荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

イタリアンレストランで、

2020年09月25日 | 散文

父方の叔父の墓参りに来ると最近はここで昼食にします。東京勤務になった時、母から「親兄弟と離れて遠くで亡くなった人だから、おばちゃん達は遠くてお墓参りに行けないのだから、アンタが親戚を代表してお墓にお参りしてね」と言われて始めた彼岸の習慣です。

 

春秋の年2回、もう30年を過ぎました。墓前で一度だけ叔父の息子すなわち従兄弟に出会ったことがあります。そんな薄い親戚関係ですが、父母が亡くなってからは、ここの墓を故郷の墓の代理のようにして墓前で手を合わせています。

 

とても繁盛しているレストランで、毎回1時間くらい待ちます。最初はたまたま入った店ですが、以降待ち時間があるのを承知で年2回来ています。ある意味ここでの食事を楽しみとしている墓参です。煙突を見上げます。ピザ窯がフル回転しています。

 

秋の風が煙りを曲げます。

 

見上げる秋の空です。

 

順番が来るまで庭の花を眺めます。

 

名前は分かりません。草花に疎いです。

 

今の時期の花だと思います。

 

こんなふうに草花を眺める時間がたっぷりあるのは久しぶりです。

 

暖かくもあり彼岸でもあって、ホンワリ子供の頃を思い出しています。

 

マツバボタンです。この花の名前は知っています。

 

子供のころよく行った母の実家にいっぱい咲いていました。

大事にして貰っていました。帰省したいなあ・・・

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