新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

おかしなシステムの駐車場

2011-06-30 18:02:22 | ドライブ
世の中を何とか平穏無事に生きてゆくには、それなりの知恵と言いますかマナーと言いますか、コツが必要です。
普通はそれらの事をほとんど無意識に処理しておりまして、ストレスを感じる事も余りありません。ほとんどの人々がそのように暮らしています。

トラブルが発生しそうな場合はあらかじめ近づかず、そんな場所にもも出かけません。隣人におかしな人がいると判っていれば引っ越しません。
空から色々なものが降ってくる昨今、世の中の大多数は、自分で防げる事は可能な限り防ぐようにしているのです。

さて。先日何時ものダムに出かけてみました。巨大なダムで周囲には道路も完備しており広い駐車場も点在しています。
いつもとめるところは大体決っているますが、その日は1本道を間違えてしまいました。ダムを一周しないと何時もの所にいけないので、その日は、途中の駐車場に入れました。
ここはダムの堰堤の天端にある駐車場で、普通車20台バス10台くらいしかありません。ここは係員が常駐しており、なぜか住所などを書かされるため面倒くさく敬遠しておりました。普段は下流の大駐車場から川沿いにダムの堰堤底にたどり着き、200メートルのエレベータで天端に上り、横の山の遊歩道を歩いて下るのが普通のコースでした。

さてこの日は、いつのとおり係員に停車も命じられ、渡されたバインダーには駐車場の区画の地図と「6番に停めてください」とその区画に網目が印刷されていました。
なぜ指定の場所に停めねばならないのか、20台分くらいしかないから好きなところに停めたいのにと思い、ダムの管理事務所に聞いて見ました。
駐車場はダム管理事務所の管理下にはなくて、ダム財団だと言うのです。だんだん腹が立ってきて撮影は止めました。
10分もしないで車に戻り、ゲートの係員にバインダーを渡しながら、なぜこんな狭い駐車場で駐車場所を指定するのか尋ねてみました。

彼の回答は、「駐車場が狭いので詰まらないように入場数を管理している」との事です。20台分だとすると20枚のバインダーを用意して、それを渡したり回収したりして管理するようです。渡すバインダーがなくなったら満車です。
たった20重台くらいの入出場を管理できないのでしょうか。

私が気にしているのか次の理由です。
駐車場では、なるべくなら隣にとまりたくない種類の車があります。
○暴走族風の車
○黒いフィルムを張った外国の車などです。
元気な子供づれのがお父さんや、体の不自由なお年寄りを連れた方など、隣にどんな車があるか一応注意しますよね。ドアの開け閉めでトラブルになります。

観光地のダムに駐車場には色々な車が出入りします。なるべくなら傷つけたりつけられたりしたくないものです。
PAやSAでも無意識にこんな気遣いをしているはずです。入場車の管理は便利かもしれませんが、止める運転手には困ったシステムでした。
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「コサギ」の捕食風景

2011-06-29 18:02:22 | 水辺の鳥
田植えの終わった水田には、サギ類がよく来ています。そんな風景をと先日出かけたのですが、いたのが「チュウサギ」や「コサギ」ばかりでした。

そのなかで近くに「コサギ」が寄ってきました。夢中で餌を探しているようで、こちらに私がいるのが気にならないようです。

見つけたようです。
ザリガニのようですが、枯れ枝も一緒に咥えているので、拡大してもよく分かりません。
かなり大きい獲物のはずですが、すぐにつぎを探し始めました。
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穴掘りに夢中な「コゲラ」

2011-06-28 18:02:22 | 里の鳥
時々日差しが出るような曇り空の下、県立公園の森の中の遊歩道を歩いていたと思ってください。
突然頭上からあのドラミングが聞こえてきました。づっと続いています。下から見上げる枝が陰になって暗くよく見えません。でも音は続いています。

坂になっている遊歩道をしばらく上ったり下がったりして探しました。太い枝にいると思っていましたら、「コゲラ」が自分と同じくらいの枝にいるではありませんか。
一生懸命穴を掘っています。よく見るとそのすぐ上には、同じくらいの穴が見えます。

掘っている穴はかなり深くなっているようで、時々その姿が穴の中に消えていきます。巣穴ならもっと太い幹に開けるのではと思います。ですから餌を探しているのでしょうか。
グループで通りかかった自然観察の人たちも、しばし上を見上げていました。

