気持ち悪いとは何か？

7割がイラッとするFacebookの“リア充投稿”、気づかぬうちに自分も? （Economic Newsの記事より）

さて、非リア充の僕にとって誕生日はもちろんバレンタイン・デーやクリスマス・イブもただの平日、３６５分の１です。
でも人とは弱いものです。
どんなに強がっていても、人前でいちゃつくカップルには思わず「リア充めが…！」と苦々しい気分になります。

しかし、この気持ちを分析してみると面白いことに気づきます。
うち８割くらいは妬みだとしても、残りの２割はそうとばかりは言えない気が自分でするのです。

人は他人の自己満足に巻き込まれることを嫌います。
人前でいちゃつくカップルはその人の自己満足を見せつけられている気分になるのです。
酷いいいようですけど、端的に言えば「気持ち悪い」のです。

ではこの「気持ち悪い」とはなんでしょう？
養老孟司さんによればそれは「モノが機能していないこと」です。
例えば、人の腕だけがその辺に転がっていたら気持ち悪いです。
その腕が本来の「機能」を失っているからです。

これは気持ち悪い人や物事にも言えることです。
例えば、なにもないのにニヤニヤしている人は気持ち悪いです。
その理由が不明でニヤニヤが「機能」していないように見えるからです。

これは人前にもかかわらず、社会性という人としての機能を失ってしまったカップルにも言えることじゃないでしょうか。
（とはいえ、このブログにも大いに言えることですので、自戒の念を込めて、ですけど）
それに周りの反応が気にならなくなるくらいの幸せを僕もいつか手にしてみたいです…

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