荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

スカイダックに乗る

2014年09月24日 | 散文
庭に紫白の紫式部が咲いている。

日中はまだまだ暑いけど、季節は確実に巡っている。


中川船番所資料館前で水陸両用車「スカイダック」が水上を走り回るのを随分見て来た。

・・・やっぱり一度乗って見ようよ、と言う事になる。


で、いきなり水中へのダイブから。
思っていたより迫力が無い。
外から見るより飛沫が高く上がらない。

もっとも、写メだからシャッタータイミングが合っているかどうか疑問ではある。


バスガイドさん(やっぱりそう呼ぶと思う)が説明をしながらバスは走る。水上を。

走る範囲はガイドさんの後の橋の辺りから、


後ろの向こうに見える橋辺り。

結構広いとも言えるし、狭いとも言えるし、中途半端とも言える。


カヌーとは目線の高さが違う。

初めての視点で小名木川を望む。
新鮮!


大島小松川公園(風の広場)は荒川と旧中川に挟まれた島状の土地の一部である。
ここ小松川だけが、荒川以東に張り出した江戸川区である。
ずっと不思議に思っていたが、おそらく旧中川を区境いに決めたのであろう。

ガイドさんの説明で初めて知ったのだが、ここに小松川閘門跡がある。
バスから見上げた丘の上に見える。
今は、すぐ南側の荒川ロックゲートが使われて船が出入りしているのであるが、昔は小名木川が中川を真っ直ぐに横切った所に閘門が設置されていたのだろう。



ガイドさんの説明では、小名木川は、造った小名木川四郎兵衛の名から付けられたとか、ウナギが多く居てウナギ川と呼ばれていたのが訛ってオナギ川になった、とか。
また、この辺りで作っていた菜っ葉なので小松菜になったとか・・・。
随分勉強になって、資料館前の桟橋を上がる。

・・・最近、「閘門」づいている。
この間まで意味も分からなかった文字なのに。


お墓参りに行ったら紅白の彼岸花が咲いていた。

すっかり秋である。


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