新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

夏羽の「カンムリカイツブリ」と・・・

2011-03-31 18:02:22 | 水辺の鳥
先日、地震後初めての遠出です。葛西臨海公園に行ってきました。9時に着いたのですが、さすがほとんど客がいません。ひんやりとした風が心地よい朝でした。

海はもう夏が始まっています。多くの鳥が夏羽に変わりつつあります。
その中でかなり派手な鳥「カンムリカイツブリ」の夏羽をおみせします。カイツブリノ中では大型の種類で、冬羽は真っ白で目が赤くとても綺麗です。夏羽を一度見たいと長年思っていたのが叶いました。カンムリの理由が判ると思います。
他に見かけた夏羽などは次の機会に。



美浜区の知人宅の地震の話は長文になったので別建てとし、昨日先に報告しました。

それから公園では、昼ごろには何時もの人出に戻っているようでした。
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千葉は美浜区での話

2011-03-30 18:02:22 | 防災関連
長文になってしまったので、別建てにします。
千葉の話です。臨海公園では、花粉症の気配もなく爽やかでしたが、知人に会うため千葉の海浜幕張駅に向かいました。駅に近くなり電車の減速が始まる頃にノドがいがらっぽくなり始めました。人口が増えると花粉があるのかと思いながら駅に降り立ち、知人と駅前広場に出て驚きました。広場の敷石の上が一面の砂です。それも細かい砂です。砂が舞い上がっているようです。

コンビニにで慌ててマスクを購入、事情を話すと店員に気の毒がられるやら謝られてしまいました。知人宅まで歩いていく事になりました。出先機関などの施設がある一帯でこの辺はあまり被害はないということでしたが、それでも敷石が長い距離にわたってずれていたり、施設の敷石と歩道がずれていたりしています。(施設に勤務していた人たちは、やはり当日は事務所に泊まったそうです)

公園の中には数十センチに縦に段差が数十メートル続いているところもありました。その内道路の敷石のずれとか歩道と敷地のずれには驚かなくなりました。

知人宅までもそれらしき痕跡はありましたが、休憩後知人に案内されて、知人宅周辺を観て廻りました。
住宅地の道路は一応掃除はされていますが薄く全体に砂がかかっています。所々の住宅の前には掃き出した砂の入った土嚢が詰まれています。知人に指摘されて改めてみると、信じられない事に道路から住宅全体が1m弱全体にドスンと沈んでいたりしています。住宅前の駐車場が奥に傾いていて車が傾いています。雨が降ってきたら土砂が流れ込むのが明確に予想できます。
煉瓦塀が亀裂が入り道路側に傾き、危険の警告が張られたところもあります。
敷地が全体に沈んだ住宅で、埋め立てで以前埋設していたコンクリート製のパイプが縦に地面から出て来て、駐車場を粉々に砕いてしまった所もあります。
明らかに外見から住宅が傾いている事がはっきり判る住宅も何軒もあります。
住宅敷地沿いに数十メートル幅4,5十センチの溝がありました。実は暗渠の雨水溝がそのままそっくり沈んだので、新しい溝が出来たようになっている道路もあります。
もちろん、TVで紹介された浮き上がったマンホールも点在します。
良く見ると、道路沿いの電柱が傾いています。ずらっとならんで傾いています。電柱が沈んで、あの足をかける治具が手の届く高さに下がっている柱もあります。

後片付けがされていない無人の住宅がありました。駐車場に噴出した砂が5,60cm堆積したままになっています。住宅自体が砂に埋まっています。
広い住宅地の中にはまったく影響が内容に見える地帯もあります。
知人は当事者ですが、私は余所者です。じっくり拝見するのはためらわれます。まして写真などは撮れませんでした。

一帯はガスと水道が止まったそうです。その間は、唯一水の出た町内の公園の水道を汲みに言ったそうです。また道路の水道管がしばらくの間派手にあふれ出たときは、その水を汲みに行ってトイレなどに使ったそうです。
液状化現象で噴出した砂が当たり全体にあり、ノドをやられたりしているそうです。もちろん車などは真っ白で、洗車を諦めたそうです。

町内を歩きながらの知人との会話が印象に残っています。
『傾いた家には住めないよな』
『僅かな傾きでも、元通り水平に直すには数百万はかかるようだし』
『無理に住んでもバランスがおかしくなってきて、身体を壊すかも』
『津波で流されてしまうのと、家は有るけど住めないのはどっちが辛いかなあ』
『家があるだけ、雨露がしのげるし、それに大切なものが残っているだけ幸せだよ』
『そうだよな、通帳も印鑑も位牌も何も無くしてはいないから』

