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新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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本の価値

2012-08-19 17:31:28 | 芸術鑑賞
今日も暑い日が続いています。お元気ですか。

さて5月の引っ越しに際して、蔵書の三分の一ほど始末しました。三分の二は読み続けたい作家と思い入れのある本です。
その思い入れのある本ですが、新居でのスペースや新しく買いなおす本棚の関係でもっと数を減らさなければならなくなりました。

できたら買ってもらえたらいいのですが、そんなつもりでネットで探しました。
E・S・ガードナーのペーリーメースンシリーズの早川ポケットミステリー(HPM)版です。百冊近くあります。何とか全冊そろえようと早川書房まで出かけたほどの思い入れです。

地方の書店でHPMを指定で買い入れますという広告を見つけました。早速全冊署名と初版か否かと発行年度の一覧表を作りメールしました。
ところが何と返事は、在庫が多く未整理の分もあるので買取はあしからずとのことです。私が売りたいと言う事は、他人も同様に持ちきれなくなっている事が多いということですね。

次に、講談社の江戸川乱歩全集があります。15巻です。これもネットで販売価格を調べたら15巻でなんと3,000円です。

確かに明治以降の初版本ならいざ知らず、私が持っているのは大量印刷時代の本です。

早速土曜日の古書だしの日のために、ビニール紐で縛っているのです。
他にも今考えている全集がありますが、これもたぶん捨てることになるでしょう。
勿体ない勿体ないというのは簡単ですが、全然読まない本を部屋に積んでおくのも無駄なことです。

引越からかなりのものを捨てています。でも、まだまだ捨てたりないようです。
残された時間の有効活用を考えると、その時間に採用されないものはすてるべきなのでしょう。
コメント
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