俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

嵐が過ぎるまで

2014-04-20 21:10:34 | ATOP
僕もいい加減いい大人であるから、なにかうまくいかなかいことがあってもそれなりのごまかし方を心得ている…つもりです。

まぁみな、年齢を重ねるにつれてそもそも「成功」「失敗」にこだわらなくなるという心持ちで生きるようになるのもそうですが、ものごとの成功失敗に限らず精神的に落ち込んだときの巻き返し方を体得していくんじゃないかと思います。

ただだからといって深い闇に包まれるがごとく不安になったり、言いようのない厭世的な気持ちになることがないわけではない、ですよね。

とくに嫌なことがあったわけでもなく、なにかされたわけでもなく、なにか起きたわけでもないのに、そこにすとんと落ちてしまう。

どことなくその予兆を感じることもありますが、突然現れて突然去っていくそれ。

それは忍び寄ってきたのかな?という気もするんですが、案外もともとそういうものが心の奥底に敷き詰められていて、気持ちがうねった余波で浮き上がってくるのかもしれません。

まぁたいてい何もしていないときにそんなことが起きるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。

でもいざそれに気づいても、準備していいたわけでもないから手の打ちようもなく、かといって向き合う余裕があるわけでもない。

結果としてごまかすことに取り組む…まぁ放置することもあるんでしょうけど。

僕の場合はひどいごまかし方で、とりあえず何がどう不安なのかを口にしてみたり、書き留めたりしていくんです。

するとですね、その不安自体の陳腐さに恥ずかしく思うし、そんなことをやっている自分を客観的に見るともっと恥ずかしくなるので案外気が晴れます。

まぁあくまでも恥ずかしいからやめようと思ってうやむやにするだけで根本的な解決はしていないんですけどね。

でもよくよく考えてみれば、そういうしょうもない不安は実にしょうもないことなくて、自分自身にとっては切実なのかもしれない。

原因がわかっていても解決できないがゆえの苦々しい気持ちや脱力感かもしれませんし、現在の自分の不遇さ・無力感にさいなまれているのかもしれません。

ただ繰り返しになりますが、そんなものは解決しようもなく、もっと言えばそもそもそんなものは形を成していなくて掴み取れるものでもない。

なんとなく「ああ自分はこういう人間なんだ」と卑屈に思うだけのことなんだろうなぁ…なんてね。

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