前回までのあらすじ
アブダビ空港でおもわぬ足止めを食らい、日本を飛びだってから約22時間、ようやくトルコ・イスタンブールに着いたのであった。
6月24日(月) トルコ イスタンブール アタチュルク空港
時間は現地時刻13:30。
椅子に座りすぎて椅子人間になるかと思った頃、アタチュルク空港に到着。
おかしいなぁ…これから観光とか死にたくなるぜ(何。
ここで両替をしますが、トルコで使える通貨は豊富です。基本通貨はトルコリラ(TL)。
ただEUの隣国ということもあり大体のところでユーロが使えます。
ホテルやしっかりしたレストランだと米ドルも使えます。
土産物屋だと日本円が使えたりします。なんだってありです。
話を聞くにトルコの通貨TLはインフラが激しいそうで、対策としてデノミを行ったそうな。
(ちなみにウィキペディア見ると1米ドルあたりのレートは1974年時13.85TLが2004年で150万TLに)
昔に比べて金持ちも増えたが貧乏も増えて貧富の格差が拡大と、絵にかいたような新興国らしい現状。
さらにFXとかやってる人間はそこらへんに詳しいと思いますが、トルコの政策金利が異常に高い。
2008年15%と阿呆みたいな金利でしたが、今でも5.5%あります。
ガイドさんも言ってましたが、トルコ人は貯金しまくるらしいですが彼らの素晴らしいところはTLで貯金をあまりせず外貨貯金をするらしいです。
ドルと円立てとかユーロと円立てとかするそうです…円は意外に人気らしいです。
さて我々は空港に着きようやく今回ツアーに参加するメンバーを把握します。総勢20余名。
年齢層は圧倒的にリタイア世代が8割を占め、20代が僕を含めた4人…添乗員さん1人とガイドさん1人。
多すぎ\(^o^)/そそくさとバスに乗り込み観光へ向かいます。
一番最初に向かうのは「トプカプ宮殿」。世界遺産です。中世から近代まで存在したオスマントルコの宮殿です。
なにか特筆すべきところがあるかというとこれといってないような気がしますが(何、今現在建物は博物館となっていてその周辺は公園として利用され、大学生たちがピクニックにきて寝転んでいます。
トルコ人はピクニック・BBQ好きです。公園という公園でBBQやったり、みんなで何かしら持ち寄って食べたり、大人数でなくてもカップルで公園の芝に寝そべっているのを多く見かけます。
…んで「トプカプ宮殿」ですが、一応当時の財宝というか宝飾品が多数展示されています。それで「じぇじぇじぇ」となるかはわかりませんが、一応驚くところだそうです。僕は…とにかく暑くてかなわなかったという印象です。
トルコの気温は暑いですね。
6月末の時点で30℃いかない程度の気温ですが、陽射しが痛いです。旅行前の情報(両親からの事前情報)では「カラッと暑い」と聞いていましたが、明らかに「ギラッと暑い」レベルでした(何。日陰にいいると涼しいですが、日にあたると暑く簡単に日焼けします。建物の中で風が吹かないとなかなかの不快感があります。そんな感じです。
写真はトプカプ宮殿からみたボスポラス海峡。向こうに見えるのがアジア側のイスタンブールです。
次に向かったのが「グランドバザール」でござーる(古いか。
「グランドバザール」とはいうもののこれは英語表記で、実際向こうに行くと通じないと本で読んだことがあります。
トルコ語で「カパルチャルシュ」(屋根付き市場)。15世紀から利用されている市場です。
(個人的には博多の地下街に似ているような気がすると勝手に思ってましたが)
何でも売ってるというのが建前ではありますが、多くは宝石店が占めていると思います。
もちろんおなじみの絨毯やランプとかお土産用の商品もたくさん扱っているお店があり、観光客でにぎわっています。
高級品あるところに日本人ありというわけでお店の人が日本語で話しかけてきます。
個人的な感想ですが彼らにそこまで悪意はないです。インドみたいな底知れぬ不気味さで近寄ってきて声かけてくるのとは違って(何、単純に陽気なのと(少し声をかけるだけで物を買ってくれる)日本人が好きなだけです。笑顔で無視しても「クソ!」みたな表情はあまりしない良心的なイメージでした。
ちなみにあんまり安いというイメージはなかったですね。ガイドさんもそういうニュアンスでした。
そのあとレストランに移動して夕飯。
写真はありません。海外行って料理の写真を撮る行為がすごくかっこ悪く思えてほとんど撮りませんのでご了承を。
僕の記憶だとほうれん草のスープとケバブを食べたと思います。
というより、このとき僕は重度のコミュ障ぶりを発揮していたため、初対面の人間と楽しく食事をするというのが馴染めず閉口してました。
何が楽しくてこんな人たちと食事しないといけないのかという疑問しかわかず、帽子を取らず食事するひとと一緒の席にいることも嫌で、それにいちいち食べ物にたかるハエを周りの人がはらうしぐさがうっとうしくてむしろイライラしてました。
『どうして食事をする時に帽子を取らないのか。ハエよりあんたらの手をパタパタさせる方が見ていてうっとうしいわ。』という言葉が頭の中でぐるぐる回り早く食事の時間が終わらないかと期待してしまう僕。
それに仲良くする気もないのに中途半端な調和を目指そうとして当たり障りのない言葉を交わす行為って馴染めない。
この会話によって目指す方向性がなくて、だから会話の主導権を誰も握ることなく会話に対する力をあえて25%くらいに抑えて続けるから内容がなさすぎるし、相槌が基本の、もう会話とはいえないけん制射撃の応酬…。
それ、時間の無駄じゃないですか?
