ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

あれから20年

2011-06-03 | 日々の農作業
雲仙普賢岳大火砕流から20年。
今でもその日のことは覚えている。

大野木場小学校をはじめ普賢岳の麓の
家屋や田畑は焼き尽くされてしまった。
当時同僚であったFさんの実家も同じ日に被災した。

その後の大雨では水無川下流地域の家屋が土石流で埋まった。
いまも道の駅「みずなし本陣」にいくと
すぐそばの保存公園の大型テント内に3棟、屋外に8棟の
合計11棟の被災家屋がそのまま保存展示されている。

今回の東北地方の震災津波被災と被災の内容は異なるが
当時、土砂に埋もれた被災家屋を目のあたりにした時、
自然の猛威を思い知らされたものだった。

先日、ジャガイモ100kgを気仙沼市役所へ送っていたが、
届いたとの携帯電話からはカラスの鳴き声が聞こえ、
テレビで見る閑散とした風景が目に浮かんでくる。
まだまだ復興するまでには時間がかかるだろう。


「みずなし本陣」
(http://www.shimabara.jp/mizunashi/boulder/index.htm)



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