あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

星は待っていてくれるかしら?

2011-02-07 22:06:56 | 人生

校長先生が、立志式のおはなしで、彗星を見つけたひとの話をしていらっしゃいました。

校長先生が、前に他の学校にいたころ、彗星を見つけて、自分の名前をつけたアマチュアの天文家を招いて、立志式に向けての講演をしていただいたことがあったみたい。

そのひとは「星が好きなら、今は星を見てはいけません。」って言われたらしい。

「今、星ばかり見て時を過ごしたら、かえって星から遠ざかってしまいます。今は、たくさん勉強して基礎を固める時です。星は、なくなりません。星は、待っていてくれます。」

そういうおはなしを、中学生に向かってされたそうです…。(又聞きの又書きなので、こまかいとこ違っているかもしれませんが…)

 

…なんか、切なくなっちゃったなあ。

好きなら、今は見てはいけない…なんて。そんなことできるかなあ…。

 

わたしは、今でこそ余生のような生活を送っているけどさ、昔は、とても焦っていたよ。

今、やらなきゃ、いつ死ぬかもわからないよ?…って思っていたよ。

星は、ほんとうに待っていてくれるのかな。そんなにのんびりしてて大丈夫かな…。

星なら、待っていてくれるかもしれないけど、今、描きたいこの気持ちは、描かなければ、霧のように消えうせてしまうかもしれないよ…なんて思っていたなあ…。

 

実際ね、たとえわたしが描いても、もう読んでもらいたいひとが死んじゃってる…みたいなことは、すでに起こっている。生きていても、もう会えないひともいる。

人間は、星よりも儚い。

 


仕事のおはなし

2011-02-07 08:56:41 | 人生

えーと。タリラリラーンと暮らしているわたしが、いまさら「仕事」の話をするのもおこがましいですが、大人になると感じるのは、どんなことでも、儲かろうと儲かるまいとも、やろうと思ったことは「仕事」と命名したほうが、周りの協力も受けやすいし、自分の心にもやましさを感じずにすむのだなあ…ということです。

いや、「儲からないと仕事とは言えないだろう。」とか、「儲からない仕事なんかやめちまえ。」「もっと金になることをしろ。」って言う人ばっかりがまわりにいたら、やりにくいのかもしれんけどな。

あーと、それから、もうすぎたことだけどさ、PTAの役員の仕事などを「わたし、仕事があるんですよ。」(←なんか途中で就職したらしい)って言って、2、3か月で放り出しちゃった人とかいて…これはなかなかムカついたなあ…。

だって言い方もあるだろう。ひとによっては「仕事をしているので、どうしても午前中の集まりには出られません。すいません…。土日などに出来ることは、できるだけやります。」っていう姿勢の人だっているのに、または、仕事をしたくてもまだ子供が小さかったりとか、もろもろの事情でまだ出来なくて、ちっちゃい子連れでPTAの役員引き受けてくれてるひともいるのに、「わたしは、(金を稼ぐ)仕事をしているからえらいんです。(ただ働きの)PTAの仕事なんかやってられないわ」的ニュアンスありありで言われてもなあ…。

ここで、任○堂のしゃちょうさんの話を思い出したよ。山梨にご自宅があるそうなんですが、そこの町内会の会合に、アメリカから飛行機で帰ってきて出席されたとか…。すげー。やっぱ、ほんとうに仕事のできる人っていうのは、そんななんだよなあ・・・って思ったよ。

まあ、やるときゃやらなきゃダメなのよってCKBさんも歌っていることですし。