Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

automatic

2011-10-09 | Weblog







彼女の存在を知ったのは、あれは確か小学校1,2年生の頃の渡り廊下。
何がどうして気になるのかは分からないけど、妙に気になる存在の女の子は
その数年後の中一の春、初めて言葉を交わすことになった。
中学校で最初の友達、それは、かつて渡り廊下で気になった彼女なのだった。


一見クールな女の子だったけど中身はかなりのホット?で
どんな無理難題にも応えてくれる心根が優しい彼女とは、みるみる打ち解けて
ディズニーランド、USJに行った思い出の半分以上は、彼女とのものだったりする。


一昨年の、あれはいつだったかな?
彼女が結婚するという報告を受けたのは、町の片隅の、或る待ち合わせ場所でだった。
何気なく彼女が言った結婚(婚約)の話は、
僕がお祝の言葉を発するより前に僕の心のずっと奥の
渡り廊下で妙に気になった頃よりずっと奥の、僕にも分からない源流のようなところまで届いて
いつの間にか
僕の中に、一瞬の隙をついて祝福のお天気雨が降って来た。


妙に気になる彼女は今日が誕生日。
ジョン・レノンさんと一緒ってところが、『カッコイイー…』と毎年思う。
毎年毎年、そう思ってはジョン・レノンさんの曲を弾く。
今日も『誕生日おめでとう』と伝えたら、とても元気そうな返事がかえってきて、僕は安心した。
たったそれだけで、僕も幸せ気分になれる。
僕の心はお安いもんなのだ。
彼女が何処かで幸せでいると、僕もオートマチックに幸せ気分になれる。


そんなふうに、
渡り廊下で出会った彼女のように気になる君を
僕の知らない源流のようなところから、オートマチックに想うのだ。
幸せ色した青空の王者
そうであるように白いピアノで、Imagineして。
















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金銀色 | トップ | ゆるやかな午後、日曜日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事