荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

蔵前橋の「首尾松」

2020年09月25日 | 散文

蔵前橋の西端です。いつもは素通りするのですが、古い石碑に興味を引かれました。

 

「首尾松」と読めます。

 

石碑の奥に説明板が有りました。更に植栽の奥の読みにくい位置です。読んで貰いたい意思が感じられませんが、興味が消失しないので読みました。

 

「首尾の松」です。由来については三つの説があります。三代将軍家光が絡む説。吉原での「首尾」を語った説。「ひび」が訛って「しゅび」となった説。江戸っ子は「ひ」と「し」の発音が混同するので、案外「ひび」説かな? いずれにしろ、何度も植え継いだ松は枯れてしまって無いそうです。

 

橋へ向かいます。そもそも蔵前は、江戸時代に蔵が集まっていた場所からできた地名です。

 

上流側にスカイツリーが見えます。

 

隅田川を覗きます。向こう岸は墨田区本所・駒形・石原界隈です。手前の階段から隅田川テラスに下りられます。

 

テラスに行く階段脇から橋を覗きます。隅田川を行く芸者を乗せた船の透かしがありました。上方には松でしょうか? これは先程の「首尾の松」でしょうか?

 

蔵前橋の欄干にも透かし絵があります。横綱土俵入りです。

 

先程の屋形船と芸者と首尾の松です。多分・・・

 

隅田川とテラスを覗きます。先程の説明板によると、100m程下流に首尾の松が有ったそうです。あの辺りでしょうか?

 

橋を行きます。上流にはスカイツリーです。

 

川面には作業船が下ります。

 

はしの2ヶ所に展望のスペースがあります。ここにも相撲取りの透かし絵があります。

 

真ん中の相撲取りを何かの資料で見た記憶があります。確か、大きな童子の絵だったと思います。成人後相撲取りになったけど、弱かった人だったと思います。間違っていたらごめんなさい。

 

蔵前橋から三角形の国技館の屋根を望みます。ここにある相撲取りの絵は、蔵前国技館時代の絵ではないかと思います。

両国国技館では9月場所の終盤戦です。朝乃山の逆転優勝に期待しています。

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