荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

ブリューゲル展

2018年01月25日 | 散文
東京都美術館で開催中です。




開催早々は空いています。
観覧のコツのように思います。


空いている上に、写真を撮っています。


今回、2月18日迄の企画として、2階展示室の作品が「撮影可」なのです。
対象が少ないと思うでしょう?
多いのです!
では紹介します。








「サービス良いな」の声が掛かります。












この絵が今回の目玉でしょうか?




そして最近多い、記念撮影コーナーです。


精密画なのに小さな絵が多く素描も多いので、ちょっと目が疲れる展覧会です。
年のせい?
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亀戸天神/鷽替え2018年

2018年01月25日 | 散文
亀戸の街に鳥のオブジェがあります。


逆光の列に並ぼうとする人に警備員が言っています。
「3時間以上掛かります」


今年も鷽替えの神事の日がやって来ました。
「鷽」の字が「學」に似ているので天神様に縁がある鳥とされています。
但しその生態は、桜の密を吸って花びらを毟る、花散らしの渡り鳥だそうです。

この鳥の木彫人形は悪い出来事を「嘘」に変えます。
1年のこの日に(買い)替える事によって、悪いことは嘘だったとして捨て去って(神社で焼却)、新たな悪い出来事を嘘に変える人形を購入します。
そして毎年木彫りの鷽を取り替える事でリセットを続けて幸せに暮らす訳です。

3時間待ちの行列を追ってみます。
リセットしたい事、リセットしたい人が多いのですね。




残雪も寒いのも何のそのです。


「参拝だけの人はまっすぐどうぞ」との事なので、見物に来た私はまっすぐ行きます。
こんなに空いています。


天神様は梅の名所です。
梅が綻び始めています。


太鼓橋の向こうに本殿の屋根です。


太鼓橋の頂上です。
並んでいますねえ。


初詣より多いのではないですか?
来た事無いけど。


ここで木彫りの鷽を買い替えて、本殿でお願いします。




天神様は学問の神様です。
合格祈願の時期でもあります。


稼ぎ時です。




園児も訪れる鷽替えの神事です。

聞いたこと無いけど、故郷の天神様でもやっているのでしょうか?

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京成立石仲見世の1月ー2

2018年01月24日 | 散文
商店街を一巡して駅前へ向かっていたら、入り口の総菜屋に人だかりがあります。


撮影のようです。
緑のハンチング帽に短いコートを羽織って、手には大きな虫眼鏡を持った人が中心に居ます。


探偵のスタイルです。
この商店街を紹介しているようです。


この好い風情の商店街を皆に紹介したい気持ちは私も一緒です。




駅の反対側へ行って、帰って来ました。
撮影が終わったようです。
平素の風景が戻っています。


と思ったら、アーケードの中央部で撮影が続いていました。


素敵な商店街です。
いっぱい紹介して欲しいと思います。



コメント (2)
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京成立石仲見世の1月ー1

2018年01月24日 | 散文
今年初めての訪問です。


お~、これは凄いぞ!

近隣の小学校の生徒が描いた絵です。
それぞれ「賞」が付与されていますが、こんなにたくさんの賞を作るのも大変ですね。

賑やかな仲見世の中空の下を歩きます。


先ずは仲見世事務所へ行きます。
ここにはトイレがあるのです。


閉店が多い商店街で、年末に営業した商店が頑張っています。




相変わらず、人通りは少ないです。




人気店も頑張っています。




この店の総菜が美味しそうでした。


「当分」って、永遠ですかね。
だとしたら残念です。
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4年振りの大雪が降った朝

2018年01月23日 | 散文
東京に4年振りの大雪が降りました。
勤め人ではないので、ゆっくり起きて散策に出ました。


路地へ入ります。
今回の雪は、前回より溶けやすいようです。
気温が高いせいでしょうか?


それでも軒下に大雪の名残りがあります。








氏神へ行きます。
喪中だったので初めてのお参りです。


境内の園児は元気です。


境内にある浅間神社へ行きます。


富士塚にも雪が積もっています。


新雪を踏んで一周します。






一角にある「砂村囃子発祥地碑」にも雪です。


東京下町の雪の午前です。


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都電の在る風景/飛鳥山界隈ー2

2018年01月23日 | 散文
踏み切りを行きます。
駅に電車が停まっています。


路地を行きます。


下町にはこのような狭い道がよくあります。
木密度が高い街が各所にあります。


踏み切りに帰りました。


太子堂に出ました。
前出の不動尊や地蔵尊がすぐ近くです。
この一角はそういう場所らしいです。


駅のすぐ傍です。


後ろはマンションです。
大事にされている太子堂です。


駅脇に小路があります。




抜けると、桜の名所飛鳥山の下を都電とパトカーが走る本郷通りです。


今回のシリーズを終わります。
長らくお付き合い頂きましてありがとうございました。
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都電の在る風景/飛鳥山界隈ー1