被害を受けた千葉の知人数人と話をしたのですが、彼らはそれでも部屋が空いているから、東北の人たちを引き受けようかと話しているのです。感銘を受けました。
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千葉を訪ねて

2011-03-29 19:41:34 | 防災関連
葛西臨海公園に出かけた後、千葉市美浜区の友人宅を訪問しました。ひどい状況に言葉もありません。詳細は改めて。

山荘管理人
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脚環の付いた「アオジ」

2011-03-28 18:50:01 | 里の鳥
久し振りに近くの自然公園に出かけました。日曜日で人出が多く、気のせいか鳥は少ないようです。それでも大きな池の付近は、鳥を待ち構えるカメラマンで混雑しています。

そちらを見ないようにして左側の山すその狭い水路を見ていると、その中に小さい鳥がいました。あさい水の中をなにか虫を探しているのでしょう、水路を右に左に渡りながら歩き回っていました。左右から木々が被さっていて水面あたりは暗く、旨く撮影できたかは自信がありませんでした。(自信と打つと地震とでます。最近の記事は)

帰宅してボケたり流れたりした画像を消去していて気が付きました。鳥の名前は、「アオジ」の雌でしょうが、右足に脚環が見えます。

「カワウ」を始め大型の鳥の脚環調査に協力している実績はありますが、こんなに小さい小鳥の脚環は初めてです。日本野鳥の会の報告を見ますと、「アオジ」の脚環調査が行われて入るようです。彼らも立派な渡り鳥ですから。
「10年1月30日 脚環付きカワウに再開」

明日にでも公園の管理事務所に聞いて見ます。


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「ツグミとハクセキレイ」と・・・

2011-03-27 18:06:54 | 水辺の鳥
長年の夢の一つに、庭に屋根つきの小鳥の小屋を立ててその中で小鳥を飼うことです。小さな小川が流れていて、猫対策も十分考えた小屋です。
社会人なりたての頃カナリヤの番を長い間飼っており、そのころからの夢です。当時親しくなった小鳥屋の主人に言われた事が、『小屋の中で異なる種類の鳥を買うのはいいですが、鳥の大きさは同じように揃える方が良いですよ。違うと大きい方の鳥が小さい方を苛めますから』です。

さて昨日の、機銃掃射の橋のある川の下流を歩いていたときです。川の中ほどの石の上に「ツグミ」と「ハクセキレイ」がいるではありませんか。大きさがまったく違います。
川は「ハクセキレイ」の縄張りです。周辺を見てみますと、川原の石の下などを「ツグミ」が餌を探している様子が見られました。どちらが先にこの石にとまったかは判りません。

この小さな石の上で2羽はけんかをするわけでもなく、かと言って仲良くする様子もありません。ひょっとすると軽い緊張状態だったかもしれません。



明日の月曜日から新しい細分化が始まるので、東電のHPで確認しました。なんと、グループが変更されていました。今までは第5Gでしたのが、第2のDになっていました。関東地方の方々、グループ内の細分化だけだと思うと危ないですよ。
さらに驚いたのは、町名で細分化データを検索できるので昨日までの第5グループは何処になったのか近隣の町名で探してみました。ところが場所によっては町名で検索できないところがあるのです。センターに聞いてくれと書いてあります。
町名でグループが検索できないというのは、自動的に町名で地域を細分化していないで
、何か人為的な分類がそこにはあるのではないでしょうか。

さらに今回の細分化は従来の地域の再分化であって、計画停電に含まれていなかった地域は手つかずですよね。変なの。
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機銃掃射の残骸と・・・

2011-03-26 18:08:10 | ウオーキング
いつも出かける里山で古老と親しくなると出る話題に、米軍の機銃掃射の跡があると時々聞いていました。
先日出かけたとき一度入っていない畑のほうから小さな小川を渡って、上流の川原の方に上ってみました。枯れた葦の茂みの中から見えたのがこの赤茶けた橋の残骸です。

上流に立派な橋がありますのでこの残骸は60年以上直される事もなく放置されたままなのでしょう。取り付け道路自体も廃止され、まったく忘れ去れているのでは。
65年以上経っていますが、完全には朽ち果てていません。地元の人たちの思いがそうさせているのでしょうか。



