新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

木陰の日陰にいた!「モズ」

2013-08-31 17:45:17 | 里の鳥
また暑くなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
以前から不思議の思っている事の一つに、鳥たちは暑い中いったいどうして過ごしているのかと言う事です。見てみたい。

先日来通っている広い水田地帯の片隅に畑がありまして、風よけでしょうかあるいは境界の印しでしょうか、まばらな雑木が農道に沿って植えられています。
その農道を歩いていますと、木の間から鳥の気配がします。見上げると「モズ」です。
いつもなら木の頂で高い声で鳴いているのに、さすがこの日中の暑さで木陰に避難しているようです。

少し距離をとって、私はかんかん照りの中、木陰のモズを撮影しました。
私に気づいて飛び出しましたが、また別の木陰に避難です。木陰の日陰を認識しているような行動です。
これって、生態学的に重要な観察だと言えませんか。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拾い物、初見「アカアシシギ」

2013-08-30 18:02:22 | 水辺の鳥
昨日の続きです。
公園自体にはかなり早く着いておりました。当然「アカガシラサギ」が見られるという観測窓に寄ってみました。
その時にはまだ「アカガシラサギ」は出ておらず、朝日を背景に遠目に何種類科のシギチドリがじっと佇んでおりました。

逆光でしたのでその種は定かでなく、念のためといった軽い気持ちでしばらく彼らを撮影したのでした。
さて色々あった一日も終わり帰宅後、画像をチェックして驚きました。

鮮やかな赤い足、画像を原寸にしてみると嘴の基部も赤いではありませんか。
事務所のブログで紹介されていた最近飛来したという「アカアシシギ」です。

念のための撮影でしたからそれほど枚数もなく、また行動を追跡しての画像もなくスナップ程度ですが初見として登録いたしましょう。


こんな状態ですみません。なにせ遠い所にいたものですから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やれやれやっぱりの「アカガシラサギ」

2013-08-29 18:02:22 | 水辺の鳥
しばらく前から葛西臨海公園に「アカガシラサギ」が飛来していると話題になっていました。
ですがご存知の通り、葛西臨海公園でのいろいろな不愉快な事柄で二の足を踏んでおりました。
その後さらに2種の珍鳥の飛来も報告され、思い切って出かけたのが先日来の報告の発端です。

「アカガシラサギ」を見ることのできる観察窓は有名で、臆病な鳥なのでその箇所でしか見られないのです。
到着してみると案の定、水門の観測窓はすでにカメラマンでいっぱいです。
そのときは「アカガシラサギ」は草の中に姿を消しており、主の居ない三脚のカメラがずらりと並んでおりました。

親切な方が中にはおりまして、どのへんから「アカガシラサギ」が現れるか私に説明をしてくれました。
主の居ないカメラの間からその説明の場所を探しておりますと、どこからともなくカメラの主が現れ「退いてくれ」と言うではありません。
他の場所へ鳥を探しに行っといて、時々戻ってきてはここは自分の場所だというのでは、葛西の公園の評判は全然良くなっていません。
遠方から来た人に、5分でも10分でも場所を譲ってくれればいいのに。彼らは一日中居るのですから。

観測窓の一番左側だけ空いているのに気が付きました。覗いてみて理由が分りました。左側の茂みから張り出した木々が視界をふさいでいるのです。前方の視界の左半分が葉で隠れてしまいっています。

さてそんな悪条件の中撮影した「アカガシラサギ」の画像を見てください。


奥にいるのは「アオサギ」。左の緑の影はこれで避けるのがいっぱいいっぱいでした。

また、じゃりじゃりした気持ちが残ったまま、帰ることになったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

双眼鏡、ぐったり、顛末記

2013-08-28 18:02:22 | ウオーキング
さて先日のぐったりした話をしましょう。その後始末も。

葛西臨海公園に行ったときの撮影コースは、大体決まっています。
まず西の浜のゲート近くまで行きます。もちろん朝が早いのでゲートは閉まっています。で、近くのベンチで公園駅のコンビニで買ったおにぎりの朝食です。そんな人を知っているのか、スズメが餌をねだってきます。

ゲートを横目で見ながら、水路に沿って野鳥公園に向かいます。特に意味はないのですが、右回りで観察小屋や観察窓をチェックしていきます。ぐるりと回って北側の擬岩の観察窓は不愉快になるので素通り。中央の小道に入り左右の観察窓をチェックしながらウオッチングセンターへ着きます。
右側の上の池を見てから水路に戻りそして、西の浜へ。浜を右から左にチェックしてから本土に戻り、公園の西半分の庭園の築山をチェックして、コース1周です。

さて本土に戻ったところで先日は、双眼鏡の右側の指当てラバーが剥がれ落ちているのに気が付きました。
ニコンのSCで購入しても数百円とは思いましたが、もしあれば自分で接着できるかもと思い、歩いてきた道をもう一度逆に歩くことにしたのですよ。
2周すると10キロは越えています。この暑い中それでフラフラになったのです。