帰り際に足下を見ましたら、遊歩道一面木屑だらけです。かなり大きな木屑もありました。

下が今掘っている穴です。
かなり深いようで、体が隠れてしまいます。
この白っぽい物は、「コゲラ」の撒き散らした木屑です。
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「昭和の名人完結編 三代目桂三木助」

2011-06-27 18:31:19 | 芸術鑑賞
先週購入していたのですが、やっと聞くことが出来ました。

何か大変新鮮な感じを受けたので、年譜を調べてみると昭和36年逝去となっています。私が落語に夢中になる前になくなっています。TBSの寄席などに通っていた頃にはもういなかった訳です。ですから落ち着いて聞いたのは、今日が初めてかもしれません。

①崇徳院
有名な崇徳院の「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わむとぞ思う」の古歌を下敷きにした、大店の真面目な若旦那とこちらも大店の初心なお嬢さんの恋物語です。恋煩いの相手を出入りの職人達がてんやわんやで探します。

②ねずみ
老舗の宿屋を後添いと番頭に乗っ取られた元主人と一人息子が、その宿屋の向かいに汚い宿屋を営んでいます。その息子に誘われて泊まった左甚五郎が、事情を聞いて宿の名前にちなんで「ねずみ」の置物を彫ってくれます。そのねずみがたらいの中で動き回るのが有名になり、宿が大変繁盛します。向かいの宿屋の二人がそれを妬んで仕返しを・・・

③近日息子
どうしようもない大馬鹿息子に、「たまには人の先を読んで気を使うような事でもしろ」と、カリカリ叱ったところ馬鹿息子は父親がもうすぐ死ぬと気を廻し、医者や寺や近所に・・・

優しい聞きやすい語り口で、親しみを覚えました。ほとんど初めてでしたから、新鮮でした。この三席の中では、「ねずみ」が好きです。
集中して桂三木助を聴いて見たいと思った今日この頃です。

ここまで書いて、前回の「昭和の名人」を調べてみたら、最終回が桂三木助の「芝浜・へっつい幽霊」でした。なんということでしょう。早速聞いて見ます。

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雨読の1冊「東電帝国 その失敗の本質」

2011-06-26 18:03:10 | 読書
晴撮雨読として先日買った書籍の中から、1冊読了しました。
震災関連の書籍で、書評やコラムでよく登場する本を選んで購入しました。

「東電帝国 その失敗の本質」は、元朝日新聞電力担当記者が、長年の取材資料を元に東京電力の実態を我々に教えてくれます。
政治家を、学界を、大新聞をつぎつぎに支配していく様子が描かれています。そんな事情をまったく知らない市民は、夢のような技術として原子力発電を見ていたのですが。

一民間企業である東京電力が作り上げた帝国の実態を知ることになりました。その周辺に集まった人間達の姿を知ると、まったく幻滅していきます。
こんなことを知らなければよかったと、無関心な市民は思ってしまいますが、コントロールできない怪物がまだ生きていると知らなければなりません。

キングコングやジェラシックパークではないですが、怪物を制圧する技術を持たずに、制圧するためのマニュアルを作らず、制圧したあとその身体をどこに埋めるかも考えず、日本国に運んできてしまったのです。54匹日本にいるそうです。

まったく気がめいる本です。他の電力会社も同様の会社でしょう。いまさらこんな事を知ってもどうにもならない無力感で一杯です。

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振り向けば「シロチドリ」

2011-06-25 17:35:35 | 水辺の鳥
葛西臨海公園の続きです。浜の草原に「コアジサシ」が営巣しているとの情報で行って見たのですが、いつもの事です。カラーコーンとロープで巣を囲んで立ち入り禁止にしているのですが、その周囲にカメラマンが多数取り囲んで撮影しています。

遠めに眺めて近づくのを止めて、草原と砂浜の間を歩いていました。ちょうど引き潮の底で砂浜も広がり、遠くの波打ち際まで鳥たちもいませんでした。

何気なくその砂浜に何か動く気配を感じて振り返りました。最初はよく分かりませんでした。探してみて気がついたのが1羽の「シロチドリ」です。ツッツッと素早く歩いています。

保護色の妙です。




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遅ればせながら「ネクターロール」を食べた

2011-06-24 18:02:22 | グルメ
遅ればせながら、やっと不二家の「ネクターロール」を食べました。ドライブ中は基本的にペットのお茶ですが、たまに飲むのが「ネクター」です。販売機でよく冷えた「ネクター」は最高です。発売された頃からのファンです。缶ではこれだけです。
桃の味と香りがなんともいえず、癖になっています。