さて、原発の作業員の被爆はひどい話です。いくつか考えてみました。

①「前日には放射線量も少なく水も無かったので」
 毎日作業員が現場に入る前に、現場の状況のチェクは誰もしないのでしょうか。作業員の安全確認は発注者側の責任で実施するのではないでしょうか。「現場の作業員がチェックしていなかったのでしょう」はあまりにも東電の無責任。

②「短靴2名と長靴1名」
 放射線物質が存在する現場に入るのに、装備に違いがあります。靴の違いは協力会社が違ったからだそうです。装備のマニアルがないのでしょうか。原発の作業にマニアルがないはずがないと思います。そうすると、作業開始直前の点検時に誰もそれをチェックしなかった事になります。まさかそのチェックも協力会社でやってもらう事になっていたのでしょうか。
規定の成果を挙げる作業をしてもらうためにも、発注者側からの立会いがあるのが普通です。一般の民間会社では作業から発生する不都合は、通常元請会社がその責任を追う事になるからです。それとも危険な現場に近づきたくなかった。

③「警報音が聞こえなかったか、誤作動かと」
現場作業員はその装備から聞こえにくかったかもしれません。でも周辺の安全を確認している監督者はいなかったのでしょうか。保線工事には必ず進行してくる電車を監視する係員がいます。良く見かけます。

原発の記者会見で記者に質問して欲しい事があります。「東電の社員は何処にいますか。原発敷地内にいるのでしょうね?」と

先ほどの報道で、南相馬市の自宅待機の住宅で「何処にもいけないと」いった足の不自由な一人暮らしの女性がいました。忘れ去られ新鮮な食べ物は何もないといっていました。
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そのとき上空には!!

2011-03-25 18:02:22 | 防災関連
東日本大震災が起きてから2週間が経ちました。毎日の放送を見ていると外出する気も起きず、またガソリンの倹約も考えて鳥見も控えておりました。しかしながら、計画停電に協力しながらでも少しづつ活動を再開しなければ、経済的な停滞もしていることになります。花粉の飛散もピークを迎えておりますが、頑張っていこうと思います。

そんな事で、ブログも通常モードの戻そうと思います。災害関連の掲載には多くの方々が訪問くださり感謝します。災害復興にはまだまだ多くの問題を抱えており、折々にまた感想を書かせていただきます。

今日は切替の日にふさわしい記事をと考えまして、こんな内容にしました。当日公園のベンチで地震に遭遇したと報告しました。3.12「ベンチに座っていました」ベンチに座って休憩していたのですが、そのとき頭上を飛んでいたのが、「XP-1」でした。まさか大地震が来るとは知らず、青空に静かに飛行訓練をする哨戒機を眺めていたのです。この海上自衛隊の次期固定翼哨戒機は1月にはじめて見たのです。「XP-1 5502」

その時間的関係は。
地震発生時刻は、2011年3月11日 14:46:18(気象庁発表)です。
2011年3月11日 14:22:46
2011年3月11日 14:39:50

私の時刻はカメラの画像データに刻まれた時刻です。地震が起きる約6分前です。また上空に飛来するのを待ってるときに地震がおきたのです。このとき機上では、地面が揺れているのに気が付いたでしょうか。管制からの連絡で知ったのではないでしょうか。着陸するのも、滑走路の安全確認をするまで出来ないので、待機したのか他所へ飛んで行ったかは気が付きませんでした。こちらはそれどころではなかったからです。
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これが黄色い粉!

2011-03-24 18:02:22 | その他
車のラジオを点けてみると、「気象台や役場に黄色い粉の問い合わせが沢山寄せられている」といっていました。停めて眺めてみると私の車にも、全体に黄色の粉が付いており、さらに雨水の集まる箇所にはかなりコッテリと粉が集まっています。

なかには「放射性物質ではないか」などの不安を訴える声があるといいます。
しかしそうです、これは長い間に積もった花粉が雨で流れて集まったものだそうです。先ほど帰ってきたのですが、雨上がりの翌日は花粉が多く飛んでいます。
今日の粉末は、朝見たもので昨日までの分が集まったようです。山で見る杉の花粉は赤茶けており、車の上の花粉もそんな感じを持っていましたが、今朝見た花粉の固まりは、かなり鮮やかな黄色をしていました。画像より鮮やかです。