それに主導権を持って話そうもんなら、めんどくさがってシカトするとかこいつら(ここに限らず多くの日本人は)性格悪すぎると思う。
初回の食事からこれを思い知ったコミュ障の僕はこの旅でずっと黙る方針へ舵を切るのでした…(現地のひとや現地ガイドとだけ話す)。
それになんだろうなぁ、嫌なんですよ。
東洋人の劣等感だと思いますが、東洋人がたくさん集まって食事している風景って「サルが飯食ってる」ようにしか見えなくて、まさに自分がそこにいいるのが分かっていち早く抜け出したい気持ちになります…。
僕をいやしてくれるのはイスタンブールの青い空だけです…。
それから大渋滞に巻き込まれながらも3時間かけてホテルへ行きました。ホテルに着いたのが夜の11時過ぎ。翌朝7時出発なのにこのざま\(^o^)/(宿泊先はKaya Ramada Hotel。調べてみるとトプカプ宮殿からでも1時間で着くところですね…)
僕は両親との3人部屋に泊まってましたが、当然のごとくアメニティは2つしかおいてなく、毎度毎度どのホテル行ってもフロントに電話をしないといけないパターンにはまる…。
ホテルはすげぇ綺麗です…写真はありませんが(食事の疲れと嫌気で写真撮るのを怠ってました)。
もれなく日本語は通じません。英語はどのボーイさんでも簡単な会話なら通じます、おそらく。
アメニティが足りないからもってこいと伝えたフロントも、それを届けに来たボーイも、そのボーイに「水ボトルが2本しかないから2本持ってこい」と伝えて、そのあと来た別のボーイも話せました。
そんなこんなで長い長いトルコ1日目は終わったのでした。
アブダビ空港でおもわぬ足止めを食らい、日本を飛びだってから約22時間、ようやくトルコ・イスタンブールに着いたのであった。
6月24日(月) トルコ イスタンブール アタチュルク空港
時間は現地時刻13:30。
椅子に座りすぎて椅子人間になるかと思った頃、アタチュルク空港に到着。
おかしいなぁ…これから観光とか死にたくなるぜ(何。
ここで両替をしますが、トルコで使える通貨は豊富です。基本通貨はトルコリラ(TL)。
ただEUの隣国ということもあり大体のところでユーロが使えます。
ホテルやしっかりしたレストランだと米ドルも使えます。
土産物屋だと日本円が使えたりします。なんだってありです。
話を聞くにトルコの通貨TLはインフラが激しいそうで、対策としてデノミを行ったそうな。
(ちなみにウィキペディア見ると1米ドルあたりのレートは1974年時13.85TLが2004年で150万TLに)
昔に比べて金持ちも増えたが貧乏も増えて貧富の格差が拡大と、絵にかいたような新興国らしい現状。
さらにFXとかやってる人間はそこらへんに詳しいと思いますが、トルコの政策金利が異常に高い。
2008年15%と阿呆みたいな金利でしたが、今でも5.5%あります。
ガイドさんも言ってましたが、トルコ人は貯金しまくるらしいですが彼らの素晴らしいところはTLで貯金をあまりせず外貨貯金をするらしいです。
ドルと円立てとかユーロと円立てとかするそうです…円は意外に人気らしいです。
さて我々は空港に着きようやく今回ツアーに参加するメンバーを把握します。総勢20余名。
年齢層は圧倒的にリタイア世代が8割を占め、20代が僕を含めた4人…添乗員さん1人とガイドさん1人。
多すぎ\(^o^)/そそくさとバスに乗り込み観光へ向かいます。
一番最初に向かうのは「トプカプ宮殿」。世界遺産です。中世から近代まで存在したオスマントルコの宮殿です。
なにか特筆すべきところがあるかというとこれといってないような気がしますが(何、今現在建物は博物館となっていてその周辺は公園として利用され、大学生たちがピクニックにきて寝転んでいます。
トルコ人はピクニック・BBQ好きです。公園という公園でBBQやったり、みんなで何かしら持ち寄って食べたり、大人数でなくてもカップルで公園の芝に寝そべっているのを多く見かけます。
…んで「トプカプ宮殿」ですが、一応当時の財宝というか宝飾品が多数展示されています。それで「じぇじぇじぇ」となるかはわかりませんが、一応驚くところだそうです。僕は…とにかく暑くてかなわなかったという印象です。
トルコの気温は暑いですね。
