あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

いろいろ煮詰まりつつ…。

2008-04-13 18:31:46 | おしごと

久しぶりに画材をがすがす買いました…。といってもリーズナブルなサクラマット水彩を50本ほど買っただけなんですけれど…でも、この感じはひさしぶりだなあ。同人誌の表紙用のカラー原稿とかって手持ちのカラーインクちみっととか、透明水彩ちみっとで足りていたので…。(描く量が少なくなっていたということですなあ…。夏冬やっと1冊ずつとか。よくないでち。)
いちお、ごく普通の画用紙も用意しておきました。やっぱりこどもは机で画用紙で描くのがいいかな?と思ったり…。白い大きい画用紙も充分うれしかったもんなあ。水彩用のいい紙に描くのは、もちろん気持ち良いけど、失敗したら何百円もパーになるし…。

あと、モチーフの下に敷く布とか…家捜ししても、ろくなのなかったので、これもいろいろ買ってきました。描くのにあんまりむずかしくなさそうな、無地とか、ストライプとか、大きめのチェックとか…。

静物画のモチーフ、学校ではいつも事務室のおじさんが組んでくれていたのですが、いざ自分で組むとなると考えてしまうなあ…。あの花の値段とか、いろいろなポットやお皿とか、ごっそり置かれた果物の値段とか、あんまり考えたことなかった…。あ、でもそういえば、山型のパンが置かれていたとき、裏側からほじくられて、中身は学生に食われていましたっけ…。のんきな自宅生だったから、えー、モチーフなのにだれが食べちゃうの?なんて思っていましたよ…。ああ…なんかすいません。いろいろ苦労知らずで来ちゃってたんですね。下宿生のお友達の話なんかも聞いていたのに…そういえば、缶詰とかお米とかあげたこともありましたが、こう、どう考えても自宅生って生活のキビしさの切羽詰まり具合が違いますよね…。
でも、今のアタシならわかります。ひりひりわかりますとも。絵画教室の準備するよりアンタ、やっぱパートに出るべきだったんでない??って、わたしの中のツッコミおじさんがささやきますとも…。

で、モチーフのことなんですが、果物とかも組み合わせたいけれど、腐らせちゃうのもったいないなあ…とか、つーか食べたい…。バナナとか飾ってて過熟になったらケーキに焼きこむか…いや、もう今はそこまで考えなくてもいいんでは?

あと、トルコのミルク入れ(って言っても、今は装飾品としてつくられたものらしいですが)買いました。ほうろうで出来ています。ごっそり花も生けられそうです。それから、インドのマルチカバーも買いました。

それから、画材店では、漫画原稿用紙も買っておきました。これは自分のために…。
それから、画材店の掲示板に、お願いしたら絵画教室の案内とか貼らせてくれるみたいです。おかねいらないんだって!わあい、太っぱら。

でね、明日は広告打とうと思ってて、広告屋さんに行ってみようと思っています。1行いくら…の文字のみの広告なら、そんなに目玉が飛び出るほど高くはないので…。
で、それよりも、アタシ、長いこと水彩画とか描いてなかったから、まず何枚か描いた方が絶対いいと思うんだよね。…描けなくなっていたらどうすればいいのか。

長いこと離れていたものを、また引き寄せようとするのってタイヘンですなあ…。そして、まわりの学生の頃からの絵友達がすごく減っているのがさびしいなあ…。仲良かったともだちで、誘ったらきっと陶芸の部をやってくれそうな彼女とかいるのに、今は住んでいるところが遠すぎるよう。うわーん。あたしさびしい。でもがんばる…。
そうだ、彼女が里帰りしたときに遊びに来てもらえるようにしよう!



