前回に引き続き、アルインコのDJ-X11の使用感などを検証していきます。今回は、誘導無線の感度をチェックしてみました。
検証では、通話がないときでも常に無変調が出ている以下の3路線で行っています。
まずは東京メトロ各線。ホーム上でも、十分な感度で受信できました。一方、車内でも駅間で誘導線が横に張られている限りは、何の問題もなく受信できます。駅で誘導線がホーム下にあっても、駅間より多少感度は落ちるもののしっかり受信できました。
これなら、ティーアール無線研究会のIRアンテナが必要ないくらいです。もちろん、IRアンテナを使えば感度も上がることを付け加えておきます。
今度は京急です。さすがに、京急はホーム上でも内蔵アンテナではあまり受信できません。ときどきスケルチが開くのみで、IRアンテナの助けを借りないとダメなようです。
駅構内でこのような状態ですから、車内でも内蔵アンテナでの受信は困難を極めます。意外と京急は受信しづらいですね。
なお、余談ですがNDBの受信実験も行いました。受信対象は、373kHzの館山局。IDはPQで、出力は2kWです。東京23区北西部の自宅から、短波ラジオであるイートン社の「G6 AVIATOR」と比較をしてみましたが、結果は惨敗でした。
G6 AVIATORでは中波ラジオのカブりを受けてかろうじて受信できましたが、DJ-X11では内蔵バーアンテナでも、IRアンテナでもダメ。ノイズのみです。
DJ-X11のAMは信号強度に応じて変調音の大きさが決まるようで、微弱な電波だと音量が小さく聞こえます。それなので音量を最大にしてみましたが、NDBの信号をとらえることはできませんでした。
最近の広帯域受信機は、長波の受信感度がよくなってきています。一応、DJ-X11でもそれがある程度証明されたといえそうです。
検証では、通話がないときでも常に無変調が出ている以下の3路線で行っています。
- 東京メトロ東西線(基地局185kHz)
- 東京メトロ千代田線(基地局245kHz)
- 京急本線・空港線(基地局130kHz)
まずは東京メトロ各線。ホーム上でも、十分な感度で受信できました。一方、車内でも駅間で誘導線が横に張られている限りは、何の問題もなく受信できます。駅で誘導線がホーム下にあっても、駅間より多少感度は落ちるもののしっかり受信できました。
これなら、ティーアール無線研究会のIRアンテナが必要ないくらいです。もちろん、IRアンテナを使えば感度も上がることを付け加えておきます。
今度は京急です。さすがに、京急はホーム上でも内蔵アンテナではあまり受信できません。ときどきスケルチが開くのみで、IRアンテナの助けを借りないとダメなようです。
駅構内でこのような状態ですから、車内でも内蔵アンテナでの受信は困難を極めます。意外と京急は受信しづらいですね。
なお、余談ですがNDBの受信実験も行いました。受信対象は、373kHzの館山局。IDはPQで、出力は2kWです。東京23区北西部の自宅から、短波ラジオであるイートン社の「G6 AVIATOR」と比較をしてみましたが、結果は惨敗でした。
G6 AVIATORでは中波ラジオのカブりを受けてかろうじて受信できましたが、DJ-X11では内蔵バーアンテナでも、IRアンテナでもダメ。ノイズのみです。
DJ-X11のAMは信号強度に応じて変調音の大きさが決まるようで、微弱な電波だと音量が小さく聞こえます。それなので音量を最大にしてみましたが、NDBの信号をとらえることはできませんでした。
最近の広帯域受信機は、長波の受信感度がよくなってきています。一応、DJ-X11でもそれがある程度証明されたといえそうです。