映像として足元に何か変なものが落ちていた映像は記憶しておりました。足元の映像だけで、周辺の映像としては記憶しておりません。ですからどこで剥がれ落ちたか不明です。唯一の手がかりは、舗装路ではなく土の道だというだけです。
それから来た道を逆に歩き出しました。結局60%くらい戻ったところで、幸いにも見つけることができました。距離もそこまで来ておりましたから、そのまま終点の公園正門まで歩くことにしたのです。

さて翌日、双眼鏡本体の硬い合成樹脂と、指当ての柔らかい合成樹脂の接着の確認をするためニコンの電話センターに電話をかけました。
その理由は付け足しで、いい加減な作業ではがれた結果くそ暑い中歩かされたことを言ってやりたかったのです。

ところがニコンの窓口の男性が、よく出来た男で近年まれな電話窓口でした。クレームのお客さんを怒らせないように、大変うまい会話をしてきます。自分で直すと言っているお客に、またはがれたりすると困るのでニコンで直させてほしいと、新宿のセンターを紹介、連絡をしてくれました。

そういう親切な対応なので大騒ぎはしたくなく、私が万華鏡で使用している接着材のパッケージを持って昨日出かけました。
ニコンの社風なのでしょうか、こちらの職員の対応も親切で、事情を説明パッケージを見せると、技術者に聞いてきますと奥へ持っていきました。
彼の回答は、「私どもで使っているのはセメダインスパーXのブラックです」と言うのです。
写真の通り私のはクリアです。ブラックかクリアの違いです。大会社の工場の接着剤がこの市場流通の接着剤かと一瞬過りましたが、良しとしましょう。
対応が上手ならお客様は、機嫌よく帰るのです。オリンパスの双眼鏡が壊れニコンに乗り換えたのですから、裏切らないでと思うのです。


白い筋が接着剤の跡です。しっかり塗ってあるとはいえません。


装備しているセメダインスーパーXクリアです。へらでしっかり塗ってから、テープで固定しています。

左側の指当てもはがれる可能性は十分です。修理できることはこれで分っても、今度落としてもまた見つけられるか心配な今日この頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄みどりのヘビが

2013-08-27 17:53:25 | 生き物たち
からからに白く乾いた地面を、茂みの方に向かって動いていくヘビに気が付いたのは、そろそろ公園から帰ろうかと思っている頃でした。
ともかくぐったりとして、普段の倍は歩いたのではと思えるほど疲れたその事情は別の日に書きますがボーとして歩いておりました。

白い地面の上を薄緑色のヘビが向うの茂み目指して動いていきます。
しろヘビかと思えるほど白っぽいので、何とか茂みに入ってしまう前に数カット撮影しました。


千石さんの両生類・爬虫類図鑑によりますと、アオダイショウの幼蛇だそうです。

この公園は生息している鳥たちを狙って猛禽類が頻繁に現れます。
経験不足の彼が、見通しのいい広場や広い池の水面を動き回らないようにと思ってしまいます。
だって猛禽類がヘビをぶら下げて飛んでいる姿は、良く紹介されていますから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残暑お見舞い申し上げます。

2013-08-26 17:45:00 | ウオーキング
折角の晴れ情報で、今日は朝6時に出発したのです。
でもポロシャツ1枚では少しは肌寒さを感じるほど、着実に秋が近づいている気配を感じました。

葛西臨海公園に着いてみますと、陽射しのあるところはまだまだ結構暑く、残暑残暑であります。
残暑見舞いのためにとあたりを眺めたのですが、沖はすでに曇りだしておりまして海の画像はやめました。(昼過ぎには曇っておりました)
振り返って観覧車を含めたカットを採用いたしました。

丁度ヘリが通過するカットはおまけです。




日本最大の観覧車だそうです。直径111m、高さ117mです。まだ乗ったことがありません。
東京湾が一望だそうですので、超快晴の日に公園に行っておりましたら乗ってみましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いたのは「セッカ」

2013-08-25 18:11:17 | 里の鳥
それでも、薄曇りの里山にいたのは「セッカ」です。
辺り一面、もやっとした水田地帯に、時折「ヒッヒッヒッ」とさえずる声が聞こえてきます。

静かな水田に響いてきます。一面稲ですからその中に下りてしまったら見つけることは出来ないのですが、彼らは先端にとまるのです。
田圃に張ったネットや糸の杭の先端です。ところどころの休耕地や畑に生えている木々の枝の先端です。

背中は茶色ですが、腹の白さが目立ちます。
見晴らしのいい場所ですから、こちらから近づいていく姿はたぶんお見通しでしょう。
でもとまる枝に好みがあるようで、「ヒッヒッヒッ」と鳴いて飛び立ってもしばらく様子をうかがっていると、同じ場所に下りてきます。




よく見ていると中には、稲の中に下りる個体がいます。ひょっとすると此方は雌かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハグロトンボ」と追記

