Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

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私は悪くないスイッチ

2014-04-09 23:57:49 | コラム

小保方氏「STAP作製、200回以上成功」 正当性強調(日経新聞の記事より)

以前事務系の仕事をしていたせいで女性ばかりの職場にいましたが、不思議な光景をよく見ました。
二人の女性社員が休憩で給湯室にいくと、程なくお局さんが偶然を装ってやってくるのです。
聞くところによれば、お局さんは自分を差し置いた会話を逐一監視していたようです。
面白いのは、社長や営業の男性陣がその事実に全く気づいていなかったことです。

以前いたバイト先の塾でもまだ中堅の女子大生講師が似たような事をしているのを何度か見ました。
女性たちは福本伸行先生のマンガでしかお目にかかれないような高度な心理戦を常日頃から繰り広げているようです。

もう一つ女性の芯の強さを感じるのが『私は悪くないスイッチ』です。
どんなに不利な状況に置かれても、これをポチれば自分は悪くないと思えるのです。

例えば、女友達同士は嫌いあうと仲直りすることはかなり難しいです。
塾でも男子生徒は話せば分かってくれますが、女子生徒は嫌われたら修復はまず不可能です。
そのこと自体、女性自身が一番良く分かっていますから、お互い細心の注意が払われます。
しかし、男性からすれば、それはもはやテレパシーに近い異能者同士の戦いです。

女性が頼りにしてくれると男性は嬉しいものです。
しかし、これもまた『私は悪くないスイッチ』の周到な下準備と言えます。
ですから、か弱く見える女性ほど実はこのスイッチの達人なのです。

それに対して男性がいかに単純な世界に住んでいることでしょう。
特に格闘技やスポーツ好きな男らしい人ほど素直で純朴な人が多い印象です。

ですから、男の僕には上記事の小保方さんが嘘をついているようには見えないのもしかたのないことです。

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