悲しみよこんにちは

2008-04-12 08:44:38 | Weblog
先週の日曜日に時間をつぶすために入った、フランスのアンティーク雑貨を扱っているその店の二階は喫茶になっていて、古いミシンとその椅子が置いてあったり、ほっそらしたカウンターがあったり。カウンターの椅子はわたしのしりにはちょっと小さいんだけども。そのカウンターの前に暮らしの手帳や、絵本やらにまじって、フランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」が置いてあった。おくづけを見ると、昭和三十年第一刷、平成六年第百十何刷…す、すごい、うらやましい…。

読み始めて、ハマる。主人公のおとうちゃん(やもめ)が、生活力に満ちていて、気前が良くて、いつも好奇心に満ちていて、女にモテて、そして飽きやすく…6ヶ月ごとに女を替える…って言うあたりが、ひと年食ったせいか大丈夫になってる。少女の頃だと、ここでひっかかっていたと思うんだ。だって、昔ならこんなあほうな男、赦せなかったもん…。だから、いまだに読んでいなかったのだと思う。 主人公の少女の名前はセシル。気ままな父親との放埓な生活に慣らされているけれど…うーん、そりゃもうかしこくて(試験はすべりまくったみたいだけどさ)デリケートな感じがした。

約束の時間が来たので、さわりの辺だけ読んで棚に返して、カフェオレ代を払って出る。あ、カフェオレは小さなボウルに入っていて、シナモンパウダーもふりかけてありましたよ。

…で、続きが無性に読みたくなったので、近くの古本屋さんに行ったり、自転車で行けるところではいちばん大きな新刊書店に行ったりするが、見つからなかった…。ほんとはその夜のうちに読みたかったのだが、結局、ネットで注文することに。送料無料のセブンアンドワイで頼んだので、届くまでにちょっと時間かかる…。レビューであらすじが目に入っちゃって、しまったと思ったり。

で、新刊で頼んじゃったわけだから、しばらくがまんしたんだけど、月曜日の夜のさんぽ中に飛び込んだブックオフに、そろっているじゃないですか、サガン。むきー。でも、そのときもがまんしたの。もうすぐ来るじゃんか…と思って。

でも、次の日のお昼過ぎて、やっぱりがまんできなくなって、ブックオフに飛び込む。はあはあ…。買っちゃったよ。にどまりには「バカ…。」と言われつつ、はあはあ。

うみゅー、おもしろかった…。読めてよかったです。若い頃読んでも、よくわかんなかったかもと思ったので、適当に汚れた(苦笑)今、読めてよかった。登場人物のみんなに感情移入できました…。もちろんそれは、この小説の力なのかもしれないけど。

そして、古本を読み終わったころ、セブンアンドワイから連絡が来てな。無事、新刊を受け取りましたよ…。ハハハ…。(力なき笑い…)これが、平成十六年第百四十二刷かあ…。
あっ、でも表紙が替わってた。古い方は、海辺のヨットと椰子の木なんかの絵なんだけど(線が黒くて太い絵でち…)、新版は、青いストライプのカーテンのかかる部屋のベッドに物憂げに座っている女の人の写真だった…。でもこれ、セシルじゃないよね?セシルはすごい華奢な子みたいだから。バッタみたいだ…とか、見られるようになるためには、あと二、三キロ太らなくてはだめよ。バタつきパンを持っていらっしゃい、なんて描写があったから。(時が経ったあとのセシルかな?)

つーわけで、今あたしの手元には、「悲しみよこんにちは」が二冊あるのでした…。


ひとりごと

2008-04-08 12:56:52 | Weblog
コミックマーケットの受付確認ハガキが届きました。
発行物のタイトル…「Zoojie(ときめき地蔵ちゃんマガジン)」っていうのが、きっちり印字されとります…。おりしも今日は花祭りですね…。

いつだったか、この季節に、岡山でイベントがあった日があったような…。多分、農業会館で。そして、イベント終了後、わたしは駅まで歩いて帰ったのですが、その途中にとある寺院があって、ちょうど甘茶がふるまわれていて、はじめて飲んだんですね。砂糖とは違う、ふしぎな甘さでした。うまく表現できないのですが…。
その時は、花祭りのことぜんぜん知らずに、わあお茶だ、と思って飲みましたです。お釈迦さま、お誕生日おめでとうございます。

…夏の新刊…どうするかなあ。

桜と銀杏

2008-04-05 02:22:54 | Weblog
夜、さんぽをして、小学校の桜と、神社の銀杏を見ました。桜は、そろそろいいかんじです。神社の銀杏は、大きな切り株から、ひこ生えがびっしり生えているのです。ずいぶん大きな木だったんだけど、何年か前に切られちゃって、でも、命はまだまだ残っていたみたいです。切られた幹は、初詣での時に燃やされて、みんなが暖を取っていましたよ。

魔法のキス

2008-04-04 11:57:57 | Weblog
せ、せーしゅんの汗のきらめく高校野球で、こ、こんなすごいことがおこっていたとわ!!