さて、「ネクター」のロールケーキが発売されると宣伝が始まり、手帳に発売日(6月3日)を書いて待っていました。不二家のショップが近くに2軒あることはわかっていましたが、ルートの違いでなかなか前を通りません。先日コースを変えて行ってみると、なんと2軒ともありません。店舗情報で探しても良いのですが、ま、良いかと今日まで来てしまいました。

本日、梅雨の合間に何軒か店を廻り、書籍やDVDをしこたま買い込んだのですが、最後のスーパーでレジに並んでいて、不二家のショップに気がつきました。春頃大幅店舗改装をしたのですが、普段のコースとはなれた場所に不二家がありました。

早速買いました。左側帰宅後食べてみました。白桃の甘い香りと柔らかい甘さです。あのネクターです。
ですから、このロールケーキは白桃のロールケーキと言うのではなく、「ネクターのロールケーキ」です。商品名どおりです。

三ツ矢のオールゼロサイダーをきりりと冷やして、一切れ食べました。
そして我慢できなくて、もう一切れ食べてしまったのでした。

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久し振りに「カワセミ」

2011-06-23 18:02:22 | 水辺の鳥
雨空でくすぶっているときでした。撮影は出来なくてもウオーキングは出来るだろうと、以前コースにしていた都市河川に出かけました。時間的にもあまり鳥はおらず、グダグダ歩いておりました。

川の愛好家が「カワセミ」を撮影するための場所には、何時もの通り数人のカメラマンが屯していました。でも例の枝には「カワセミ」はいません。彼らを横目に通り過ぎてから1本地方道を横断して、また遊歩道を歩いていますと聞きなれた鳴き声です。

植え込みの手前からフェンス越しに覗くと、足元の葦の枝に「カワセミ」がいるではありませんか。黒い嘴のしっかりした体の雄の「カワセミ」でした。普段は気にも留めませんが、その身体に注目して撮影していました。

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またまた財布を拾った話

2011-06-22 18:02:22 | ウオーキング
私は本当に財布などをよく拾うのです。小学生のときにコードバンの財布を拾って以来何度も拾っています。

さて今日の話です。梅雨の合間の晴れた日にということで小田原まで出かけました。
まったくいい撮影が出来ず、程ほどに切り上げて、砂浜の護岸の切れ目から住宅街に戻り、国道1号線を駅に向かって歩き出しました。

1号線と言っても昼間は流石に車が途切れる事もあります。歩道の信号が赤で、何気なく車道を見ていると熱海方面の下り車線の停止線のところに紙切れが散乱していました。よく見ると茶色の二つ折りの財布が落ちています。信号が変わるまで車が轢かない様に願っていましたが、幸い二車線の中間のところで財布は無事でした。

信号が変わり横断が出来るようになり、財布を拾いにいきました。停車線で止まっている乗用車に合図をして、停車線に近づき財布と中身のカードなどを拾って向かいの歩道に上りました。また車は流れ出し、よく見るとまだカードや紙切れが落ちています。車の流れが途切れたときに集めに車道に出ました。高速道路の落し物を拾う係員の気持ちです。

財布の中身はレシートなどがぎっしりで、一応中に入れましたが、財布の外側は轢かれたのでしょうか傷だらけでした。通りがかった地元の人に交番のありかを尋ねましたが、近所にはないとの事で結局駅前交番に届けました。

現金は9千円強でした。あと免許証、保険証、クレジットカードやキャッシュカードが数枚、会社の組合員証などです。応対に出た警察官に私の住所や拾った状況などを話しました。権利などをたずねられたので、当該者が出てこなければ権利を主張しますと言いましたが、『警察から本人に連絡行きますか?』と尋ねましたら、連絡しますとの事でした。それならお礼とはその他一切必要ありませんと伝えました。

手続きが終わり係官が本署に拾得物の連絡を入れました。その電話を聞いていますと、どうも面白いことになったようです。
係官の話によると既に落した当事者から、近くの交番に届けがあったそうです。
結果、お礼はいらないとう私の申し出から、「書類上全ての権利を放棄する事で良いですね」と言う事になりました。勿論それで了承しました。
すぐに持ち主に還ることになって、まずはめでたしでした。

彼も遠出しているのですから、免許証が無ければ困るでしょうしね。
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赤い足が美しい「セイタカシギ」

2011-06-21 18:02:22 | 水辺の鳥
同じく葛西臨海公園での風景です。
夏の「セイタカシギ」は足の色が赤色でとても派手で美しいです。
曇り空の暗い水面に、白と黒の羽の色、そして赤い足が浮き上がってとても綺麗です。

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