荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

太田道灌の「山吹の里」碑

2018年03月04日 | 散文
こんな石碑に行き当たりました。


説明書きがあります。
例の、太田道灌が狩りの途中に雨に降られて農家の若い娘に蓑を請うたところ、山吹の花を一輪差し出されて腹を立て、後から意味を知って己の無学を恥じた話です。
「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに 無きぞ悲しき」


あの話の舞台はここなの!?
改めて見ました。

随分古い石碑です。
説明書きには「あの話の場所は諸説ある」とも書かれていますが、この古さは説得力があります。

場所は初春の神田川脇です。


面影橋の袂です。


橋を渡った新目白通り側に面影橋の由来が書かれています。
この由来は何度も読みました。

ちょっと注意してちょっと足を運べば、通り慣れた場所でも思わぬ発見が有るものだと改めて思いました。
益々キョロキョロして走ります。
こら!またコケるぞ!
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「ハト屋パン店」の閉店

2018年03月04日 | 散文
下町人情キラキラ橘商店街へやって来ました。


数ヶ月振りです。


お馴染みのパン屋の様子がいつもと違います。


例の、TVの散歩番組とかでよく取り上げられていた、あの「コッペパンの店」です。

昔はカステラなんてのも作っていたんですね。

最近は老夫婦が少しだけ、この売上げで喰っていけるのかと思うほど少量の、しかもコッペパンだけ製造販売していました。


店頭の貼り紙を見ます。
とうとう閉店するんですね。

こうして街の風景が変わって行きます。
残念ですが、屋号は「ハト屋パン店」だったのを初めて知りました。


(在りし日のハト屋パン店を偲んで)






コメント (6)
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