2018年01月22日 | 散文
線路の向こうに飛鳥山が見えて来ました。
左手の建物の鋭角が好いです。


鋭角はコインランドリーです。


この路地を行きます。


居酒屋がありました。


振り返ります。
好いです。
その街にしかない味わいがあります。


さて、線路へ戻ろうとハンドルを切ったら、滝野川不動尊に出逢いました。


行ってみます。


怖い顔です。
地蔵尊のつもりで拝顔したので、ちょっと引きました。


なんと、隣には地蔵尊があります。
身代地蔵尊です。
身の代?

説明書きはありません。

この話、続きます。
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山谷労働者の周辺

2018年01月22日 | 散文
「日本キリスト教団日本堤伝導所センター」に山谷の再開発反対の垂れ幕が出されて久しいです。


建物脇では時々炊きだしが行われています。


伝導所センターの玄関には貼り紙が日焼けして色褪せています。
貼り紙には馴染みが無い言葉が並んでいます。

白手帳とは、
正式には「日雇い雇用保険手帳」ですが、表紙の色が白いのでこう呼ばれているようです。
引き続き貼り紙に記載の文言に触れます。
印紙を所定数貼れば失業手当(アブレ手当)を一定期間受給できるという、日雇い労働者の為の手帳です。
80年代にこの白手帳の支給認定が厳しくなり所有者が激減しました。原因は、認定に際して住民票の提出を義務付けた為です。日雇い労働者の多くが生活の中心としていた「ドヤ」は、宿泊施設としかみなされない為、たとえ生活実態の場がドヤであっても住民票を置くことを行政は認めません。
こういった事情がある為、ドヤ住まいの日雇い労働者やドヤへの支払いが厳しくて野宿になった人は、NPOや各種支援施設に住民票をひとまず置いて白手帳を確保した経緯があるそうです。
以上を知れば、貼り紙の内容が理解できます。


今の日本は企業収が好調です。
東京オリンピックを迎える経済活動も活発です。
でも昭和30年以降の高度成長時代の様な日本中で行われていた大規模な土木工事は無く、日雇い労働者を取り巻く環境に明るいものはありません。
昔からの労働者がそのまま高齢者となっています。
彼らはこの街以外に行く所はありません。
今日も山谷に救急車が来ています。


山谷の街で篤志家の支援が続いています。
ここは、「第二種社会福祉事業無料低額宿泊所」です。


「ナカヨシハイツ」や


「なかよしハウス」があります。


高齢と栄養不良で病気になりやすく、病気になっても貧困で医者に掛かれません。
「きぼうのいえ」があります。

医師や看護師の中には無給で治療を続けている人や、最期の看取りを続けている人が居ます。

前出の日本キリスト教団を初め、キリスト教関係の救済活動も続いています。
ここは聖フランシスコ教会です。


一般民家と同じ建物にあります。


「神の愛の宣教者会 山谷の家」です。


時々賛美歌が聞こえます。


「日本キリスト教団 山谷伝導所」です。




彼らの活動に敬意を払っています。


と同時に、この伝導所の色合いが気に入っている私です。



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山谷がホントに変わるー2

2018年01月21日 | 散文
「いろは会ショップメイト」商店街の西口に立っています。
何だこれ!?
声が出ません。


(去年迄の姿)


山谷の再開発の話が以前からあって日雇い労働者達が反対していたけど、とうとう実行したんですね。


商店街を東に行きます。


酒屋の店先のこの看板を覚えています。
今日も丹下団平が、酒粕が美味しいと教えています。


(去年迄の姿)




酒屋のポスターで、団平と呑んでいるのは店の主人だと思います。
商店街が「あしのジョーのふるさと」と銘打って、原作者のちばてつやと一緒になって、一大決心でテコ入れしたのが数年前です。
その時作ったポスターなのでしょうね。


廃墟の様な商店街を行きます。




一時は尾藤イサオを呼んで「あしたのジョーまつり」をやっていたのにね・・・。


この壁面画も朽ちてきました。


(数年前初めて見つけた当時の絵)


商店街に残っている看板は、前出の団平を除くと、この3枚だけです。






ホントに、矢吹丈は何処へ行くのだろう・・・。
この看板もポスターも、もう無い。




在りし日の「いろは会ショップメイト」の姿はこちらこちらを参照願います。
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山谷がホントに変わるー1

2018年01月21日 | 散文
記録として残しておきたくて投稿します。

久し振りの山谷です。今年初めてです。
お馴染みの「日本キリスト教団日本堤伝導所センター」です。


センター脇の商店街入り口には、いつものように日雇い労働者達がたむろしています。
今日は車座になって議論していました。


商店街の看板を見上げると、アーケードと横断幕がありません。


(去年迄の姿)


驚きというより、ショックです。
何だこれは!?