時節柄敏感になってしまうのでしょうか。
ついでに書きますと、今日購入した「ホウレンソウ」は博多産でした。

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計画停電の中で思う事など

2011-03-22 18:02:22 | 防災関連
朝から冷たい雨が降っていました。
今年の特別ひどい花粉症にかかり、生まれてはじめて花粉症の薬を頂、薬を飲みながら山へ出かけて一服したところで地震に会いました。花粉がひどくなる一方鳥見などの外出を一切控えておりました。既報の通りガソリンが残っていますので無駄な遠出も止めていたのです。

ちょうど血圧の薬がなくなったので病院へ出かけてみました。花粉の症状が改善されないと看護師に話したところ、『今日は患者さんが少ないから診察されますか』といわれました。待合室を振り返ると先客が二人だけです。病院の診察シフトが今日から通常シフトになったばかりだったようです。

みずほ銀行のトラブルで財布の中も少なくなり、支店のATMまで一駅JRに乗ることにしました。掲示の時間通りに電車が来ます。快速が間引かれているだけで平日ダイヤで運行してました。

みずほの支店は流石にATMは大混雑ですが、それでも大晦日頃の混み具合程度です。家賃の振込みをネットでしているのでその点を係員に確認したところ、25日頃までには何とか大丈夫という返事です。最悪大家さんの口座の銀行に直接現金を振り込まなければとも考えていましたので。

大きな混雑もなく所要を済ませる事が出来ました。色々確認しますと、休日ダイヤでの運行されているところもありますので、やはり明日にも墓参りに出かけるつもりです。明日は雨もやむでしょう。

計画停電の停電格差が話題になっています。隣の隣の市に住んでいる知人宅は既に3回停電になっています。我自宅は停電はまだ1度も停電になっていません。ラッキーなんて最初は考えていましたが、こんなにも格差がありますと、なぜだろうと考えざるを得ません。以前お話しましたが、グループ分けは東電の送電線系統で別けられていると思っています。当市内でも3グループでさらに細かく別けられています。
バッサバッサと計算して停電すればと考えていました、これほど各所で停電格差があると何かそこの意志が働いているような感じを持ってしまいます。
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計画停電と墓参り

2011-03-21 18:02:22 | 防災関連
今日は彼岸の中日です。一寸困った問題があります。計画停電です。
私は例年、中日の翌日に墓参りに行っています。菩提寺の駐車場が空く事を考えてです。

菩提寺まで早朝ですと車で2時間弱です。計画停電を考慮して調べてみました。自宅から菩提寺まで7市を縦断します。グループ別に別けて時間を調整しようとしました。が考えてみれば同一市でも町々別にグループがちがいます。
ここでチェックを止めました。ルート沿いに町々名を調べグループ分けをして、当日の計画停電を調べて、さらに切れ目なく走行するタイミングがあるのか、又は切れ目なく走行できるのか。とても複雑な組み合わせが必要になりそうです。
計画停電が終了してからとも考えますが、果たして何時まで続くのでしょうか。
電車ですと三社乗り換えになります。間引き運転ですから1日仕事になるかもしれません。

どうしようか悩んでいます。世の中が落ち着くまで待っていただくように、仏壇からお願いしようと思っています。

しかし、九日ぶりの救出は久し振りの明るいニュースです。80歳のおばあさんの元気な事には驚きました。その分孫の彼が色々頑張ったのではないでしょうか。体温が28°しかないと報道されていました。左足も痛めているようです。元気になって欲しいです。


追記
今日出かけたついでに近所のGSを調べてみました。
会員になっている近くのGSは、10台程度の待ちでした。配給所が近隣と異なるようで最近もローリーが来たと店員が言っていました。ただ価格表示を見ますとレギュラーで154円でした。品薄だからか、買い手が多いか。

車で20分ほどのPCショップの隣のセルフでも5台待ちです。そこから数百メートル離れたこの辺では一番大きなGSでも5台待ちでした。
最初の騒ぎで売り切れたGSは、そのまま閉めたままになっています。

私の行きつけでは当初、数量制限なしで販売していたせいもあり、1キロ近い行列が出来たそうです。そのため道路沿いの病院の患者が入れなかったり、スーパーの出入りに障害が出来たりと大騒ぎになったそうです。
でも今日の待ち具合を見ると、ガソリン騒ぎも沈静化に向かっているようなきがします。まだ残っていると購入を控えた私は。
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