8月27日に三才ブックスから発売された『鉄道無線のすべて2009-2010』。私も早速購入したので、感想を述べてみたいと思います。
今回の内容で好感が持てるのは、具体的な交信例が増えたこと。前回同様、全体の作りとしては鉄道ファンに鉄道無線への興味を持ってもらうような構成ですが、前回は交信例があまり掲載されていませんでした。
しかし、今回は西武池袋線での公衆立ち入りや京浜東北線の人身事故の模様が、発生から運転再開まで一連の流れとして掲載されているのです。鉄道無線を初めて聞く人にとって、このような具体的な流れがわかるのはいいことではないでしょうか?
ほかにも、現在進行中のJR東日本の首都圏在来線デジタル化情報や、「ピーギャラ」の空き線信号である私鉄のNEC式列車無線の機能紹介も掲載。あの「ピーギャラ」にはこんな意味があったのかと、目から鱗でした。
また、今回の最大の特徴は、周波数データが別冊付録になったこと。本文の内容が増えたことで別冊化したようですが、結果的には持ち運びに便利になった気がします。
ちなみに、本誌の分量は前回と変わらず159ページ。やはり、周波数データが別冊になった分だけ内容が濃くなった感じです。
前回は初めての鉄道無線本ということで、手探り感たっぷりという印象でした。しかし今回はブラッシュアップされ、しっかりとまとまっているように思えます。おそらく、読者からいろいろ意見や要望があったのでしょう。
前回のがさつな作りで辟易した人も、今回は買う価値があるかもしれません。
今回の内容で好感が持てるのは、具体的な交信例が増えたこと。前回同様、全体の作りとしては鉄道ファンに鉄道無線への興味を持ってもらうような構成ですが、前回は交信例があまり掲載されていませんでした。
しかし、今回は西武池袋線での公衆立ち入りや京浜東北線の人身事故の模様が、発生から運転再開まで一連の流れとして掲載されているのです。鉄道無線を初めて聞く人にとって、このような具体的な流れがわかるのはいいことではないでしょうか?
ほかにも、現在進行中のJR東日本の首都圏在来線デジタル化情報や、「ピーギャラ」の空き線信号である私鉄のNEC式列車無線の機能紹介も掲載。あの「ピーギャラ」にはこんな意味があったのかと、目から鱗でした。
また、今回の最大の特徴は、周波数データが別冊付録になったこと。本文の内容が増えたことで別冊化したようですが、結果的には持ち運びに便利になった気がします。
ちなみに、本誌の分量は前回と変わらず159ページ。やはり、周波数データが別冊になった分だけ内容が濃くなった感じです。
前回は初めての鉄道無線本ということで、手探り感たっぷりという印象でした。しかし今回はブラッシュアップされ、しっかりとまとまっているように思えます。おそらく、読者からいろいろ意見や要望があったのでしょう。
前回のがさつな作りで辟易した人も、今回は買う価値があるかもしれません。