明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、ここ最近の流れとして、デジタル化が避けて通れない情勢です。でも、アナログ波が完全になくなるわけではありません。
「デジタル化したからワッチをやめる」というのではなく、今まで受信したことがないアナログが残存するジャンルに挑戦するのもありでしょう。そうすれば、まだまだ受信という趣味はこれからも長く続けていけるはずです。
せっかく買った受信機をもっともっと活用するためにも、受信ジャンルの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
さて、ここ最近の流れとして、デジタル化が避けて通れない情勢です。でも、アナログ波が完全になくなるわけではありません。
「デジタル化したからワッチをやめる」というのではなく、今まで受信したことがないアナログが残存するジャンルに挑戦するのもありでしょう。そうすれば、まだまだ受信という趣味はこれからも長く続けていけるはずです。
せっかく買った受信機をもっともっと活用するためにも、受信ジャンルの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
2014年は、業務無線はデジタル化の波がどんどん高くなるのでしょう。
こちら仙台でも、タクシー無線は1/3がデジタルに移行致しました。
この勢いですと、今年のうちに半分以上はデジタル化されてしまうと思われます。
受信機に装備されている逆トーンスケルチも、何れ役目を終えると思われます。
消防無線も、元日の通話試験を無事聞く事が出来ました。
果たして来年の元日は、アナログで聞けるかですね?
一方、鉄道に関しましてはいつも通り平穏な通話が聞こえております。
以前の元日は、初詣列車が多数出ており無線も賑やかですが最近は本数もめっきり減り、通話頻度は少なくなっております。
とはいえ、現在の所はデジタル化の波が聞こえてこないCタイプ。
聞こえるうちは、しっかりと聞きたいですね。
名鉄の無線、裏でその様な事が有ったとは知りませんでした。
確か、昔のRL誌(AB誌?)に鉄道ではありませんが、一波同時通話の業務無線について書かれていたと思いました。
日立?製の無線機で、電力会社向けだったみたいですが、実用化されたのかどうかは定かではありません。
さすがに昔の受話器はもう無いのですね。
今年は、聞けるものを聞けるうちにたくさん聞いておくことが重要かと思います。
後悔しては元も子もありませんからね。
一波同送は、結局何らかの問題が生じたのか元のFMに戻してしまいましたね。
せっかく日立が鳴り物入りで開発したのに、当の電力会社向けも今ではデジタル化されてしまいましたし。
そういえば、20年ほど前に東野電気が430MHz帯用の一波同送無線機を出していました。
当時の『CQ ham radio』でも広告が掲載されていました。
実際に運用していた人はいたのでしょうか?
AB誌では、毎回の様に登場しておりましたね。
特殊な秘話(確か、ローリングスクランブルでしたか?)を搭載し、アマチュア無線で秘話が使えるという大変珍しい無線機でしたが、案の定お堅い某組織からの激しい圧力により販売中止になってしまいました。
今になって、買っておけば良かったと後悔しております。
「聞太」という受信機もあのメーカーでしたね。
横のボタンを押すと秘話の解読が出来るという隠しコマンド?機能は、今でも忘れられません。
最近あの会社、耳にしませんが倒産してしまったのでしょうか?
「鳴物入」で有名でしたマルハマの様に。
あの会社の受信機を買わなくて良かったです。
値段が安い分、感度が悪いと聞いておりました。
東野電気は会社としては存続しているようですが、昔のように無線機器を独自開発せず、一販売店として活動しているようです。
ストリートビューで見ると、「町の無線機やさん」という風情です。
http://goo.gl/maps/xlxJL
「聞多」シリーズ、懐かしいですね。
今から思えば、当時は「とがった」受信機が多かったように思えます。
受信機の可能性をいろいろ探っていたのかもしれません。
マルハマが「鳴物入」を出したのも、このくらいの時期でした。
マルハマは受信趣味をメジャーなものにするため、販路をカー用品店やディスカウントストアに求め、さらに電波や無線通信のイロハすら知らない人たちのために、わざと感度を上げていたそうです。
その辺の事情は、こちらのブログに詳しく書かれていますのでご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/sekiradiolife/archives/51346052.html
鳴物入のマルハマですが、知り合いがこの受信機を持っており、よくCタイプやTC接近無線を聞いていた様ですが、ある日突然電源が入らなくなってしまい、修理しようにも既に会社は倒産した後でしたので、泣く泣く修理を諦めました。
現在は、ユピテルを使用している様です。
30年前は、今では殆ど存在しないメーカーから各種受信機が発売されておりましたね。
ユピテルを始め、ミッキーインダストリー、八潮通商、ベルテック等々色々な会社で受信機が販売されておりました。
今でも、私は八潮通商のサムホイールハンディ機と、メーカー不明のモービルスキャナー「サンダー2000」なる受信機を持っております。
AR8200様、このサンダー2000のメーカーはご存知でしょうか?
メーカーが分からず困っております。
サンダー2000は、知り合いから出所不明の安定化電源と一緒に譲り受け、現在これで消防無線を聞いておりますが、一度安定化電源からの電気が断たれると、また最初の周波数「140.00MHz」にリセットされてしまいます。
周波数の変化は上昇「140.00→159.99」の一方通行で、目当ての周波数から行き過ぎてしまうと、また一から始めなくてはならない面倒臭い受信機です。
八潮のサムホイール機は全然使っていないですね。
付属のホイップアンテナがやたら細く、アンテナ端子とイヤホン端子がΦ2.5の極細プラグで大変使い辛い物でした。
とはいえ、今では貴重な受信機。
これからも大切に使いたいと思います。
あいにく、サンダー2000は存じ上げません。
周波数表示が7セグLEDの受信機だったら、雑誌で見たような記憶がありますが‥‥。
お役に立てず、すみません。
私が『ラジオライフ』を読み始めたころ、裏表紙の広告はフェアメイトでしたね。
10年たつと、新たなメーカーが起こったり、既存のメーカーがなくなったりしてしまうかもしれません。
私がRL誌を購読してから、丁度今年で30年になります。
フェアメイトのハンディ受信機は、使い辛い物でしたね。
スライド式のボリウムとスケルチ、それにアンテナ端子とイヤホン端子はΦ2.5でしたし。
署活系が聞けるタイプの物は、352MHzから聞けましたので、A/Bタイプが受信出来ます。
ただ、その当時は352MHzに列車無線が導入される前でした。
確か、364MHzに山手と京浜東北の無線が割り当てられていたと思いましたが。
この無線は、JRになっても暫くは使われておりましたね。
無変調の中に、数秒おきにギャラギャラと流れる変わった無線でした。
私も、東京へ行った時は聞いておりましたが、余りにもギャラギャラ音がうるさく受信機のスイッチを切ってしまった記憶があります。
手元に、’84―9月号があります。
表紙は八重洲のFT―209で、受信機使用レポートはジャパンインダストリーズのSX―400です。
この受信機、仙台では売られておらず取り寄せだったと思いました。
AR2001は仙台でも簡単に売られておりましたね。
364MHz帯の旧Aタイプは、自分の受信機では聞いたことがありません。
秋葉原のトヨムラがT-ZONEとしてオープンした当初、5階で陳列されていた受信機で受信した程度です。
そういや、T-ZONEも今はなくなってしまいましたね。
こちらの手元には、1987年11月号が一番古い『ラジオライフ』です。
この号は鉄道無線特集で、26年を経た現在でも十分通用する内容だと思っています。
本当は、1986年11月号が最古の『ラジオライフ』なのですが、どこかに行ってしまいました。
ということで、仙石CTCさんの方が受信歴が長いようですね。
私が最初に聞いた業務無線はやはり警察で、「PCh」と呼ばれておりましたね。
最初に聞いた受信機は、ディスカウントストアで売られていたフェアメイトのSPH―500というラジオでした。
ラジオですから、AMとFMも入り、別のバンドでVHFテレビ放送からエアバンド、それに警察無線が聞こえる物です。
確か、PBバンドで108~176MHzを受信出来ました。
ただ、あくまでもラジオなのでスケルチは無く、無線の通話が無い時はザーザー鳴ってうるさかったです。
何せ、周波数調整がダイヤルを回すバリコンなので、警察を聞いていたらいつの間にかアマチュアバンドに変化していたというお粗末な受信機でした。
久しぶりに押し入れから引っ張り出して聞いてみましょうかね?
他にも、ソニーのAIR―7もどきの中国製受信機(形番はMK―26)等でも聞いておりました。
当時は高級な受信機など買えず、安い中国製受信機でチマチマ聞いていたのです。
警視庁の無線でしたら、当時アナログは連続キャリア方式(無変調)でしたのでスケルチは必要有りませんが、宮城県警は通常の無線でしたのでスケルチが必須でしたね。
Pch‥‥懐かしい響きですねw
私が受信を始めたころは、警視庁が最後の砦でした。
近隣県はすでに完全デジタル化を果たし、警視庁と高速系ぐらいしか残っていませんでした。
受信改造した八重洲無線のFT-23を使っていました。
外部電源がないため、寝しなに受信しているとバッテリー切れのアラームで目を覚ますということもよくありましたね。
完全デジタル化でアナログのキャリアが停波したときは、「無線機が壊れたか?」と思いました。
当時140MHz帯だった東京消防庁の救急無線はちゃんと受信できたので、「その日」を覚った次第です。