昨年の積雪期の「中川開拓矢櫃林道~H364P~向ノ山」を登った時に、新九郎林道方面から作業道らしきものがつながっていた。
今回はその道路の確認にでかけた。
地形図を見ると、くねくねと不自然に曲折する林道の終点から尾根伝いに向ノ山まで作業道が続いているはずだ。
きっとそうだ。
そうに違いない。
絶対そうだ。
と信じての出発だ。
ご多分のもれず、ここでも途中からヤブ化が進んでいる気になる程ではない。
ヘアピンを曲がったら、北に向かうはずの道が、ヘアピン付近で途切れた。
回りの木の生え具合から、道を探す。
ここと決めて、法面を登ってみると、奥に進む道があった。
方向を確認し、まだヘアピンには到達していないらしい。
結構歩きやすい。
ルンルン気分で進み、道がなくなった場所で位置確認。
なんだか様子が変だ。
ブナ林とネマガリのヤブの中、尾根の方向から現在位置を特定するも、とても信じられない。
ヘアピンを700mも超えたことになる。
やはり信じられない。
カンニング用に持ち歩いているGPSを起動。
時間をかけて、再度確認するもやはり、進みすぎたようだ。
元の法下まで戻ると、進むべき尾根が見えるが、かすかな踏み跡さえ探すことが出来なかった。
今回は道探しが目的なので、ここで終了(敗退)。
途中新しく出来ていた林道を偵察して帰ることにする。
この林道は「オチケ林道」まで続いているようだ。
帰宅後、林班図(2013年度版?)を確認すると、林道終点は道が途切れた法下までとなっていた。
あるはずのない踏み跡を必至で探していたことになる。
GPSを使ってしまったことに、少し後悔。
(ここで道が途切れた)
(赤が歩いたルート。青が予定ルート)