新鹿山荘控帳

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DVD「ボーダーライン」

2020-03-09 18:02:03 | 芸術鑑賞
天候不順用に以前買い込んでいたものです。
You Tubeを楽しんでおりますが、その中にビデオクリップというのでしょうか、封切とかDVD紹介のためのクリップが登場することがあります。偶々見つけたのがこの「ボーダーライン」でした。映画を紹介するためですからかなり注目するシーンが何本かに分けてYou Tube紹介されておりました。臨場感あふれる渋滞した高速道路上で銃撃のとか、組織のアジトの壁に隠された数重の死体とか、組織の人間に対する拷問シーンとか報道された街に転がる死体とか、R15に指定されている映画だけはあるえぐいシーンが満載です。巨悪化するメキシコの麻薬カルテルを殲滅仕様とするアメリカ政府の機関の戦いを描いております。
物語】
巨大化しているメキシコの麻薬カルテルを叩き潰すため特別チームがCIAとFBIの女性特別捜査官がその作戦に召集されました。常軌を逸脱した極秘任務、他国での超法規的な捜査。悪と正義の境目がわからなくなる捜査官。さらにエクアドル人の捜査官の強引な捜査。巨大なカルテルの組織にどこまで踏み込んでいけばよいのか。
トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を作りたいというほどの巨大麻薬カルテルの現実が描かれています。日常的に行われる殺人の死体の状況が現地の新聞の写真から次から次へ紹介されまっす。また高速道路に吊り下げられた見せしめの死体。またカルテルに対抗するためのメキシコ警察の軍隊並みの装備や、逆に組織の息のかかった警察官など、信じられない日常が書かれています。
もちろん実際のメキシコの市では撮影ができないので、別の場所で撮影されたということです。どこかで読んだのですが、現在の市長が、当時の事情はこの通りだが現在は改善され平和な街になっていると言ったとか言わないとか。
それにしても、いくら自分の国に害を及ぼすといっても、国境を越えて組織を壊滅しようと実力行使をするアメリカが信じられません。ま、過去にも世界の警察と称するアメリカは軍隊で他国の大統領を殺してしまう国ですから、このくらいは当たり前かもしれません。
一方アメリカの富を狙って麻薬を密輸していこうとする巨大組織が国境の向こう側にあるなんて。これも現実なのです。メキシコには怖くていけません。あ、パスポートが切れているか。


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