分岐点

　やっぱ自分の人生は自分のために生きなくては損でしょ。もちろん誰かのために生きるのも大切かもしれないけど、みんなのために生きる必要なんてどこにもない気がする。なんで周りばっかり気にして生活してるんだか、さっぱりです。誰かのご機嫌取ってことをすませるなんて阿呆らしくて仕方なく思えるんだが…まぁそれも一つの手段なのかもしれないけど。
　今日は私的には大したことない日の予定でしたが、今日こうして家に帰ってきてみると大したことあった日かもしれない。別に忙しかったわけでもないし、テストが難しかったわけでもない。記事の神様も私のパソコンに宿らなかったのはありますが（何、やっぱり人の相談に乗ったというところでしょうか…。
　人生これまで19年間、誰からも相談を受けたことがなかった。いつも私は人を突き放すことをしていたから、自分から相談することはあっても誰かの相談を受けることはなかった。自分が悩んでいても相談する相手は内容によって相手を変えるし、一番信頼できる人間は一人だけしかいない。でも悩みってたいていの場合、本当は私自身の場合かもしれないけど、悩んでいる時点ではもう「答え」が出てると思う。自分がしなければならないことなんて本当は自分で気づいてる。ただ踏み出す後押しが欲しいのかな。もしくは止めてくれるのを待ってるのかな。でも最終的にはいつも言ってるけど、自己解決・自己納得の世界でしかないと思う。
　まぁそれはともかくとして、朝から自分が相談に乗れる器の人間かを考えていましたが、結局その人が私を選んだなら、その人にとっては私が最良なのだろうと自己納得。で私がその人のどれだけ私の意見を言って良いのかを考える。やはり自分の意見は最後まで言わないでとりあえず話を聞こうと自己納得。次に相談しやすい場所をセッティングした方が良いか考える。結局どこ行ったって変わらない気がしたので大学内に決定。
　で相談終了後。どうなんだろうなぁ、私は果たして相談に乗ってあげることができたか疑問です。もっとどっちかの意見に偏った感じのでも良かったかなと言う気もした。というか思い切りが悪かったかな。どうせ相手の立場に立つことが無理なら、私自身がどうして欲しいか伝えるべきだったかな…それもなんか違う気もするな。相手の考えを尊重しようと思ってたけど、本当にそれで良かったのかな。でも話を聞いていて思ったことが一つ。やっぱり私の意志を伝えるべきだった。今はただそう思います…。
　結局私自身には何をどうすることもできないし、する権利もないのかなって。人に対して素直になるのは恐いし、人には見られたくないことばかり。だから強さを求めるのかもしれない。強く見せようとするのかもしれない。残念なことに誰もが弱い人間であるのにもかかわらず。なんで泣きそうなのに泣かないのか私にはわからなかった。