないし、ただ通過するだけときてる…。

ここらでトルコの食事について書いておきましょう。

まずは飲み物からですが、基本的にぬるいです(何。
氷を作る文化がないので、冷蔵庫があれば冷えていますが、なければ常温です。
ご当地ご当地で売りにしている果物があってそれのジュースをすすめられるんですけど、これが実にぬるい。

行きつく先は3つあります。

1つはビール。もっぱら飲んでいたのはエフェス。これはあっさりした味わいのビールです。
どこにいってもたいていはこいつが出てくるんじゃないかと思います。

2つめはチャイ。だいぶ前に書きましたが(トルコにいった話2)、お茶です。
どこのレストランでもかならずあります。値段も99%1トルコリラです。

3つめはコーラ(スプライトも含む)。世界共通言語といってもいいかもしれません、コーラ。
VISAが使えなくてもコーラはあるぞといわんばかりに、その安定感はトルコにおいても健在です。

もうね、しぼりたてのジュースなんて旅行の記念じゃなかったら、絶対飲まないと思うのである。
口の中に残る果肉、のどにまとわりつく渋み。そういったものを味わいたいならぜひとも挑戦してもらいたいです。

ビールの話をしたついでにお酒の話を。
トルコはイスラム教徒が多く暮らす国ではありますがお酒を飲みます。(もちろん飲まない人もいます)
当たり前にメイドインターキーのビールだし、彼らが好んで飲む「ラク」「ラキ」と呼ばれる酒もあたりまえにレストランにあります。

このお酒がおいしいというんだが、僕は…
アルコール度数50度くらいの透明なブドウ蒸留酒で、それに水でわって飲むのですが、水を入れると透明だった液体が白く濁るのが特徴です。
味?味は…蒸留酒の味ってなんだって一緒だと個人的に思っているのでウォッカの水割りを飲んでいるというか、焼酎・泡盛の水割りを飲んでいるような感じです。
ぜひですね、そういったお酒が好きな方はトルコ行った際に飲んでみてください。

あ、案外飲み物だけで話が長くなってしまいましたね、食べ物については次回に回します。


●イスタンブール市内 現地時間13:00頃●

 

一度の休憩をはさみようやくイスタンブールまで帰ってきた我々。
ボスポラス海峡を渡ります。



日曜日なんですけどすんごい混んでいた印象があります。トルコは政教分離しているから太陽暦だし、休みも日曜日だと思うのだけど異様にわたるまでかなり時間かかった記憶があります。


●イスタンブール エジプシャンバザール 現地時間15:00●



初日に来たグランドバザールと違い、主に香辛料をメインとしたバザール。
お土産を買うとかではなくて雰囲気を楽しむところですな。




●イスタンブール ブルーモスク 現地時間16:00●

たぶん、トルコと思い浮かべて次にイスタンブールが思いつき、その次に「ああ、ブルーモスクね」という人が多いと思うぐらい有名なブルーモスク。



すごいですねぇ、写真撮る気をなくして全景の写真が一枚もありません…まぁ有名だしね(何。
モスクにしては珍しく6本ものミナレットが建っていることと、青いタイルが敷き詰められているのでブルーモスクと呼ばれ有名と。
モスクとしての機能をいまでも果たしていますが、ほとんどもう観光地です。あとこどもの割礼式の記念に来ているといった感じで、あまり周辺は荘厳さを感じられません。





世界遺産の建造物でここまで雑な管理になっているのも珍しいと思うぐらい、テキトーです。真剣にお祈りしているひともいれば、建物内を全力で走り回るこどもたちもいる。写真も撮り放題だし、なんかすごい。それが僕の印象でした。


●イスタンブール アヤソフィア博物館 現地時間17:00●

ブルーモスクから通りを一つ渡ったところにあるアヤソフィア博物館というか大聖堂というかモスク。
この建物すごいですよ。



もともとビザンティン帝国の土地だったものだからキリスト教の教会としてたてられていたのを、のちのちイスラム教のひとたちがモスクに改造して、20世紀に入ってから博物館として公開しているんですね。



いたるところにキリスト教のモザイク画が残ってるんです…イスラム教の壁画の下に。キリスト教の教会だった建物をモスクに改造する際にもとあったモザイク画を壊すんではなくて上から塗りつぶしてくれたおかげで、現在その部分を取り除いて多くのモザイク画を見ることができます。



ああ、これが歴史ですわ、歴史ロマンですわ。と思うのである。



●イスタンブール シェラトンホテル 現地時間19:00頃●

毎度毎度のベッドがたりない事件をクリアし、さすがに旅行に疲れた…正直このあとなんでベリーダンスショーなんか見に行かないといけないのかわからない状態でしたが、それを逃すと食事がなくなるので重い腰を上げて出立。



もともとダンスとか音楽に興味がない僕にとっては居心地があまり良くないイベント。そもそもベリーダンス見てどうするんだよ、という気持ちと、メイン料理とショーを同時に楽しむことがどっちつかずな状態が楽しめない。ああいうのは飯を食った後、お酒飲みながら見るもんなんですよ。それを60過ぎた方々とどう楽しめばいいんだい…。







このときも自分の親父がつまらない冗談を言っていて興ざめして最後の最後までお見舞いされ、あー早く日本に帰りたいと強く強く願っていたのでした。
ホテルに戻ってひとりでラウンジでビール飲みながらネットサーフィンしているのが心の癒しでした。やっぱり一人が落ち着く。このとき現地ガイドのひとと少し話したのもよかったなぁ。

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