6月末の時点で30℃いかない程度の気温ですが、陽射しが痛いです。旅行前の情報(両親からの事前情報)では「カラッと暑い」と聞いていましたが、明らかに「ギラッと暑い」レベルでした(何。日陰にいいると涼しいですが、日にあたると暑く簡単に日焼けします。建物の中で風が吹かないとなかなかの不快感があります。そんな感じです。
写真はトプカプ宮殿からみたボスポラス海峡。向こうに見えるのがアジア側のイスタンブールです。
次に向かったのが「グランドバザール」でござーる(古いか。
「グランドバザール」とはいうもののこれは英語表記で、実際向こうに行くと通じないと本で読んだことがあります。
トルコ語で「カパルチャルシュ」(屋根付き市場)。15世紀から利用されている市場です。
(個人的には博多の地下街に似ているような気がすると勝手に思ってましたが)
何でも売ってるというのが建前ではありますが、多くは宝石店が占めていると思います。
もちろんおなじみの絨毯やランプとかお土産用の商品もたくさん扱っているお店があり、観光客でにぎわっています。
高級品あるところに日本人ありというわけでお店の人が日本語で話しかけてきます。
個人的な感想ですが彼らにそこまで悪意はないです。インドみたいな底知れぬ不気味さで近寄ってきて声かけてくるのとは違って(何、単純に陽気なのと(少し声をかけるだけで物を買ってくれる)日本人が好きなだけです。笑顔で無視しても「クソ!」みたな表情はあまりしない良心的なイメージでした。
ちなみにあんまり安いというイメージはなかったですね。ガイドさんもそういうニュアンスでした。
そのあとレストランに移動して夕飯。
写真はありません。海外行って料理の写真を撮る行為がすごくかっこ悪く思えてほとんど撮りませんのでご了承を。
僕の記憶だとほうれん草のスープとケバブを食べたと思います。
というより、このとき僕は重度のコミュ障ぶりを発揮していたため、初対面の人間と楽しく食事をするというのが馴染めず閉口してました。
何が楽しくてこんな人たちと食事しないといけないのかという疑問しかわかず、帽子を取らず食事するひとと一緒の席にいることも嫌で、それにいちいち食べ物にたかるハエを周りの人がはらうしぐさがうっとうしくてむしろイライラしてました。
『どうして食事をする時に帽子を取らないのか。ハエよりあんたらの手をパタパタさせる方が見ていてうっとうしいわ。』という言葉が頭の中でぐるぐる回り早く食事の時間が終わらないかと期待してしまう僕。
それに仲良くする気もないのに中途半端な調和を目指そうとして当たり障りのない言葉を交わす行為って馴染めない。
この会話によって目指す方向性がなくて、だから会話の主導権を誰も握ることなく会話に対する力をあえて25%くらいに抑えて続けるから内容がなさすぎるし、相槌が基本の、もう会話とはいえないけん制射撃の応酬…。
それ、時間の無駄じゃないですか?
それに主導権を持って話そうもんなら、めんどくさがってシカトするとかこいつら(ここに限らず多くの日本人は)性格悪すぎると思う。
初回の食事からこれを思い知ったコミュ障の僕はこの旅でずっと黙る方針へ舵を切るのでした…(現地のひとや現地ガイドとだけ話す)。
それになんだろうなぁ、嫌なんですよ。
東洋人の劣等感だと思いますが、東洋人がたくさん集まって食事している風景って「サルが飯食ってる」ようにしか見えなくて、まさに自分がそこにいいるのが分かっていち早く抜け出したい気持ちになります…。
僕をいやしてくれるのはイスタンブールの青い空だけです…。
それから大渋滞に巻き込まれながらも3時間かけてホテルへ行きました。ホテルに着いたのが夜の11時過ぎ。翌朝7時出発なのにこのざま\(^o^)/(宿泊先はKaya Ramada Hotel。調べてみるとトプカプ宮殿からでも1時間で着くところですね…)
僕は両親との3人部屋に泊まってましたが、当然のごとくアメニティは2つしかおいてなく、毎度毎度どのホテル行ってもフロントに電話をしないといけないパターンにはまる…。
ホテルはすげぇ綺麗です…写真はありませんが(食事の疲れと嫌気で写真撮るのを怠ってました)。
もれなく日本語は通じません。英語はどのボーイさんでも簡単な会話なら通じます、おそらく。
アメニティが足りないからもってこいと伝えたフロントも、それを届けに来たボーイも、そのボーイに「水ボトルが2本しかないから2本持ってこい」と伝えて、そのあと来た別のボーイも話せました。
そんなこんなで長い長いトルコ1日目は終わったのでした。