新鹿山荘控帳

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映画「ワーテルロー」

2019-11-26 18:02:56 | 芸術鑑賞
朝から冷たい雨が降ってます。外出を計画しておりましたが、泣く泣く中止です。ワイドショーも面白くないのでYou Tudeをあちこち検索し始めました。さいきんyouTubeが大きく改変されているのをご存じですか。なかでも昔の映画がそのまま上映されています。惜しむらくは、字幕なしの元々の言語で上映されることです。
本日見つけたのはあの「ワーテルロー」です。断片的にはYouTubeで紹介されていましたが、今回は2時間オーバーの本編です。使用言語がなんとドイツ語です。なぜドイツ語なのかよく分かりませんが、見始めました。
主人公のナポレオンは有名な俳優ロッド・スタイガーです。その他英国の総指揮官とか各部隊の将軍には、よく見かける俳優陣が並んでおります。

さて内容についてですが、ワーテルローの戦いは世界史でちょとかじっただけですからはっきりしません。それぞれの国のフランスとかイギリスとかプロシアとか自国の言語で話してくれれば良いのですが、全部ドイツ語です。どこの国の軍隊か全く分かりません。更に問題なのは軍隊の制服です。18世紀初頭のヨーロッパの軍隊の制服はきらびやかで豪華でおしゃれです。前線の兵卒までおしゃれです。騎乗した多分貴族の将校が派手なのは分かりますが。
それが各国同じようなデザインです。多分マニアの方なら帽子の飾りなどで区別が出来るのかもしれませんが、兵の制服にこんなに金を使うならもっと武器を充実させたらとつい思ってしまいます。
唯一区別できるのはフランスとイギリスの国旗だけでした。特にナポレオンに対向する連合国の軍隊が入り乱れてフランス軍に突撃していくのですが国旗が何時も写っているわけでもなく、よく分かりません。その上すべてドイツ語です。
史実では両軍がそれぞれ10万人、合計20万人を越える軍隊の衝突です。CGなどを使わない実写ですから迫力はあります。撮影当時のロシア軍が撮影に協力したそうです。

映画は凄いなと感心しながら2時間見たのですが、長久手の戦いならともかく登場する将軍たちの関係も分かりません。
それでウキペディアを見てみました。なんとかなりの分量の解説がありました。全文を読むだけでも30分はかかりました。両軍の軍団の構成図とか司令官の将軍の名前や当時の将軍の肖像画もたくさん。
戦闘の経過記録図も詳細です。各所での戦いも有名らしく、それぞれ詳細に解説されてます。じっくり解説を見ているうちに、先ほど観た映画のシーンが思い出されます。そのような史実に基づいて脚本が書かれているはずですから当然ですね。
ただ、ワーテルローを映画で検索して作品を確認しますと、ナポレオンはロッド・スタイガーですから同じです。多分言語は英語だったと思います。英語版のDVDはアマゾンにあるようですので、買ってみようか悩んでいます。

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