2013-08-24 17:17:17 | 生き物たち
沢山いるスズメを追いかけて、田んぼをあちこち歩き回っておりました。
ところどころにある畑の乾いた土の上に、ひらひら黒い影が降りてきてとまりました。

近すぎてテレコンでは撮影できず、あわてて外して標準モードで撮影してしまいました。


調べてみると「ハグロトンボ」らしいです。腹部のきれいな金属光沢がないので雌でしょう。
鳥がいないときはその他の生物を何とか見つけようとしているのですが。

忘れておりました。
私の大好きなウクライナの歌手 ナターシャ・グジーが日本テレビの「愛は地球を救う」で、
明日10時25~  私の大好きな「いつも何度でも」を歌うそうです。事務所からメールが来ておりました。

関心のある方はご覧ください。今日から生放送ですので、出演時間に変更があるかもしれません。
録画するつもりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「防雀テープ」の効目とかいろいろ。

2013-08-23 18:02:22 | 生き物たち
きっかけは、久しぶりの里山でのことでした。
田圃の稲も大きく育ち、なかには稲穂が大きく育ち黄色くなる寸前のものもありました。

あぜ道を鳥を探して歩いておりますと、少し離れた田圃の稲の中からたくさんのスズメが飛び出してきました。


距離はありますが、私の気配を感じたようです。


左手の畑の中からも葉の間からスズメがつぎから次ぎへと湧いてきます。

しばらく歩いたところで、作業中の農家の男性に会いました。
ご存知でしょうか、田んぼによく張り巡らしてある赤銀のテープの取り付けの作業していました。取材魂がふつふつと湧いてきました。

挨拶してから聞いてみました。
「このテープでスズメは来なくなりますか?」
「来なくなるというか、処置をしていない田圃にスズメが集まるよ」
「やはりテープや糸が張ってあると、スズメは嫌がりますか?」
「てき面だね。でもなかには真上から下に下りてくる奴もたまにいるけど」
「先ほど手前の田んぼにも数十羽のスズメがいましたよ。まだ黄色くなっていないのに」
「黄色くなる前の青いモミの中のコメの汁を吸いに来るのだよ」
と、黄色い糸から外にはみ出た稲穂を教えてくれました。他は青々としているのにその部分だけ稲穂は白く乾いたようになっていました。

段ボールに巻いた去年のテープをその男性は伸ばしていたので、「使いまわしているのですか」と聞いてみると、「金がかかるから」と言いながら軽トラのビニールの袋の中の新品のテープを見せてくれました。
名前を見るとなんと「防雀テープ」と言うそのままの名前が付いていました。


テープを張るとこんな具合です。

糸を張るとこんな具合です。

農作業の男性と別れ、歩きながら見てみると処理をしてある田んぼとしていない田圃の違いがはっきりしていました。



下の画像の中ほどのくぼみには、数十羽のスズメがいます。
私が通りかかると、スズメは一斉に飛び立ち、右手の休耕田の雑草のなかに移動しました。


ワイワイガヤガヤしながら、スズメたちは私が通り過ぎるのを待っているのです。

参考情報です。某ネットショップでは。

  防雀テープ(赤銀)20mm×90m   =330円
           12mm×90m×5巻=525円

  防雀網      300坪       =5145円
  防鳥糸(黄色)  500m       =315円  ポリエチレン

勉強になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御朱印拝受「北澤八幡神社」

2013-08-21 18:29:29 | 神社仏閣
急に、知人二人に別々に会うことになり、さらにその中間地点に「北澤八幡神社」があるという偶然から、暑い中お詣りをすることにしました。
京王線「池ノ上駅」下車で駅前の商店街を歩いて行きましと、途中から町の雰囲気がガラッと変わりました。
街の中なのにとても広い敷地の「アンゴラ共和国大使館」付近から突然高級住宅地になりました。
マンションもせいぜい3階建てです。駐車場も広く、駐車している車はみんな外車です。別世界に来たみたいでした。

その道の突き当りが「北澤八幡神社」でした。丘陵地の斜面を利用したのでしょうか、本殿と、その下の広い境内の二つに分かれていました。
ここの神社は、20近い神輿が町内を練り歩くかなり有名なお祭りだそうです。
その例大祭が9月の第1日曜日で、駅からの商店街にはすでにお祀りの飾りつけが始まっていました。

その古くからのお祭りと静かな高級住宅街のミスマッチを社務所の女性に話すと、この近くに竹下さんの家があったと言う事でその環境も理解できる気がしました。
知人によると昔かなり有名な俳優の邸宅もあったとのことです。





追記。
帰宅途中ゲリラ豪雨に遭遇しました。
電車が地上に出たところ、外は猛烈な雨です。電車の音に負けないような雷鳴がとどろいていました。ドアが開くと、雨が降りこんできます。
でも下車駅では全く降っていません。自宅まで雷鳴のなか急いで帰宅したのですが、まだ雨は降っていません。
ですからまったく涼しくなっておりません。湿気が多いだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする