真の王者はどこにいる?
大きないのち、小さないのち
大きいも小さいも、ないのかもしれないな
さまざまな命
守ってあげられる力もなく、大きなものに、飼い慣らされてるのは僕ら
飢えて死んでいく動物たちから目を逸らしちゃいけないと
所詮、僕らの血や肉になる運命だったとしても
それでも生きようと
最後の最期まで、力尽き、朽ち果てていくまで
生きようとしていた命があったこと
無人の町で、僕らと同じ命があったこと
忘れちゃいけないって
声もない命を黙って見つめる時
過去から未来へと命のバトン、純真な命の連鎖を
繋いできた豊かな奇跡に
溢れ流れるのは、僅かながらの僕らの命
君の命、僕の命
ここにあるから
僕の手は頼りない手だとしても
想いながら生きてます、夏の中