魔法のキス、ピンチ救う 智弁和歌山バッテリー
魔法のキス ニコニコ動画

あわわわわわ、キスが全国放送されていたという。そして、ほんとにキス後、ツーアウト三塁のピンチを切り抜けたという…。もけけけ。

こ、腰くだけましてなあ…。か、かわいらしい高校球児のアレ…と見えないこともないんですが…。ここは貴腐人として大騒ぎしておくのがよいでしょう…。
「大きく踏み外して」って書き込まれてたのが、うまい!と思っちゃいました。


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コメント欄にて通りすがりの方から「キスの部分は、放送はされていなかった」とのご指摘をいただきました。ニコ動に上げた方も、もうしばらくしたらこの動画、削除するそうです。…うん、どっちにしても、ちょっと失礼して…。(気絶)

ハワイのキカイダー

2008-04-03 20:20:23 | Weblog
2年ほど前に、ハワイに留学していたミポりんの情報によると、そのときハワイでは、キカイダーが大人気だったらしく、ジローを演じていた役者さんのサイン会などもあったそうだ。もう、かなりお年を召していらっしゃったのだけど、ハワイから呼ばれて、はるばるサインをしにいらしていたそうなのだ。ハワイの地元のおともだちに誘われて、ミポりんもサイン会に行ってみたら、すっごい人気で、みんな大喜びだったそうなんだ。ハワイの子にも大人気だそうなんだ。みんなキカイダーのTシャツ着てるし、そういうわけで、ハワイで、キカイダーの版権持っているひとなんか、億万長者になっちゃってるとか…はわわ。
「とことん石ノ森章太郎」の中でも、石ノ森作品が海外で大人気という話もされていたけれど、なんか、それを目の当たりにしてきた友人の口から聞くと、びっくりしました。

ビーナッツ

2008-04-01 09:32:24 | Weblog
「ロボットパルタ」で思い出したのですが、プチプチアニメの「ビーナッツ」が好きだったんですよね。すっごいワルなんだよ!(笑)宇宙の指名手配犯…の割には、いつもおなかをすかしているという…。
2作しか見ていないのですが、続きはないのかなあ。

ビーナッツ。ほら、ワルっぽいよね!


にどまり、少年に帰る

2008-04-01 09:19:47 | Weblog
NHKBSでやっていた「とことん石ノ森章太郎」。司会のアナウンサーがちゃんと石ノ森マニアみたいで、ゲストのどんな発言にも的確に返していらしたそうで。NHK、ヨイ人選なさった。
にどまりさんが録画していた、「人造人間キカイダー」特集の回を、少しいっしょに見ました。キカイダーは好きだったんですよ。ちゃんと主題歌も、あのサイドカー付きのオートバイで走るところも憶えています。

わああああ…、ドクターギル怖え…。そ、そして、笛を吹くドクターギルの後ろに、な、なんとロボットパルタがいるではありませんか!そういえば、ロボットパルタには、ハカイダーみたいな面差しのロボがでてきたよーな…。(すいません、話がそれました。)


しかし、ジロー、ほんとにすごい葛藤してますよね…。こどもの頃は「ふうん…。」と思いつつ、あんまりよくわからず見ていたけど、これは、人間の心のはたらきとおんなじだよなあ…と思っていたら、案の定、ゲストの精神科医さんが「これは、思春期の葛藤ですね。」と言われていたらしく…、そしてハカイダーは、ドラ息子なんだそうだ。たしかにそうかもしらん。

わたしは、キカイダー一本見て、なんか疲れちゃったんで(だって、濃いいんだもん…。こどものころは、こんなに濃いいなんて気づかなかったんだもん。)、他の部屋に行ったんですが、にどまりさんはえんえんと見つづけたらしく…放送されたもう一話のストーリーを熱く語ってくれましたよ。そしてその後で「少年汁出しすぎた…。(脳内に)」と、台所の食卓でへたっていましたとさ。…うん、出してると思ったんだよね…。

ロボットパルタはこんなの