フワフワと乗るもの

４月２５日、月曜日。
午後２３時４３分。
曇り。


家に帰ってきた時は
ぼんやりと星が見えていたけど
たった今は、ぼんやりと見えていた星は
雲の向こうに隠れてしまったようです。


春だなぁ…と実感するようになりました。
例えば
玄関から一歩出た時
どこかへ車で行って、車から降りた時
町のどこかで
などなど


花の匂いがしてきて、一瞬、天国のような
楽園のような
そんな所へ行ったかのような気になるくらい
春だなぁ…と
思うことがあります。(大げさかな？)


咲いているのは
どこにでも咲いているような素朴な
お馴染みの花なのだけれど
百合や薔薇のような匂いともちがうのだけど
鼻先にフワフワと届くのでした。



花によって匂いの強弱がありますね。
秋に咲く金木犀は言わずもがなで
遠くにあっても
風に乗って香ってきて
その芳しい風をキャッチできた時は、ちょっとした幸せ気分になるけれど


匂いがあまりない花というものもありますね。
花に顔を近付けて
クンクンとしてみても
“？？？”
となったりする
匂いがほぼない花もあったり
花の世界も個性豊かです。



モッコウバラは満開をすぎてしまったけど
元気に淡い黄色で咲いてくれています。
モッコウバラの下には
ボリジ、オダマキが咲いています。
ボリジとオダマキの間に、紫色の花が咲いているけど
あれは何て花だろうなぁ？


ボリジ、オダマキも紫色なので
ここはパープルなトリオとなっているようです。
モッコウバラが黄色だから
相性はなかなか良いのではないかな…
どうかな？


他には
シラー、ゲンペイギク、矢車草、
マツバボタン、紫蘭、クリスマスローズ、ゼラニウム、ハナハク
パンジー、ビオラ、ペチュニア
蓮華、アザミ、忘れな草
カモミール、ネモフィラ、ジギタリス
ツツジ、桜草、秋桜
ユリオプシスデージー、キャットテール、
シャガ、すみれ、撫子


…が咲いています。
オダマキ以降、正確に思い出せなかったので(流石の脳ミソ)
祖父母の部屋まで行って
外を観てきました。
そう…ブログを書いているうちに眠り込み
今は朝なので、外の景色が見えるのです。


窓硝子を開けると
やっぱり、花の匂いがフワフワと舞っているのでした。



でも、それでもまだ思い出せなかったので…
靴を履き
モサモサの庭まで行ってきました。
母が草花に水やり中で
ホースから流れ出るシャワジャワした音が
心地良かったです。



撫子、
咲いている姿を観た時は
感動…というより
懐かしいような、あたたかいような
言葉にするには難しい気持ちになりました。
寝たきりの祖母に目の保養をしてほしくて
昨年、買ってきた撫子だからです。


空から
“咲いたねぇ、綺麗だやぁ”
と、みんなで仲良く
愛でていてくれると良いな。



…にしても
我が家の庭は、モサモサすぎて
人に見せられるものではないです。
よそのお家で見るようなお洒落なお庭とは程遠い
我が家のモサモサでした。トホホ…(>_<)


でも、僕にとっては
祖父母や両親が植物を植えてきたばしょだし
ぶっきらぼうな飾り気なしのモサモサでも
ちょっとした心の楽園なのです。

では
良い日を！







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