商店街を西へ行きます。

(去年迄の姿)


「いろは会ショップメイト」は道路によってアーケードが二つになっていましたが、この先もそのアーケードがありません。


ポカンと開いた空が青いです。


妙に明るくなった商店街を行きます。


(去年迄の姿)


黄色く保護された電線が空を横切ります。
何処か違う商店街に来たようです。


商店街を西に抜けた土手通り脇にはいつものように矢吹丈が立っています。
「どうしたのこれ?膝の力が抜けそうだよ」


この話、続きます。
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冬陽に映える武芳稲荷

2018年01月20日 | 散文
鬼子母神の武芳稲荷の朱鳥居に冬の陽が射しています。


稲荷社の朱色が映えます。






朱鳥居は大銀杏の周りを囲んでいます。






鳥居を行きます。




稲荷社を振り返ります。


視界が朱色に染まります。


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都電の在る風景/滝野川一丁目界隈

2018年01月20日 | 散文
都電の踏み切りに居ます。


新たな街の入り口には、新たな顔があるように思います。


この路地は抜けられるかな?


駅に出ました。


線路脇の山茶花の小路を行きます。


線路脇の印象的な店舗です。


踏み切りを渡って振り返ります。


きれいに剪定された、山茶花の道を行きます。


小学校へ続く踏み切りです。

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都電の在る風景/新庚申塚から西ヶ原四丁目界隈

2018年01月19日 | 散文
巣鴨の住宅街から踏み切りが見えます。


線路の向こうは西巣鴨です。
線路が街の境界です。


踏み切りを左右に渡りながら、二つの街を行きます。


時々線路を見ます。


遮断機が降りて、互いに顔を見合わせながら電車の通過を待っています。
ちょっと面映ゆいです。


西ヶ原四丁目の駅に出ました。


線路脇から電車を見送ります。




また踏み切りを渡ります。


また線路を見ます。

この単純な行為に飽きが来ないのです。

また新たな踏み切りが現れて、また新たな街へ入って行くのです。


この話、続きます。
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都電の在る風景/庚申塚界隈

2018年01月19日 | 散文
踏み切りを左右に渡りながら、庚申塚へ向かいます。
線路脇のこの路地を行きます。


電車が追い越して行きます。


電車が停まったあそこが庚申塚です。


踏み切りを渡ります。


袋小路です。


線路への道を探します。


古い住宅街から高層マンションが見えます。


新旧の建物の間に踏み切りが現れました。


古い家の軒先から高層マンションを見上げます。

このような、新旧の文化が混在する景色が好きです。
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今日(5日目)の大相撲1月場所

2018年01月18日 | 散文
国技館の切符売り場に白鵬の休場が出ました。
「本日満員札止メ」の張り紙も出ています。
切符売り場が開いていないということは、残りの10日間全て売る切符が無いという事です。
暴力事件や行司セクハラ事件があっても大相撲は大盛況です。


国技館前も凄い人出です。


入り待ちの群集です。


この時間は序二段や三段目辺りの取り組みです。
従って、入場しても席に着かないで、階段の周辺に「関取」の入り待ちで一杯です。


鬢付け油の匂いに振り向くと臥牙丸です。
彼は幕内に居たのですぐに分かりました。外国人だし。


幕下や十両の力士が国技館に入って来ます。
羽織を着ているのが十両以上のいわゆる「関取」です。




こちらは付け人でしょうか?
関取を待っているようです。


誰だか分かりませんが、待ち人がやって来ました。


次々と現れる力士に入り待ちの群集の中から声が掛かりますが、私には幕内力士以外は殆ど分かりません。






この人達は懸賞の幟を持って土俵を廻る人です(ウソです。他にも大事な仕事があると思います)。
つまり、幕内の取り組み準備が始まるのです。


幕内力士の入りを待っている群集を後にして、そろそろ家に帰ってTVの大相撲中継を観る事にします。
このとおり事件があっても大相撲は大盛況です。

・・・ずっと休んでいた鶴竜の優勝がアリの雰囲気です。
稀勢の里もそうすれば良いのに・・・。
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