4月26日、水曜日。
午前6時55分。
曇り。
曇り空です。
天気予報では、今日は雨なのだそうだから仕方ないね。
災害さえなければ、車の運転気を付けたりとか
色々と気を付けて何事もないなら
雨も時には必要なのだもんね?
春から初夏へと季節は向かおうとして
ついこの間、見付けた花の蕾は日に日に成長していて
雨は、きっと
恵みの雨となるのでしょうね。^^
蕾や、まだ柔らかな葉に落ちる雨は
なるべく、しなやかで優しい雨だったら、春雨らしくて良いなと
思いながら目と脳ミソがショボショボです。(眠いです)
春の雨に、憧れがある気がします。
イメージなのだと思うけど
そっと降って
全ての草花や木々を潤すでしょ?
雨は、ほんの時々、強く降って
人々を困らせたり
自然の形を変えてしまったりするけど…
春雨は、しなやかに優しく降るイメージがあるためか
命の源というか
全てを包むような、やわらかな包容力のイメージの、そんな春雨です。
そこが好きです。
前にも書いたかもしれないけど
“春雨”というと母がつくった人形を思い出します。
思い出すというか、思い浮かべるというか
我が家にあるのですよ、その人形。
かなり古くなってしまったのだけど
ずーっと我が家に置いてあります。
母が言うには
昔、祖母(母の母)と一緒に手芸を習いに行っていたのだったかな?
そこで作成されたもの…って、昔、聞いた覚えがあります。
覚えは覚えでも、いつものうろ覚えなのだけど。(ノ_<)
その人形は、舞妓さんだか芸者さんで
ふと、足を止めて
傘をさそうとして
ほんの少しだけ開いた和傘を持っている姿です。
もしかしたら、雨が上がって
傘をすぼめたところかもしれません。
どちらか分からないけど
春雨の風景の一瞬を捉えた作品で、昔から好きでした。
舞妓さんだか芸者がまたステキで
黒い和服に花柄か何かの柄が入っていて
カンザシがきらきらゆらゆら揺れて
色白で(僕とは違って)
綺麗だなぁと、子供の頃は眺めたですよ。
今は、和服の色は薄くなってしまって
人形の硝子ケースも壊れてしまったけど
でも、あいかわらずに、ずーっと人形の彼女は
春雨の風景の一瞬の中で美しいのです。
その人形の題名が
“春雨”
というわけです。
だから、春雨という言葉から思い浮かぶのは
シックな和服の、一瞬の大和撫子です。
母の母の方の祖母は、僕が小学校の頃に
珍しい病名の病で亡くなって久しいけど
時々、こんな感じで、ふと思い出します。
今でも思い出の中で優しいおばあちゃんです。
憧れの女性は、祖母二人ですから
思い出せるのは大歓迎です。
しかも、好きな春雨で思い出せるのだから、ありがたいです。^^
優しいおばあちゃんだったけど
1つ、実は後悔していることがあってね
祖母が入院しているときにお見舞いに一度行ったことがあって
その時、恥ずかしくて
“ラーメン食べたいから来たー”(お見舞いの後ラーメンの予定だった)
…なんて、いくら恥ずかしいからって
そんな言葉を言ってしまったことがあったのです。
でも、優しい祖母は何にも怒るでもなく、
笑って(微笑んで)いたっけ。(T_T)
それが最後の祖母だったっけ。
会えて嬉しかったのにバカな子供でした。
今なら、もっとましな言葉を言えただろうに。
時を越え、ここで懺悔してしまいました。m(_ _;)m
今でも大好きな祖母です。(両祖母)
春雨、好きな雨です。
雨でも心はホンワカ晴れで
カゼひかないように
良い日を!
*