作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

新しい春

2011年03月30日 | 日記・紀行

 

 

山の畑に上ると今年も桃の花がほころび始めていた。今年の三月もすでに去ってゆく。

十一日には東北地方に大きな地震と津波があり、多くの人の命が失われた。原子力発電所も災厄に見舞われ、今も現場では消防士をはじめ多くの人々が死闘を繰り広げている。

起きてしまった事故はいまさら取り返しはつかない。日本国がこの経験をどれだけ深く反省し総括し、未来の復活に生かしうるかに、国家と民族の力量がかかっている。

 

「眼は見るに飽くことなく耳は聞くに充つること無し。先にありし者はまた後にあるべし。先に成し事はまた後に成るべし。日の下には新しき者はあらざるなり」 

        (伝道の書1:8~9)

 

 

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